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北嶋誠のブログ

私の考えていること、言いたいことなどなど。

この秋の歌とコンサート作り

2011年07月10日 21時47分31秒 | Weblog
 今後の歌の創作とコンサート計画は着々と進んではいる。
 ただ、コンサートなどの其角については、私の地元結城氏での予定は、今のところ1
0月22日(土)のかるちあ農園主催によるゆうき市文化祭「東日本大震災復興支援コ
ンサート」(結城市民情報センター)と1~2回のうたごえ喫茶のみである。今年につ
いてはこれ以上には計画されないだろう。
 その反面、他地域での演奏機会は、上半期が大震災の影響でだいぶ潰れた反動もあっ
てか、恒例行事を含めてすでに昨年の数を上回る見込みとなっている。
 与えられた機会は、原則的にはすべて引き受けるつもりではいる。ただ、このところ
出演メンバー数が3人前後のことがほとんどであるので、個々のレベルアップをはかっ
ていかなければならない。助っ人やら各地での日雇いメンバー?の協力をお願いするこ
ともあり得る。
 歌作りについては、とても十分とは言えないが食と農、憲法九条と平和についてはチ
ラホラなりとはいえ創作もあり、これまでにそれなりの作品がある。
 そのうち一定のレパートリーもあり、未だに歌われずにストックされている歌もある
。せっかく生まれた歌なので、もうちょっと体節にして行きたい。
 雑花塾やうたごえの人たちのように創作合宿などで、意識的に歌作りに取り組む方法
もある。これもいいだろう。
 だが私は、フォークソングは基本的には暮らしや諸活動の中で、伝えたいことや共感
しあいたいことなどを、一つ一つ時には現場で歌にしてゆくことをモットーにしたいの
である。
 ただこれもなかなか実行できないので、ふがいない自分を急きたてているところでも
ある。
 それでも、このようにしてコツコツ創作してきた歌の多くが、ヒューマンファーマー
ズの代表的な歌となっているのもじじつであるので、この路線でまずトライして行きた
い。
 今は当然の如く、大震災ト原発事故も歌わなければならない情勢にあり、意識的に創
作を進めている。

それでも食と農を歌う

2011年07月10日 21時46分45秒 | Weblog

今年後半の演奏活動は、例年以上に頻繁にかつ多様にということになるに違いない。
 仕事もあるし、震災の復旧もあるし、自分も周囲の家族や友人たちも、心身ともに健
康状態が心配されるところではあるが、今年後半については何とか力を注いで乗り切り
たい。
 それでも、ただがむしゃらにということにはしない。何につけても自分たちの能力は
たかが知れたものであるし、できるうちが花ということもあって、適当に楽しみながら
行きたいと思う。
 この秋は、今や避けては通れない震災原発関係や、憲法九条関係などの創作もしなが
ら歌ってゆくことはもちろんなのだが、やはりヒューマンファーマーズとしては、軸は
ぶれずに食と農を基本テーマにして望んでゆくことになる。
 むしろ、この間の大震災と原発事故やtpp参加検討問題で、農業経営の維持と食糧
自給率向上は一層困難さを増すことになる
 特に、大津波に呑み込まれた農地、放射能汚染で故郷を追われた農民のことなど、継
続的な運動が必要である。
 また、政財界は、どこまでもしたたかで貪欲である。この国難を逆手に取って、構造
改革を推し進め、農漁業や地域経済のリストラ合理化、大企業の参入を企てている。
 だから、むしろ決意を新たにして、これまで以上に歌っていきたい。

大震災や原発を歌う

2011年06月30日 23時26分51秒 | Weblog
 いよいよ2011年も後半に入る。私も病気失明して、この6月で満13年になった
が、現在は農民失格障害者として、細々と農業を続ける傍ら、食と農を守る運動をもマ
イペースで展開している。
 そしてヒューマンファーマーズの演奏活動は、3・11の東日本大震災後、3月から
5月にかけての演奏機会が数本ほど吹っ飛んでしまったために、不完全燃焼の向きもあ
るが、後半には着々とコンサート予定が組み込まれているので、取り戻して行きたい。
 まずは、大震災復興支援演奏である。
 大震災や原発事故災害からの復旧は、まず我が家自身がその対象なのだが、業者さん
は頼んでもなかなか来てくれないし、資金も乏しいという事情もあり、これは何十年も
かけて、一つ一つ改修なり撤去なりして行く方針?にしている。
 これまで修理が済んだのは5基の墓石のみである。あとはもう居直り、気長に構えて
必要なものから直して行こう。その上で、復興支援にも臨みたい。
これまでに、農民連をはじめ幾つかの団体などを通して、義援金や支援物資を送っては
きたが、情けないことにもうない袖は振れないのである。
 そこで、私に出来ることの一つにヒューマンファーマーズの演奏活動がある。いわき
雑魚塾の比佐さんの話なども聞きながら、少しずつ創作も始めている。
 共感される歌が作れるかどうかは判らないが、まずは作り続けるしかない。その上で
、どう伝えてゆくかである。
 地元では秋のゆうき市文化祭企画で、かるちあ農園主催として予定している「東日本
大震災復興支援コンサート」(10月22日・結城市民情報センター予定)を成功させ
て行きたい。
 もちろんその他に、福島県などの現地に入っての演奏活動が考えられるが、これは被
災地の人たちと十分に連絡を取り合って企画して行く予定である。

