北嶋誠のブログ

私の考えていること、言いたいことなどなど。

ストップ秘密保護法視覚障害者アピール

2013年11月24日 17時45分26秒 | 

以下のアピールを、各政党などに送りました。

   
2013年11月21日 各位

ストップ秘密保護法!視覚障害者アピール実行委員会


ストップ秘密保護法!視覚障害者アピール

 「特定秘密保護法」が国会に提案されました。
 「秘密」がどこにあるのかは、誰にも知らされません。「秘密」を漏らしたり、
漏らすよう求めたりした人は懲役10年の重罰に処せられてしまいます。誤って漏ら
した人も同様です。秘密を探ろうとする人も処罰されます。
 これは、公務員やジャーナリストだけの問題ではありません。原発の情報やTPP
交渉のような、命や暮らしにかかわる情報もすべて隠されてしまうでしょう。
 国が都合の悪いことを人々の目から遠ざけようとするとき、そこには必ず戦争へ
の準備がありました。戦争は秘密から始まります。
 国の情報は政治家や官僚のものではありません。必要なのは情報公開であり、こ
れが世界のながれです。
 視覚障害者は、情報が入取できないことの日々を生きています。戦争への道は障
害者を作り出す道。情報公開なくして視覚障害者の安心も幸せもありません。
 以上のことから私たちは、秘密保護法の強行に反対します。
                                     
   
              [以上]

2013 ヒューマン・ファーマーズ25年交流コンサート

2013年11月17日 00時17分57秒 | ヒューマン・ファーマーズ コンサート

 秋も深まりつつありますが、いかがお過ごしでしょうか。
 ヒューマン・ファーマーズの北嶋誠です。
 さて、下記のコンサートを開きます。ヒューマン・ファーマーズも歌い続けて、11
月5日をもって満25年を迎えました。
 ここでちょっと立ち止まり、仲間の皆さんとの交流で、今後の演奏活動への英気を養
いたいと思います。
 肩肘の張らないコンサートですので、お気軽にご参加ください。



 2013年 ゆうき市文化祭

           かるちあ農園コンサート
      ~食と農そしていのちと平和をうたい続けて25年~
 ヒューマンファーマーズと歌い、交流しましょう。

 おかげさまにて長いこと、演奏を続けてきました。
 食と農をテーマに、その不安と、食べることの楽しさ。
 この国の大自然と大災害、原発事故と戦争など。
 化学と文明の進歩の一方で、真の豊かさとは何なのかと考えさせられる昨今です。
 今、自然エネルギー、森林の再生、有機農業、戦争から平和へ、そして利潤や効率優
先の社会から、いのちを大切にし持続可能な共棲の社会へと向かう時です。


第一部  非核平和コンサート
   ヒューマン・ファーマーズ 
   いわき雑魚塾

第二部  うたごえの広場
   かるちあ農園結城うたごえ喫茶のみなさん たんぽぽ 他

第三部  ヒューマン・ファーマーズ交流コンサート

   合同演奏で〆ます


出演者プロフィール

○ヒューマン・ファーマーズ
 ご存知、地元をはじめ広範に演奏活動を展開している百姓フォークグループ。
 「食と農を守れ」「原発ゼロをめざして」と歌い続けている。

○いわき雑魚塾
 いわき市さくらんぼ保育園父母の会が進化したフォークグループ。
 わが子の卒園後に結成。
 原発事故からの避難の状況を歌った「ヤマユリの花」は必聴。
 来年春には、オリジナルファーストアルバムCDを製作予定です。

○かるちあ農園結城うたごえ喫茶の皆さん
 結城市内で、年数回のうたごえ喫茶を開いている。初心者も経験者も歌手?の人も。
 ケーキを食べにくる人や単なるティータイムの人もいる。仲間になろう。


