北嶋誠のブログ

私の考えていること、言いたいことなどなど。

8・29 nowarデモ IN結城

2015年08月17日 19時32分06秒 | 

8・29 nowarデモ IN結城


  戦争 no!  憲法違反 NO!  強行採決 NO! 
  だから戦争法 NO!

  私たちは、安倍内閣が強引に推し進める安保法案(戦争法案)に反対します。

 ○みんなで戦争反対!  憲法違反はやめろ!
  勝手に決めるな! の声をあげましょう。
 ○どなたでも参加できます。 デモ行進の途中からでもぜひご参加ください。
 ○プラカードを持っての参加、大歓迎です。
 ○戦争に反対する請願署名にもご協力ください。

日時  8月29日(土) 15時30分 文化行事スタート
     文化行事  15時30分から
           ヒューマン・ファーマーズライブ 平和のうたごえ など予定
     集会    16時から
           主催者あいさつ 各界あいさつ  など予定
     デモ行進  16時30分から
           結城駅南方面
           アクロス出発~ジョイフル山新前~結城駅南口~アクロス解散

会場  結城市民文化センターアクロス一階展示室
    デモ行進は結城駅南方面

主催  戦争法案に反対する結城市民の会

連絡先  TEL・FAX 0296-33-5931 佐藤

敗戦の日のお言葉と式辞

2015年08月17日 19時29分27秒 | Weblog

 8月15日、恒例の全国戦没者追悼式典で、対象的な内容のあいさつがあった。
 その一つは、天皇のお言葉だ。「過去を顧み、先の対戦に対する深い反省とともに、
再び戦争の惨禍が起こらないことを節に願います。」「戦争による荒廃からの復興と発
展に向けた国民のたゆみない努力と、平和の存続を切望する国民の意識に支えられ、我
が国は今日の平和と繁栄を築いてきました。」と述べた。
 主権在民を規定した憲法の下での、象徴天皇として、全国民とともに平和を希求する
姿勢である。
 もう一つの安倍首相の式辞は、反省の言葉はなく、無味無臭。ごくありきたりの追悼
のあいさつだった。
 しかも権力者らしく、上から目線の安倍さんらしいあいさつだった。
 この前日、14日に発表された安倍首相談話では、既にその本音ともいうべき思いが
表明されていた。
 侵略戦争や植民地支配といった文言はあったが、羅列されただけで全くの他人事。過
去の誤りとしての反省はなかった。
 ただ、その過去の誤りについては、「痛切な反省と心からのお詫びをくり返し表明(
歴代政権が)してきた。」と過去形で述べ、今後は謝る必要はないという姿勢。
 侵略戦争と植民地支配に、反省とお詫びをした上に、憲法九条を活かした平和外交を
広げ、近隣諸国からの信頼を回復した人の」言葉なら理解もできるだろう。
 だが、侵略を認めず、反省もお詫びもない人のセリフではない。
 そして最後には、日米同盟による戦争をする国づくりを意味する、積極的平和主義を
掲げて歩むと、本音を述べてまとめた。
 天皇と安倍首相の姿勢の違いは、立憲主義の下にあるかどうかという見方もできる。
 日本は立憲君主制で、日本国憲法では、天皇の権限は、象徴天皇としての国事行為の
みと規定されている。
 一方の安倍首相は、立法・司法・行政の三権のうち、行政の府である内閣総理大臣と
いう権力者である。
 二人の共通項は、憲法99条(憲法擁護の義務)「天皇または摂政及び国務大臣、国
会議員、裁判官、その他の公務員は、これを尊重し擁護する義務を負う。」ということ
にある。
 憲法に照らしてみると、天皇は憲法の規定通り、これを忠実に遵守した言動を心掛け
ているようである。
 しかし一方の安倍首相は、立憲主義を否定し、憲法を擁護するどころか、解釈改憲を
推し進め、憲法九条の破壊につながる新安保法案の強行採決を企てている。
 まったく憲法九条も九十九条もあったものではない。これが、法の支配の下にある内
閣とは、とても信じられない。
 もちろん、安倍首相の目標は、これに留まらず、現憲法を改悪し、新憲法の制定で、
自衛軍を創設し、大手を振って戦争をする国にすることである。
 日本国憲法前文に記述されている「再び政府の行為によって戦争の惨禍が起こること
のないように」に、危険信号が点灯している状態だ。
 ただ、天皇の平和を願う姿勢は、単なる憲法の遵守ということだけではないように想
う。安倍首相による、憲法破壊、立憲主義の否定の姿勢にこそ、危機感を覚え、これを
牽制しようとする思いの表れではないのか。そう考えるのは、私だけだろうか。