激震の半年

2011年06月29日 23時21分06秒 | Weblog
 今年ももう半年を終えようとしている。年齢を重ねるごとに、月日が経つのを早く感
じるようになるとはよく言われていることだが、そう考えればそういう気がしないでも
ない。
 多分、歳をとるごとに心配のタネが増えて、何だかんだと考え込んでいるうちにも、
着々と時間だけは過ぎていってしまっているということなのかも知れない。
 特に今年の場合は、年頭早々から菅首相によるtpp参加検討と消費税増税発言で、
やけにきな臭くなっていたところに、さらに東日本大震災と原発事故などによる未曾有
の天災人災に翻弄され、忙しさよりも何から手をつけて良いのか判らないというのが正
直なところである。
 我が家の「復興」は一向に捗らず、唯一修復できたのは5本の墓石のみで、あとはあ
ちこち壊れてはいるのだが、業者は頼んでも来ないし資金も乏しいということもあって
、当分はこのままになってしまうだろう。
 処分すべきものは処分し、改修すべきものは改修しなければならないが、あせらず何
十年もかけて、必要なものから修復していくしかない。
 それよりも、大震災と福島原発事故による被害と影響は、ただ甚大なことだけにとど
まらず、人間の生き方や経済発展の方向を野見直さなければならないところにきてしま
ったようである。
 歴史の転換点ともいうべきこの時に何をすれば良いのか。ちょっとだけ悩んだが、所
詮は大それたことはできないので、自分にやれることをやるしかない。
 当面は酪農経営を細々と継続すること。これまでどおりの食と農を守る運動などに加
えて、原発をやめて自然エネルギーに切り替えようの運動を継続して行くこと。そして
、歌を作って歌って行くことなのだろう。

 2011年 6月27日記

復興への道

2011年06月29日 23時20分19秒 | Weblog

何もかもすべてが大津波に流されてしまった地域や、放射能汚染で故郷に立ち入る
こともできない人たちのことを考えると、無力感や焦躁感を味わってしまうようなこと
にも成りかねない。
 だが、この国の政治や経済がいよいよ末期的徴候を呈していることを思えば、さらに
は覇権主義と新自由主義を兼ね備えた大国アメリカに、今後も変化の兆しがみられない
ならば、今この国で起きているような、人間の住めない地域を作り出しているという現
実が、全国や全世界にますます広がってゆくのではないかという危機感のほうが強い。
 こんな時に、人々は自らの言動を躊躇い、ヒーローやら強力なリーダーを求めがちで
ある。
 だがその実態は、往々にして独裁者、ファシストであったりする。現実にこの国の地
方政治でも、チラホラ登場してきている。その悲劇的な結末は、人類が何度も経験して
きているはずなのだが。歴史は繰り返すとはいうが、こういうことだけは繰り返すのは
もういい加減にしてもらいたい。
 だからその辺のところを自覚して、一人ひとりが自分に出来ることを一つ一つ実行し
ていくことが肝心なのだろう。
 今や政財界は、復興事業に名を借りて、甚大な被害を受けた地域を、つまりは農漁村
矢市街地を、それまでの住民生活に基づいて復活させる考えはなく、むしろこれを千載
一遇のチャンスととらえ、構造改革を一気に進めて地域をぶち壊そうとしている。
 農業漁業も地域経済も、壊滅的な被害を受けた揚句、この際お払い箱というのでは、
たまったものではない。
 まずはこの復興事業を、住民本位のものにさせることが大事だと思うのである。

原発ゼロへ

2011年06月29日 23時19分20秒 | Weblog
福島原発事故が発生してから3ヶ月半になるが、更なる事故拡大の危険性を孕みなが
らも、終息の見通しは一向にたっていない。
 今求められているのは、この事故を一刻も早く収束させることはもちろんだが、被災
者被害者への保障、汚染水や汚染土を処理して、ライフラインの回復や産業を復興させ
ることなどである。
 だが、私たちも含めてngoは、救援物資や義援金、ボランティア滑動などで頑張っ
てはいるのだが、その一方で、東電や精阜は対策が遅々として進まず、未だに避難所暮
らしの人たちや、普通の生活や仕事に戻れないで困窮している人たちのことを思えば、
全く無責任と言わざるを得ない。
 だから将来に向けては、これほど途方もないリスクを負ってしまう原発依存は改めて
、再生可能エネルギー、自然エネルギーによる発電に転換すべきだと思う。
 原発推進勢力は、原発がなければ経済はどうなるのかとか、あなたは電気のない生活
に戻れますか、などと言う。
 だが長い人類の歴史の中で、1954年に旧ソ連で世界最初の原発が出来てから、た
かだか57年にすぎない。この僅かの間に、チェルノブイリ、スリーマイル、そしてフ
クシマなどの大事故を経験し、生命や環境に重大な損害を齎してきた。
 原発の歴史は浅く、利用している国もまだ限られている。今ならまだ、基の生活を取
り戻せる。
 ドイツのように、原発全廃に舵を切った国もある。
 今後人類が、末永くこの地球上で生存して行くためには、生命や地球環境を重視する
のか経済発展を重視するのか、自ずと答えは決まっている。