日時  2013年 12月1日(日)
     午後1時 開場   1時30分 開園

会場  結城市民文化センターアクロス展示室

会費  一般 1000円  中高生・障害者・介助者 500円
    飲み物付き 当日券あります

主催  かるちあ農園(ふぁーむ) ヒューマン・ファーマーズ
 お問い合わせ  0296-35-0931 北嶋


第24回朝市まつり&収穫祭

2013年11月17日 00時14分14秒 | Weblog

 2000年頃からは、結城市浦町児童公園を会場に、このテーマで毎年11月上旬か
ら中旬にかけての時期に開催されている。
 その歴史を紐解いても関心を持たないことだろうが、幾多の変遷があり、今があるこ
のイベントである。
 また私自身としては、30歳代前半の頃から、食と農を守るためにと立ち上げてきた
組織と運動の一環であり、思い入れは強いものがある。
 特に、この地域での社会的存在が認知されるという、いわば市民権を得るために大き
な意義があったからだと思う。
 先ず収穫祭は1989年に、結成して2年目の茨城県西農民センター主催で、八千代
町若のプレハブ事務所の庭を会場に開いたのが最初である。
 その後結成された茨城県西食健連主催となり、八千代町と結城市でする千人規模の大
収穫祭を4回ほど開いた。
 第1回朝市祭は、1990年8月に下館市役所駐車場で開催した。同場所で前年か
ら農民センター朝市部として始めた健康朝市の一周年を記念して開いたものである。
 90年からは結城でも健康朝市を開始し、下館と結城で朝市祭を三年連続して開いて
きた。
 以後、約10年ほど休止していたが、朝市祭&収穫祭として復活し現在に至る。
 途中で1年だけ、どちらも開催されなかった年があるので、第24回となっている。
 どうでもいいような過去の話だろうが、要は物事を立ち上げ継続することは、容易な
ことではないということである。
 趣旨が理解できず、損得勘定で判断する人も多い。内外からの様々な干渉もあった。
 そのような中でも継続できたのは、農業と自らの生産物に誇りを持ち、農業つぶしと
農村破壊は許さないという自覚のもとに、たたかってきた農民が少なからず存在したか
らだと思う。
 さて、肝心のお祭りの話だが、これまた今年は天候に恵まれたので、客の出も良く、
農産物の売れ行きも良好だったようである。
 TPPからの撤退を求める請願書をしっかり集めてもいるようであったし、とにかく原
点を忘れないで今後も取り組むことだと思う。
 ヒューマン・ファーマーズは、多くのメンバーが都合の悪い土曜日の開催とあってか
、北嶋誠、渡辺三智夫、それに久保幸子が食健連の任務の合間をぬって時々歌で参加す
るにとどまった。

2013日本のうたごえ祭典in大阪

2013年11月17日 00時10分27秒 | Weblog

 日本のうたごえ祭典出演は10度目くらいであろうか。遠方で開催される祭典には、
今後は参加する機会もそうないだろうと思っていたのだが、震災復興は遅々として進ま
ず、原発事故終息も目途がたたず、食と農も平和も人権も危うい政治情勢では、歌える
うちは機会を活かさなければという思いも一方であった。
 そこで、県のうたごえ協議会の推薦で参加が可能なオリジナルコンサートへの出演を
検討していたところ、9月に開かれた茨城のうたごえ合唱発表会で、合唱発表小編成の
部への推薦を受けた。
 しかし、祭典3日目の11月4日のオリジナルコンサートについては検討してはいた
ものの、予定外の小編成への参加については無理だと判断した。
 ところが、同日同会場での開催であるのでと照会され、二つの音楽会への参加を勧め
られ、それで二つとも出ることになった。
 11月4日、吹田市文化会館の中ホール(オリコン)と小ホール(小編成)の出演時
間を調整していただいて、何とかなるだろうと考えた。
 当日の演奏メンバーは、北嶋誠、久保田秀幸、大泉和美、加藤浩一の4名。大阪市内
のホテルを出て、電車を乗り継ぎながら会場に到着すれば、すでに開場時間は過ぎて、
両ホールでの出演受付やらベースアンプの手配などをしている間にオリコンのリハーサ
ルが迫っていた。
 リハーサルが終われば間もなく本番のステージである。
 オリコンの演奏曲は、「望郷」(作詞 比佐和美 作曲 佐藤せいごう)。
 オリコンが終わると、昼食を取る間もなく会場側広場で小編成の部のレッスンを20
分ほど行なった。
 これまたリハと本番をすみやかにこなし、日程は終了した。
 小編成の演奏曲は、「いつの日か(作詞 笠木透 作曲 北嶋誠)「よみがえれ浜通
り(作詞作曲 北嶋誠)」の2曲を特別バージョンで演奏した。 即刻会場を後にして
、またまた電車を乗り継ぎ、新大阪駅で弁当を買って、新幹線の中でやっとお昼にあり
つけたのは、かれこれ4時過ぎになっていた。
 気がつけば他チームの演奏をほとんど聴くこともなく、新幹線の人となっていた。
 この度もまた反省点は多々あるが、多様な経験が私たちの次の演奏活動への糧ともな
っている。