これからも憲法フォークジャンボリー

2015年08月17日 19時27分32秒 | Weblog

 笠木透さんの提唱で始まった憲法フォークジャンボリーだが、彼のいなくなった後も
、彼の創作した歌はますます歌われていくだろうし、歌づくりや憲法フォークジャンボ
リーをはじめとして、彼の企画や運動は、仲間たちがそれぞれのスタイルで継承してい
くに違いない。
 8月2日には、憲法フォークジャンボリーin東京の第三日目が、新宿区の東京労音大
久保会館で行なわれた。
 わがヒューマン・ファーマーズは、ここのところ恒例?の少数精鋭で、北嶋誠、佐藤
せいごう、久保田秀幸、大泉和美の四名の出演であった。
 各チームの出演時間として10分間が設定され、この間に何をどう表現するのか、そ
れぞれの個性や創造性が発揮される。
 今回のヒューマン・ファーマーズは、情勢に照らして「米を作って飯が食えねえ」と
「平和の暦」の二曲を演奏した。
 安全保障関連法案という戦争法案が、国民世論を軽視して、今国会で何が何でも成立
させようとする安倍内閣の暴走政治がまかり通っている。
 今後、これがさらに狂暴化するのか、国民運動でこれにストップをかけるのか、いよ
いよ正念場である。
 この情勢に対応して必要なのは、戦争法案ストップの集会やコンサートであり、憲法
ジャンボリーなどの場合ではない、という議論もある
 もちろん情勢に対応した行動は、真に機会を逃さずに機敏にというのが鉄則である。
 しかも、この安保法案が、この8月にも強行採決されたと仮定すると、早ければ来年
にも、米軍の引き起こす戦争に自衛隊が手下となって参戦し、殺し殺されることになる

これは、実質的な憲法九条の破壊となるため、今はこれをすとっぷさせるのが最重要だ
と思う。
 しかし、当面の戦争法をめぐる状況がどんな方向に動いたとしても、安倍内閣の狙う
ところはここに留まらない。
 究極の目標は、憲法九条と戦争の放棄を規定した日本国憲法そのものを破壊し、安全
保障の名の下に、問答無用に正々堂々と戦争を遂行するための新憲法を制定することに
ある。
 だから、無力とか微力とかいわれる私たちにとっては、文化でたたかう手法の一つと
して、憲法フォークジャンボリーは、これからも草の根運動として、各地で行なわれて
いくだろう。

