北嶋誠のブログ

私の考えていること、言いたいことなどなど。

かるちあ農園コンサート「ヒューマン・ファーマーズ25周年交流コンサート」

2013年12月31日 21時51分28秒 | Weblog

 下館労音の流れを引き継いで続けてきたかるちあ農園も、かれこれ30年以上にもなる

 今年も12月1日、結城市民文化センター展示室でコンサートを開くことができた。
 「ヒューマン・ファーマーズ25周年交流コンサート」と題して、ゲストのいわき雑魚塾
と結城うたごえ喫茶のみなさんとともに、ささやかながらもほのぼのとしたコンサート
になった。
 東日本大震災と福島原発事故以後は、それまでの食と農、憲法九条と平和、などに加
えて、原発ゼロを目指す集会やコンサートが増えて、その分野での創作も進めなければ
ならないことになり、余裕がないような充実していたような日々が続いてきた。
 それだけに、今回はゆっくり交流しながらのコンサートにしたいと思っていた。
 このところめっきり腕前を上げてきたいわき雑魚塾と二年前から始めた結城うたごえ
の皆さんと、のんびりできたように思う。
 今回の出演メンバーは、北嶋誠、佐藤せいごう、亀井秀明、久保田秀幸、吉川路子、
大泉和美の6名であった。
 バンジョープレイヤーの亀井秀明は、久しぶりの参加だった。亀が浦島太郎になって
いなければ良いのだが。
 今後は、メンバー一人ひとりの見せ場をもっと作っていかなければならないとは思う
のだがレッスン時間がなかなか取れないという問題もあり、何とか工夫してでもやって
いかなければならないだろう。

視覚障害者としてできること

2013年12月31日 21時37分55秒 | Weblog

 日本国憲法九条を改悪して、戦争をする国づくりを目指す安倍内閣は、反発する国民
世論の壁は厚いと察したか、いよいよ手を変え品を変えての攻勢を強め、まさに暴走内
閣本領発揮の様相を呈してきた。
 いきなり九条とはいかないとみて、憲法改正の承認を得るための国民投票の国会議員
発議を、三分の二から二分の一にするという第九十六条改変を企んだ。
 しかしこれも、立憲政治を破壊するものだという改憲論者を含む広範な批判の声が上
が強まる中でストップされている。
 それでも執念深い安倍首相は、米軍の足軽部隊となって戦争をすることができるよう
にするため、さらに憲法解釈を変えて集団的自衛権の確立を狙ってきている。
 これが通ると、九条のもとでも戦争ができることになり、憲法九条の形骸化が一層進
ことになる。そしてその後に、実態に合わない憲法は改正をというのだろう。
 その一里塚として、11月27日には、参議院本会議で集団的自衛権行使作戦会議とも言
うべき日本版NSC・国家安全保障会議設置を決めた。
 さらには、戦争に反対する国民の自由と民主主義を封殺する特定秘密保護法を、何が
何でも制定しようというのである。
 このようなきな臭い中で、戦争ともなれば使い物にならず、生き抜くこともできず、
ただ非国民と呼ばれるだけの視覚障害者も活動を強めている。11月21日には、ストップ
特定秘密保護法視覚障害者アピールを発表し、国会議員などに送付した。
 11月23日には、東京都障害者福祉会館において、音楽評論家や作詞家など多方面で活
躍する湯川れい子さんの講演会があった。主催は視覚障害者九条の会。
 前日まで、ポール・マッカートニーの来日公演に帯同して取材していた湯川さん。音
楽は理屈の要らない一体感を呼ぶ平和の原動力であると。
 もちろん、音楽そのものにも、平和のメッセージを伝える力がある。
 私たちなりに、与えられた条件の中で、努力し活動することは多々あるということだ
ろう。