第28回あすなろ園希望祭

2013年11月17日 00時05分14秒 | Weblog

 あすなろ園は、結城市内にある知的障害者の共同作業所である。希望祭は、毎年恒例
の園の祭典である。
 これまた今年は天候に恵まれた。毎年11月3日が好冷となっているが、秋晴れなら
絶好の野外イベント日和となるのだが、雨や風に見舞われると一気に冷え込んでしまう
時期でもある。
 かれこれ四半世紀前から、野菜や果物の直売に始まり、やがてはヒューマン・ファー
マーズとして演奏で参加するようになった。
 失明以前から、園の施設内に許可なく上がりこんではコンサートに向けての練習をし
たり、利用者と交流?したり、指導員からはコーヒーのサービスを受けたりしていた。
 現在では、一人前の社会人?として、一応の許可を得て、作業場をレッスン用に使わ
せていただいている。
 この園には、ヒューマン・ファーマーズの熱烈なファンが多い。レッスン中に、CDを
手にしてサインを求めにくることもある。そばに座って、最初から最後まで黙って聴き
続けていることもある。
 希望祭では、園のテーマソングにもなっている歌で、メンバーの佐藤せいごうが創作
した「この手をとりあって」を演奏し、利用者とともに合唱することが恒例にな
っていて、楽しみにしていただいている。
 過去しばらくは、イベントの最後を飾って、いわばトリを飾っていたのだが、ほとん
どお客は帰ってしまい、演奏を聴いていただけなかったというのが現実である。
 その辺のところをご察しいただいたのか、昨年からは、まだお客さんの多いお昼時
のステージになっている。
 そのせいか、CDの売れ行きも良くなり、その後に感動したなどとの感想も寄せられる
ようにもなっている。
 この日は、翌日の日本のうたごえ祭典in大阪への出演のために、演奏終了後即座に大
阪に向けて出発した。
 演奏者は、北嶋誠、久保田秀幸、大泉和美、加藤浩一の大阪出演組みの他、渡辺三智
夫、佐近加奈子、久保幸子であった。

なくせ原発11・2福島大集会

2013年11月17日 00時01分24秒 | Weblog

 11月2日(土)、天候に恵まれた福島市荒川運動公園に、原発をなくして安心して
住み続けられる福島を、の一転で7000人以上が集った。
 まさに党派や立場の違いをこえて、この切実なテーマの下にオール福島の様相を呈し
ていた。
 ヒューマン・ファーマーズとしては、一昨年の10・30大集会に続いて実行委員会
からの演奏依頼があった。今回の担当は、11時からの1時間30分間のテント交流
コーナーでの演奏と、パレードの送り出し演奏であった。
 ところが、実行委員会も極めて多忙とみえて、それぞれのステージの進行は、すっか
り私たちへの丸投げの状態であった。ところが、こちらは参加者が二人(北嶋誠、佐藤
せいごう)ということではちょっと辛いものがあった。
 そこで、いわき雑魚塾に演奏の応援をお願いしたところ、久保木さんと太田さんに協
力していただいた。ヒューマン・ファーマーズ、雑魚塾、雑花塾のレパートリーを約1
0曲ほど演奏。途中、集会に参加していた二本松の阿部純が飛び入りで2曲ほど演奏し
た。
 パレードの送り出しについても二人だけではと、福島のうたごえ協議会に、当日の手
配をあらかじめ打診していた。
 おりしも2日から4日にかけて、日本のうたごえ祭典in大阪が開催中であり、これに
は参加せず地元に残っている会員に協力をお願いすることになった。
 結果として、いわき市のうたごえサークルより、肩寄由美子さん他4人の女性に応援
していただき、雑魚塾の2人と阿部純も加わり、何とか送り出し演奏の格好がついた。
 尚この二日後、このメインステージで演奏した「ふるさとを汚したのは誰」と「よみ
がえれ浜通り」を聞いて心に残ったという福島の方から、CDの注文があった。
 私たちのまだまだこの程度の演奏も、集会の邪魔者とはならず、多少は役に立ったの
なら幸いである。