本音の暴言が相次ぐ

2015年08月17日 19時24分51秒 | Weblog

 安保法案、沖縄の米軍基地移設、川内原発再稼働、TPPなどをめぐり、暴走する安
倍内閣にも、国民世論と運動の広がりを受けて、やや焦りも出てきたのだろうか。ここ
のところ、安倍首相の取り巻きのお友だちさんから暴言や湿原が相次いでいる。
 ましてや、安倍首相自身が、衆議院委員会開会中に、質問する野党議員に大して「早
くしろよ」などとヤジをとばして、後で陳謝したり、「国民の理解が進んでいない」と
しながら強行採決するなどのお手本を見せているので、お友たちの皆さんもいつになく
張り切っているようにもみえる。
 また党首討論では、「ポツダム宣言はつまびらかに読んでいない」「安保法案の説明
は正しい、私は総理大臣だから。」などと国民無視の傲慢な発言が繰り返されている。
 元NHK放送委員の百田直樹氏は、NHK委員当時から暴言マンとして著名だったが
、自民党の若手国会議員の勉強会で、「沖縄の二つの新聞社はつぶせ」などと発言、そ
の直後には「あれは冗談だった。本当につぶしたいのは朝日、毎日、東京だ。」などと
言いたい放題だ。その自由な言論で、言論の自由に露骨な圧力をかけてきた。
 磯崎首相補佐官は、「法的安定性は関係ない」と発言し、立憲主義を否定する安倍首
相の、真に立派に補佐役を貫いている。
 「戦争には行きたくないなどと、安保法制に反対する学生は利己的だ。」とか「基本
的人権、平和主義などの戦後教育が間違っていた」などと発言した自民党の武藤孝也代
議士。まさに生存の自由も言論集会の自由も許さない、まるで「戦争に協力しないのは
非国民」とした戦中の暗黒政治家の思想そのものである。
 こうした暴言失言について、簡単に区別してみると、暴言は故意に、失言はついうっ
かりということなのかも知れない。ただ、暴言であろうが失言であろうが、判っている
ことは、何れにしても彼らの本音であることには違いないということだ。
 このような立憲主義否定、国民不在の人々が、国を牛耳り、いわば極右やファシズ
ムの台頭といった危険な方向に進んでいることを、アジア諸国のみならず、欧米のメデ
ィアや政界までもが懸念している。
 この国の主権者国民自身が、運動を起こすなどの明快な意思表示をすることで、今後
の展開がきまっていくだろうし、海外からの信頼も獲得できるだろう。

戦争法より、九条を活かして平和外交

2015年08月17日 19時12分15秒 | Weblog

 暑いし、仕事は忙しいし、睡眠時間も少ないし、疲れる。愚痴ばかりこぼしたい時に
、国会では国民不在の強行採決、しかも戦争法案とは。
 暇もないし、ブログなど書いている場合ではないのだが、立憲主義が否定され憲法九
条が破壊されようとしている情勢にあって、主権者国民の一人としては、手をこまねい
ている場合ではない。
 国会周辺では、戦争法に反対する人々の、怒りの集会やデモが、連日繰り返されてい
る。地方でも、多彩な草の根運動のアクションが繰り広げられている。
 私としては、この運動の中に、できることで積極的に参加している。もちろん、文化
でたたかうヒューマン・ファーマーズの活動もそうだが、このブログも、ささやかだが
自分なりの行動である。
 とにかく、ただ手をこまねいているより、自分にできることで、即刻に行動すること
、表現することが肝心だと思う。
 いよいよ次は、戦争法案が参議院で議論される。国民の理解が進んでいないと、安倍
首相」自身が認めながらも、実際には国民不在の暴走政治を突っ走っている。
 国会での戦争法案をめぐる論議の中で、維新の党や民主党が、衆議院では対案を提出
した。
 集団的自衛権行使の名のもとに、米国が引き起こす世界中での戦争に加担する戦争法
の枠内では、対案というより、与党案がいよいよ行き詰った時のための救済案としか思
えない。
 これでは、維新の党や民主党が、自民党補完勢力と言われても弁明できないだろう。
 国民世論に応えるためには、参議院で徹底的に討論し、戦争法の危険性と憲法違反の
内容を暴露し、廃案に追い込むことだ。
 じゃあ、安全保障のためには何をすればいいのか。答えは明快である。
 戦後70年、憲法施行後68年、戦争を放棄し、平和な日本を保持し続けてきた日本
こそが、日本国憲法第九条を活かして、平和外交を世界に広げ、貫いていくことしかな
い。
 7月18日に、茨城アジア・アフリカ・ラテンアメリカ(AALA)連帯委員会によ
る「バンドン会議60年シンポジウム報告集会」が水戸市内で開かれた。
 この中で取り上げられたのは、アセアン(東南アジア諸国連合)の実践である。
 インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシアなど、体制が異なり、これ
まで争いを繰り返してきた東南アジアの10か国が、徹底的な対話外交で、絶対に戦争
をしない共同体づくりを進めてきた。
 アセアンの特筆するべきところは、この流れをさらに北東アジアにも広げ、北東アジ
ア諸国連合づくりを呼びかけていることである。アセアンから、対象国となる日本、中
国、韓国などに呼びかけているのだが、最も反応が悪いのが日本政府である。
 このような、徹底的対話で、戦争をしない平和国家共同体づくりを進めることこそ、
本当の意味での積極的平和主義と言っても良いのではないだろうか。
 このことについては、国内では、東アジア共同体構想として、日本AALAや日本共
産党などが提唱し活動している。他に、海外での実例としては、最近発足した中南米カ
リブ海諸国連合やEU(ヨーロッパ連合)などもあげられる。
 日本こそ、憲法第九条を活かして、積極的平和主義外交としての、東アジア共同体づ
くりを、真に先頭に立って進める立場にあると思う。

