北嶋誠のブログ

私の考えていること、言いたいことなどなど。

ゆうき市文化祭 かるちあ農園コンサート

2015年11月18日 17時28分40秒 | Weblog

2015年 ゆうき市文化祭 かるちあ農園コンサート

 「ヒューマン・ファーマーズと仲間たちのピースライブ」

 戦後・被爆70年、今なお続く戦争と放射能汚染。
「福島 沖縄と 茨城をつないで」
 そして、自由と平和を求めて歩き続けたフォークシンガー、笠木透を偲んで歌おう。

出演
 大震災原発事故からの復興を! 福島 いわき雑魚塾
 基地も戦争もない沖縄を! 沖縄 玉城まさゆき
 食と農、環境と平和を守れ! 茨城 ヒューマン・ファーマーズ
 結城うたごえ喫茶の皆さん
 三線演奏
 大正琴愛好会

日時  2015年 11月29日(日) 午後1時 開場  1時30分 開演

会場  結城南部中央コミュニティーセンター

入場無料

出演者 プロフィール

玉城まさゆき

1964年 アメリカ統治下の沖縄コザ市に生まれ育つ。15才で歌い初め、現在は関東を
中心に音楽活動。
沖縄フォークDNAを受け継ぎ、しなやかに突き刺すメッセージと叙情性を併せ持つ
シンガーソングライター。
東京労音でライブシリーズ「風の轍」を主催。
毎回、志ある多彩なゲストを迎えて開催しております。

いわき雑魚塾
 いわき市のさくらんぼ保育園父母の会が突然変異したフォークグループ。
 「どこに出しても恥ずかしいグループ」と評されたことも過去の話。
 大震災、原発事故など、幾多の試練を乗り越えて大きく成長。
 笠木透氏の指導支援のもと、オリジナルCD文庫「でれすけ原発」を発表。
 福島原発事故を告発する表現者として活発に活動中。
 代表曲「でれすけ原発」「ヤマユリの花」「福島の海よ」など。

ヒューマン・ファーマーズ
 結成満28年。食と農を守れ!と、百姓フォークを一貫して歌い続ける。
 同時に、環境、原発、非戦平和など、ウイングを広げて、益々旺盛に活動中。
 野良の叫びから世界情勢まで。レパートリーは約100曲。
 田畑や雑木林での野外コンサートから、憲法フォークジャンボリーまで。
 個性豊かな群雄割拠、広域に生息し、文化でたたかう表現者集団。

主催  かるちあ農園 ヒューマン・ファーマーズ

問い合わせ  090-4845-9070 北嶋

パソボラ結城総会&懇親会

2015年11月18日 17時26分57秒 | Weblog

10月28日、パソボラ結城(パソコンボランティアの会結城)の総会&懇親会を開
いた。
 会そのものの結成は、昨年4月に確認して、ゆっくりと活動を開始していた。
 ほぼ同時にスタートした、茨城県視覚障害者協会結城支部の有志によるパソコン交流
会は、毎月一回の定例会を開いているが、この交流会への、訪問サポートという形式で
の支援協力が、パソボラ結城としての最初の活動である。
 このパソコン交流会は、既に19回開催され、この活動を通して、視覚障害者協会も
パソボラ結城も会員を増やしている。
 この様な経緯もあって、この度開いた総会は、結成総会ということにもならないので
、第一回総会と称することになった。
 視覚障害者の三大不自由の一つ、情報通信の不自由を解消して、情報バリアフリー化
の一助となすことが先ず重要な目的である。
 ただ、これまで存在していたパソボラ茨城とは違って、ほとんどが音声パソコンは初
心者という視覚障害者が主体の、いわばサークル活動のような会なので、そう大それた
ことはできない。
 むしろ視覚障害者の相互支援といえば大げさかも知れないが、つまりは助け合いの会
でもあると思っている。
 したがって、主な活動の一つに、交流会や懇親会など、会員の心の結びつきを深める
活動を重視して取り組むことにした。
 総会後は、早速会場の隣のお寿司屋さんで、盛大に懇親会を開いた。
 気心の知れた仲間同士になると、みんな大きな声でよく喋る。周囲の目の気にならな
い私たちにとって、こういうことはよくある。これは、電車の中などでも同様である。
かえって、同行している正眼者のほうが気恥ずかしいくらいかも知れない。
 また、視覚障害者の男性は、お酒好きが多く、よく飲む傾向にある。特に、日本酒党
が多いようである。
 飲み始めたら、建設的で健康的?な話題で盛り上がる。次回の新年会やら暑気払いの
計画もすぐに決まってしまう。
 だが実は、このような当たり前のことが、引きこもりも多い障害者にとっては当たり
前ではないのだ。
 パソボラ結城が、そんな人たちにとって、社会参加への第一歩になっていただけると
幸いだとも思っている。