いわき街中コンサート

2013年11月16日 23時57分49秒 | Weblog

 10月20日、まさにいわき市をあげての復興のイベントであるいわき街中コンサー
トに出演してきた。
 昨年に続いて二度目の出演である。そして何と今年のポスターには、ヒューマン・ファ
ーマーズの昨年の演奏中の写真が掲載されているとのことであった。
 昨年に比較して、状況は良くなったわけでもないのだろうが、いわき市の人々はわり
と元気のようにも思えた。
 だが、その市民の願いに対して、さらに試練を与えるかのような雨天模様となってし
まった。
 特にヒューマン・ファーマーズがイトーヨーカドー平店前の特設ステージに登場し
た頃は、大雨となり風まで吹き始めた。
 当日の出演メンバーは、北嶋誠、佐藤せいごう、久保田秀幸、吉川路子、大泉和美の
五名であったが、誰かこの中に雨男か雨女がいたのに違いない。
 そんな悪い環境の中での演奏は、慣れっこになっているというわけではないのだが、
わがメンバーは張り切って演奏してくれた。
 披露した歌は、雑魚塾や浜通り地方の友人たちとの交流の中で生まれた「ふるさとを
汚したのは誰」「よみがえれ浜通り」「までいな村」「サンマのいた町」などをはじめ
として、何れも大震災や原発事故をテーマにしたものである。
 また、先に演奏を終えていたいわき雑魚塾の皆さんは、私たちのステージの前で、雨
に濡れながらの拍手喝采というサクラを演じていただき、本当に有難かった。来年こそ
は、良好な天候の中、フルメンバーで演奏したいものである。

ナタネ播種

2013年11月16日 23時54分01秒 | Weblog

 10月18日に、菜の花まつりの会場となっている雑木林の西側の畑に、かるちあ農
園(ふぁーむ)のおばさんたちがナタネの種播きをした。
 本当はこれに先立って、播種適期の9月下旬から10月上旬までの間に、かるちあ農
園とヒューマン・ファーマーズのメンバーらで実施する予定であったが、天候やら何やら
でこの日の作業となったものである。
 この2年間はナタネは播いたものの、放射能の影響などもあって菜の花まつりは開催
されなかった。また今年は県西食健連としても、ナタネの播種はしないことになった。
 地主の私としては、この雑木林を行政との間で里山保存事業の提携をしたこともあり
、また福島県などとは程度の違いこそあれ、放射能汚染された我が里山を、ただ放置し
たのみにするわけにもいかない。
 現実の汚染状況をしっかりと把握した上で、里山としての開放も含めて何らかの活用
方法を模索したい。
 利用が困難な場合でも、我が里山の蘇るまで見守り続けたいと思っている。
 里山の復興を願うに相応しく、チェルノブイリ原発事故に関連して、土壌改良剤など
とも称されている菜の花がここでは咲き続けてきた。今後も復興の花として、ナタネを
播き続けたい。

久しぶりのわらび座

2013年11月16日 23時44分30秒 | Weblog

 10月13日、結城市民文化センターで久しぶりのわらび座公演を鑑賞した。
前回に民族歌舞団わらび座が結城市公演を行なったのは、私が失明した年のことである
から、15年前になる。
 その時は「菜の花の沖」という舞台を取り組むために実行委員会を旗揚げしようとい
うや先だったが、突然の病には逆らえず、生死の境をさまよった末に、何とか命拾い
して約二ヵ月後に退院することができた。
 それでも退院後は実行委員会にも復帰し、ささやかなりともお手伝いをして公演本番
を迎えることができた。
 そういえば、この頃はヒューマン・ファーマーズが「菜の花が咲いたよ(作詞 北嶋誠
 作曲 佐藤せいごう)」を創作し、劇団青年劇場が「菜の花ラプソディー」を公演し
ていて、菜の花ヅクシであったことも思い出す。
 とにかくわらび座は、1970年代に20代の頃から毎年のように観劇していたし、
地元では何度も実行委員会を組んで公演を迎え入れたものである。
 また、四半世紀も前になるだろうか、結成して間もない農民運動全国連合会の全国研
究交流集会が、秋田県とざわ湖町のわらび座を会場に開催され、数人の茨城や栃木の農
民連会員とともに車で参加したことを思い出す。
 今回の結城市公演は、結城市民文化センターとわらび座の共催で、ミュージカル「おもひでぽろぽろ」
であった。わらび座の基本である民族歌舞でこそなかったが、久々に楽
しんで鑑賞させて頂いた。