戦争への道を止めるのは

2015年08月02日 18時17分46秒 | Weblog

今、どうすれば良いかとなれば、日本国憲法を活かして、「政府の行為によって、ふ
たたび戦争の惨禍が起きようとしている。戦争への道を止めるのは、国民の不断の努力
である。」
 戦争法案を、7月14日の衆議院委員会で強行採決、翌15日の衆議院本会議で強行
採決、という事実だけを見ていると、「またいつもの茶番劇」「不満はあるけど仕方な
い」というような、決して賛成ではないけれど、諦めや無力感が漂いかねないことが、
これまでの慣例だったようにも思う。
 これは多分に、NHKをはじめとする大手メディアによる報道が、国民の視線でという
よりも、権力側に立ったいわば上から目線であることも、大きな要因の一つでもあると
思う。
 しかしこの間、日本の若者たちが、米軍の手下となって、殺し殺される戦争に動員さ
れていくことなど、危険な内容が、国会の論戦などを通して明らかになってきた。
 何よりも、戦争の放棄を規定した日本国憲法に違反し、戦後70年間、そして憲法施
行後68年間、平和主義を貫いて信頼を回復してきた国から、再び戦争をする国になろ
うとすることであり、極めて危険な法案である。
 国会を取り巻く人々の叫び、列島各地に広がる集会やデモなど、今回ばかりは、国
民世論の様相が明らかに違っている。
 各種世論調査をみても、今国会での法案成立に反対が八割前後など、国民大多数の声
となっている。
 憲法学者や裁判官、弁護士など、専門家のほとんどが違憲の法案だと批判している。
 安倍内閣の支持率は、30%台へと、二度目の安倍内閣としては最低ラインにまで急
落している。
 しかも、ルールを守らない安倍首相は、この国の子どもたちには、どのように映って
いるだろうか。
 憲法第九条の平和主義はおろか、基本的人権の尊重、主権在民、三権分立、地方自治
、果ては第九十九条の、憲法擁護の義務に至るまで、憲法のあらゆる条項が踏みつけに
されている。
 一国の総理大臣が、これだけ憲法を守らず、そのうえ子どもたちに、憲法違反の教育
を押し付けようとは。
 まさに憲法は、この安倍首相のようなファシスト権力者が登場し、暴走して国民に苦
難を課すことがないように規定されているのだと思う。
 したがって、戦争をする国づくりをめざす暴走政治を止めるのは、不断の国民世論と
運動以外にない。
 