産直まつりで怒りの歌

2015年11月18日 17時23分57秒 | Weblog

10月24日、二年ぶりで阿見産直まつりへの出演だった。だがこの日は、天気もい
いのに腹の虫が収まらなかった。
 もちろん、阿見産直まつりに文句があるわけではない。むしろ、出演その他のことで
、いつも楽しみにさせていただいている。
 野外特設ステージの空白時間をなくすため、便利に利用していただいているのだが、
わがヒューマン・ファーマーズにとっては、演奏時間を毎回たっぷりいただけるので、
これを勿怪の幸いにしている。
 昼食には、地元食材ををふんだんに使った特性カレーライスと元気汁が登場するので
、お代わりしていただいている。
 演奏の合間には、長芋、レンコン、ホウレンソウ、シイタケ、トマト、など野菜の買
い出しをした。旧知の農民連会員と、久しぶりの会話もできることもうれしい。
 さて、肝心の演奏のほうだが、情勢をにらんで「これでいいのかTPP」「米を作っ
て飯が食えねえ」と歌い始めた。
 先ごろのTPP閣僚会議で、大筋合意という流れがあったため、この辺で怒りが沸々
と沸いてきた。
 そもそも国益に反するTPPには参加しない旨の国会決議があり、自民党の大半の国
会議員が、反対を選挙公約にして当選している。
 ということは、国会決議違反、選挙公約違反ではないのか。またまた国会を冒涜し、
国民を愚弄する所業だ。
 また、一貫した秘密交渉だったが、これは、中身が国民に分かれば反発が強まるから
だ。そもそもが、政府が国民には秘密裏に外交交渉を進めるということなど間違ってい
るのだ。
 そして、この大筋合意とは何だ。大筋が決まって子筋は決まっていないのか。強引に
妥結にもっていくための手法にしても、まさに詐欺的だ。
 この中で、最もはしゃいでいるのが日本政府だ。守るべきものは守ると言っていたが
、農産物については米国に大盤振る舞いで、ほとんど譲りつくしてしまった。いったい
どこの国の政府なんだ。
 挙句は、国内農業への影響を鑑み、しっかりと対策をとるなどと、心は既に先へ飛ん
でいる。これも、あきれた国家的詐欺だ。
 今月は、安倍内閣の改造があったため、野党は憲法規定をもとに、四分の一以上の国
会議員による臨時国会開会の要求をした。
 ところが、ここでも安倍内閣は、外交日程が詰まっていることを理由にして、国会開
会を拒否している。
 TPP以外にも、新内閣の所信表明、安保法、沖縄普天間基地問題、新閣僚の不祥事
問題など、国民の疑問に応えて、審議するべき課題は山積している。
 安倍内閣は、ひたすら逃げの一手と言わざるを得ない。
 これも憲法違反、立憲主義の否定だ。ルールもモラルもない首相の存在は、子どもの
教育上もよろしくない。早々に退陣願うしかない。
 とにかく、怒りの産直まつりだったが、午前中の30分間は、北嶋誠、久保田秀幸、
大泉和美の三人で、5曲を演奏、午後の1時間は、北嶋と久保田の二人で九曲を演奏し
た。
 この日は、百姓フォークをメインにして、総じて怒りのステージとなった。

いわき街中コンサート

2015年11月18日 17時22分27秒 | Weblog

私にとって、忙しかろうが暇だろうが、文化の秋ともなれば、演奏活動はなくては
ならないものになっている。
 それは、文化でたたかう者としての表現方法が、創作と演奏活動にあるというのが一
つあるだろう。
 また同時に、文化を享受するということが、食べることと同様に、人間として最も自
然な要求なのだからと思う。
 今年は、10月18日のいわき街中コンサートに出演してきた。思えば、大震災と原
発事故以後は毎年出演している。
 最初は、いわき雑魚塾による招待のような形で始まった。もちろん、このようなコン
サートがあることなど知る由もなかった。
 今では、メンバーの大泉和美がいわき市出身ということもあり、早い時期から出演申
し込みをしてくれている。お蔭で毎年の恒例行事となってきた。
 二日間かけて、数か所の特設野外ステージに、200チーム以上が出演するような、
いわき市をあげての一大イベントである。
 それでも、それぞれの出演動機は様々なのだろう。演奏者の心をも豊かにしてくれる
程のものなのかどうかは判らないが、結構楽しませていただいている。
 このいわき街中コンサートに限ったことではないが、私たちにとっては、いわき雑魚
塾の皆さんとの交流や合同演奏をすることなどが、何よりも楽しみでもあり大切なもの
なのである。
 また、かつてお世話になった人や旧友との出会い、そして新しい出会いがあることも
うれしいものである。

つかの間の初秋

2015年11月18日 17時20分46秒 | Weblog

 暑い夏から、初秋の九月となって、やれやれ過ごしやすくなったと思う間もなく、
九月は終わってしまった。
 他人のせいにはしたくないが、愚かなというより悪い首相のおかげで、私達国民は、
慌ただしい毎日を送らざるを得ない。
 友人たちへの伝言板として、自分自身を叱咤激励する意味も込めて、何とかこのブロ
グは書いてはいるが、他にこれといった理由は無いようにも思うし、もうやめようとも
思いながらも続けている。
 この忙しいのに、書いているヒマなどないはずなのに、それでもまだチョボチョボと
書いている。
 ブログでも、インターネットでも、メールでもいいのだが、やはり音声パソコンは、
視覚障害者の情報通信の不自由を克服していくために必要なのだろう。これからも続け
るしかない。
 それにしても、時の過行くのは早い。いよいよ秋も深まっていく。
 それにしても、立憲主義を否定する安倍内閣の暴走は続く。食と農を守る運動も、憲
法九条と平和を守る運動も、音声パソコンも、歌づくりとコンサートも、とにかく続け
るしかない。

笠木透と雑花塾CD文庫Vol9

2015年11月18日 17時19分41秒 | Weblog

笠木透と雑花塾によるCD文庫Vol9「君が明日に生きる子どもなら」のレコーディ
ングを、19日から22日にかけて、長野県松本で行なった。
 奇しくも、立憲主義と民主主義を否定した戦争法が衆議院で強行採決されたのが、19
日未明だった。
 このことが、創作意欲に火をつけたことは間違いない。
 もとより、遊び心をもち交流もしながら、文化でたたかう私達にとって、CD制作は
重要な表現手段の一つである。
 特に、笠木透亡き後ということもあって、人々の心を揺さぶるCDにしようと、みん
なの意気込みは今まで以上だったように思う。
 昨年の、安倍内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定後に、雑花塾の歌づくりで
創作された「笠木透作詞の戦争はあかん」「愚者」などの他、ヒューマン・ファーマー
ズの持ち歌ともなっている「ライスボート(作詞 笠木透 作曲 佐藤せいごう)」も
収録した。
 タイトル曲の「君が明日に生きる子どもなら(作詞作曲 笠木透)」は、参加した雑
花塾ファミリーが、みんなで歌って収録した。
 これらの歌やCD文庫の普及を含めて、笠木透と雑花塾としての活動は、これからも
まだまだ続くことになる。
 このCD文庫の発表は、笠木さんの命日にあたる12月22日を予定している。これに合
わせて、また各地でコンサートをやろう。