憲法フォークジャンボリーin東京 2015

2015年08月02日 18時16分21秒 | 

恒例の憲法フォークジャンボリーin東京です。
 ヒューマン・ファーマーズの出演は、8月2日(日)の15時10分からです。

日時  7月31日(金) 午後4時から8時
    8月1日(土) 午後1時から8時
    8月2日(日) 午後1時から7時

会場  新宿区大久保一丁目9ノ10 東京労音大久保会館RSアートコート
     ℡ 03-5273-0801

入場料  前売り 1000円  当日 1200円

出演(2日)  ヒューマン・ファーマーズ kotobuki 玉城まさゆき 他

改めて農業・食の安全・TPP

2015年08月02日 18時14分11秒 | 

 このところ、農業や食の安全など、政府や財界によってあまりにも軽んじられてはき
たが、実際には国民のいのちと暮らしに関わるこの重大なテーマに関して、改めて考え
る集会が続いた。
 6月29日には、ひたちなか市勝田高校で茨城県母親大会が開催された。
 農民連・茨城県西農民センター結成後の27年間は、この大会の過半数に参加し、そ
のほとんどは農業・食糧の分科会に出るようにしてきた。
 今大会の食の安全とTPP」の分科会では、特に輸入食品の安全性の問題と、日本農業
への影響などについて話し合われた。
 助言者の横浜税関のT氏による説明では、溢れる輸入食品の不安な実態と、港でのチ
ェック検査体制の不備、などの問題点が明らかにされた。
 思い返せば、例えば、ポストハーベストアプリケーション(収穫後の農薬処理)によ
る残留農薬、有害な食品添加物、遺伝子組み換え食品など、輸入食品に関する基礎知識
を、彼らとの共同運動を通して、学んできたものだった。
 このT氏は、茨城県西食健連が、毎年実施している横浜港輸入食品実態見学ツアーで
お世話になっているお馴染みの方なので、何度も聴いた話ではあるが、多くの国民消費
者には、まだまだ知らされていない現実であるので、今後も大いに語ってほしい。
 もちろん、情報を得た私たちが、さらに周囲に伝達していく役割を担っていかなけれ
ばならないのだが。

 その茨城県西食健連の総会が、7月4日に行なわれた。私も関わって、全国食健連の
結成に呼応して、地域食健連としては、いち早くに立ち上げ、地道に活動続けてきた。
 直接的な実利につながる運動ではないが、食べ物の安全性や健康との関わりについて
は、国民誰しもが関心のある問題だと思う。
 地元で穫れた安全な農産物を食しながら、学習し交流して、「国民の食糧と健康を守
ろう」「日本には農業と農村が必要だ」という国民合意形成に向けて活動してきた。
 これからも、全国の運動と連携した草の根運動として、ささやかなりとも楽しく継続
していきたい。

 7月4日には、茨城食健連の総会が行なわれた。会場は、石岡グリーンパレス。かつ
ては農村研修館と称し、農民連や食健連の学習や運動の舞台として何度となく活用され
てきた。
 思い返せば1988年頃だったか。税関や港湾の労働者、農民運動全国懇談会(後の
農民運動全国連合会)、消費者などが連帯して、国民の食糧と健康を守る全国統一行動
が起こっていた。これが食健連の始まりである。
 同じ頃、茨城食健連の前身である農業と食料を守る茨城県懇談会(茨城農業懇)が結
成された。当時、茨城県西農民センターを結成し、茨城県農協青年連盟にも関わってい
た私は、この農業懇結成にも参加することになった。
 当時は、全日農茨城県連(翌年に茨城農民連と改称)、茨城県農協中央会、一部の農
協や生協なども参加していた。
 その農業懇の最初に開いた大集会が、同年11月5日に水戸市千波の花みずき公園で
行なわれた、国民の食糧と健康を守る茨城県民集会だった。
 ここに期せずして登場したのが、百姓フォークを自認するわがヒューマン・ファーマ
ーズ(北嶋誠、佐藤せいごう)であった。
 ここから27年。農民連や食健連とともに、長く活動を続けてきた。「食と農を守れ
」と、明快な目的を以ていたからこそ、ヒューマン・ファーマーズは今も健在なのだと
確信している。