8・30戦争法廃案国会包囲行動

2015年11月18日 17時11分21秒 | Weblog

戦争か平和か、その歴史的な分岐点友いえる選択を、今や国民自身が問われている。
 そんな時に、いわゆる60年安保闘争以後、国民運動としては最大の規模となった。
 国会が大詰めが迫る8月30日、全国的には雨も降る中、8・30国民運動が、国会周辺
はもとより全国津々浦々を揺り動かした。
 国会周辺には12万人、全国1000か所以上には数十万人が参加したとのことであ
る。前日に集会とデモを行なったわが結城市からも、20人程度が参加した模様である。
 結果としては、国民の理解は得られないまま、数の横暴による19日未明の強行採決と
なった。許せない暴挙だが、憲法による民主主義の下、国民運動が暴走内閣を厳しく追
い詰めたことは疑いない。
 採決強行後の国会前で、戦争法の廃止させる運動が提起された。たたかいはこれから
が本番だということだ。
 ところで、今回の行動に対して、この国のメディアの報道は、体制にへつらうもの、
沈黙するもの?など、ジャーナリズムの良心は何処へ行ったのか、と問いたいほどの情
けなさだった。
 その中の話題の一つとなったのが、NHKや一部新聞社などが、国会包囲の参加者の
数を、主催者発表の12万と警察発表の3万人を併記したことだ。
 この警察発表というのが曲者であったが、国会質問によって、どのようなものなのか
内容が判明した。
 警察当局の答弁では、全体の数字を把握するものではなく、一定エリアの一時点の数
だということなのだ。
 つまりは、ある時間の国会議事堂前に限った数字であれば、まんざらインチキの数で
はないということなのか。そうなれば、国会周辺ということになれば、12万人といいい
うことになるし、延べ人数では、シールズの調査によれば30万人ということになる。
 主催者発表と警察発表の格差が大きければ大きいほど、権力側の重視度の目安になる
のだという。
 ということは、戦争法反対の国民運動の高揚の前に、安倍内閣が恐れをなしたことの
表れなのだろう。だがこのことは、還って国民運動の一層の高揚を招くことになるに違
いない。

8・29 戦争法反対集会&デモin結城

2015年11月18日 17時07分56秒 | Weblog

戦争法をごり押しする安倍内閣に対し、国民運動がいよいよ列島騒然の如く広がって
きている。30日には、国会周辺での大講堂と、全国各地での統一行動が呼びかけられ
ている。
 これに呼応して、結城市でも何か行動を起こそうと、戦争法に反対する結城市民の会
を結成し、8・29NOWARデモin結城を開催した。
 緊急の取り組みだが、戦争への危機感が市民を突き動かしたのだろう、集会やデモを
主催することなど不慣れな顔ぶれでも、必死になれば何とかなった。
 私自身としても、結城市民が重い腰を上げたとなれば、他の大事な会議もキャンセル
して臨むことにした。
 集会当日は、予報では心配されていた雨も避けられて幸いだった。最初の文化行事で
は、わがヒューマン・ファーマーズの演奏と平和のうたごえで和やかに交流した。
 市民文化センター内での集会では、市内の各界各層からのあいさつがあり、それぞれ
に戦争法反対の想いを発言した。
 最後のデモ行進は、市民のデモとしては、この30年間で、売上税反対運動と馬
券場建設反対運動に続く三回目という画期的なものとなった。
 デモのコースは、結城駅南を一時間弱ほど行進し、沿道からは手を振り声援を送る人
たちもいた。
 かつての団体や労働組合主導から、一般の主婦やクリスチャンの方が参加するなど、
個人が呼びかけ合った参加者が多数のように思われた。
 こうなれば、必ずや息の長い運動として定着するものである。「国民の理解が得られ
なくてもやる」などと暴言をはく安倍内閣に、主権者国民の大運動で、痛烈な反撃を加
えて、暴走をストップさせよう。

障害者と戦争

2015年11月18日 17時04分44秒 | Weblog

8月27日、東京は永田町の憲政会館で、JD(日本障害者センター)主催の夏季セミ
ナーが開かれた。
 戦後70年、歴史に埋もれかけていた戦時下の障害者たちの生活はどうであったか。
 障害者は災害弱者として、先の東日本大震災と原発事故時には、死亡率が健常者の倍
にも達するなど、痛苦の体験を新たにしたばかりだ。
 この日は、JDの藤井代表が、ナチスから迫害された障害者をテーマに講演した。
ナチスドイツによる20万人の障害者虐殺が、その後のユダヤ人300万人虐殺の、所
謂ホロコーストにつながっていったとのことである。
 何れにしても、多くの命を奪い、障害者を作る戦争には反対である。
 9月には、戦争法案に反対する視覚障害者アピールが発表される予定で、私も賛同者
として名前を連ね、この危機的情勢にあって、改めて意思表示をする。