 そして今、農畜産物の輸入関税撤廃や、輸入食品の残留農薬や食品添加物の規制緩和
などを迫るTPP交渉が緊迫している。
 これは、日本農業つぶしの総仕上げになるだけではなく、一国の食糧主権、経済主権
、国家主権をも侵害する不平等条約である。これで利益を得るのは、米国の多国籍企業
などごく一握りに過ぎない。
 いのちと暮らし、独立と主権を守り抜くため、当然のたたかいはまだまだ続く。

結城うたごえ喫茶

2015年08月02日 18時11分56秒 | 

 思い返せば、東日本大震災の年の夏から、二か月に一回のペースで開催してきた結城
でのうたごえ喫茶も、6月27日(土)で23回目を迎えた。
 その数年前から、かつては一世を風靡したうたごえ喫茶が、静かなブームとなりつつ
あることは知っていた。
 結城でも、うたごえ喫茶開催の要求が広がってきていて、かつてうたごえ喫茶の取り
組みに経験のある私に、伴奏も含めてのノウハウを活かして進めて欲しいと、白羽の矢
が立てられていた。
 私自身の都合としては、時間的な余裕もなく、はじめは気がすすまなかった。
 だが、うたごえ喫茶を開きたいとの希望を持った中高年の女性6~7人が、企画運営
のスタッフをかってでたことから、私もそれならと同意して始めた。
 私の都合で、毎度毎度開催日を決めなければならないため、毎回ごとにはがきや電話
などでお知らせしている。また、客席も30席程度なので、大量宣伝するのも良しあし
である。
 そんな中でも、二か月に一回ということが定着してきたためか、このところは満員化
ほぼ満員という状態が続いている。
 参加者は、七割から八割が女性で、うたごえ喫茶の常連や合唱団員も多少はいるが、
ほとんどの人はうたごえ喫茶初体験とのことである。
 したがって、リクエスト曲も多種多彩で、歌や音楽も商業主義に毒されている昨今に
あっては、歌や音楽の多様性を知るだけでも良い傾向かとも思う。
 何れにしても、歌の上手さなどを競うようなものではないので、ぜひ気軽に参加して
みてほしい。
 とにかく、先ずは一度は体験してみることが肝心。

 次回の結城うたごえ喫茶は、8月30日の日曜日、午後2時から4時です。
 場所  JR水戸線結城駅南口より下 車徒歩七分
     結城市中央町 喫茶店 星菓子(こんぺいとう)
     ホテルルートイン結城店の南側
 会費  1000円(ケーキ&ドリンク代含む) 歌集用意あり

パソボラ結城の活動をもっと

2015年08月02日 18時09分12秒 | 

 茨城県視覚障害者協会(日盲連)結城支部によるパソコン交流会は、一年三か月を経
て会員も増え、毎月の定例会の他に交流会も行なうなど、順調に続けられている。
 特に、今まで引きこもり気味であった人や友人のいなかった人などは、心強い仲間の
存在を知ることにより、さらに積極的に社会参加するように変わっていくのである。
 近隣市町村の視覚障害者組織では、解散や活動停滞という状況が多いという中で、新
たに活動を始めることや会員を増やすことは、貴重な事例となり、他組織への叱咤激励
にもなっていると思う。
 ただそれにしても、障害者のみで学習を深めていくのは、諸々の不自由さがあり困難
さが伴い、難問山積といいうことが現実であるといえる。
 それまで頼りにしていたパソボラ茨城は解散になり、茨城県ITサポートセンターは人
材不足ということでは、途方に暮れるという情けない事態にもなりかねなかった。
 そこで、パソボラ結城を結成したのである。ここには、結城市及び近隣市町村の視覚
障害者のみならず、その他の障害者から健常者まで参加していただき、視覚障害者用音
声パソコンを基本としながら、パソコン技能向上を目的に学習と交流を進めている。
 このパソボラ結城の充実を図ることで、パソコン交流会への始動協力や視覚障害者の
情報通信の不自由を解消し、社会参加促進の一助ともなればと思っている。
 皆さんの、パソボラ結城への参加ご協力を期待している。