こんな時に歌う歌

2011年04月13日 20時48分32秒 | Weblog
大地震に全てを破壊され。大津波に呑み込まれ、押し流され。原発事故により
、故郷
の家から避難を強いられた人々。放射性物質汚染や風評被害で、農水産物を出荷
できな
くなった農漁民。まさに四重苦の国難の中にあって、フォークシンガーはこの期
に及ん
でいったい何を歌って行けば良いのだろうか。
 だが私ごときには当事者の思いを計り知るすべもないし、表現力もない。ここ
は無理
をして背伸びをしてもよい歌は作れないし歌えない。
 やはり基本は本来の百姓フォークで行こう。もちろん私自身も程度の違いはあ
れ、ひ
さいしゃでもあるので、特別な部分も共通する部分も、乏しい能力の中にも自分
なりに
創作して行くしかない。貧弱な歌でも何でも、作ってみないと始まらないのだか
ら。
 また、食糧農業もフォークソングも電力エネルギーも地産地消である。ここの
ところ
広域行脚は特別なステージ以外は徐々にセーブしてきた。
 これからどれだけホークソングをやれるだろうか。運動食から生活食に、そし
て地域
の仲間の中にシフトして行きたい。昔の仲間とも、また演奏できたら楽しいだろ
う。
 こんな時にもそうすることで、気負うことなく、管理されることなく、気まま
にフォ
ークソングを歌うことができるかも知れない。


被災障害者救済にかんする緊急要望書

2011年04月01日 07時12分39秒 | Weblog
先の記事の災害弱者に関連して、障全協による政府への申し入れ文書を掲載し
ます。

>
> > 2011年3月30日
> >
> > 緊急災害対策本部長 菅 直人 様
> >
> > 厚生労働大臣    細川律夫 様
> >
> >
> >
> > 障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会(略称:障全協)
> >
> > 会長 吉本哲夫
> >
> > 〒169-0072 東京都新宿区大久保1-1-2富士一ビル
> >
> > TEL03-3207-5937 FAX03-3207-5938
> >
> >
> >
> > 東日本大震災における被災障害者・家族への支援に関する緊急要望書
> >
> >
> >
> > 日頃より障害者施策の向上にご努力頂いていることに深く感謝致します。
> >
> >  さて、今回の東日本大震災においては、多くの障害者・患者、家族が被災
してお
> > り、きびしく苦しい避難生活を余儀なくされています。今後、福島原発の放
射性物
> > 質の流出問題など、複合的な災害もさらに拡大することが予想されるだけに
、被災
> > 障害者等に対する緊急で特別な支援が求められます。
> >
> >  つきましては、以下の事項を緊急に要望します。
> >
> >
> >
> > 1.被災障害者・患者、家族の実態把握を自治体や地域の障害者団体等を通
じて早
> > 急に行ってください。
> >
> >
> >
> > 2.情報保障を徹底してください。緊急速報・避難情報等をわかりやすく提
供する
> > とともに、民間放送事業者に対しては字幕・手話通訳の配置等障害者に配慮
した情
> > 報提供となるよう働きかけてください。
> >
> >
> >
> > 3.政府発表、関係省庁の通知・事務連絡等の内容を被災自治体はもちろん
、被災
> > 障害者等にも徹底してください。また視覚障害者にとっては、PDFファイ
ルでな
> > くテキストファイルでの提供としてください。
> >
> >
> >
> > 4,専門的な治療を行う医療機関の実態把握を早急に把握し、その情報を患
者・障
> > 害者に提供をしてください。また、不足している医師・看護師などの人的支
援と、
> > 医薬品や在宅医療機器などの実情を国が把握し、対策を強化してください。
> >
> >
> >
> > 5.肢体障害(スロープ・車椅子トイレの設置等)、視覚障害(音声による
情報提
> > 供等)、聴覚障害(手話通訳者の配置等)、その他知的障害・精神障害・発
達障害
> > ・難病をもつ人々への理解等、避難所で生活する障害者・家族への配慮を徹
底して
> > ください。また、仮設住宅の設置においてもバリアフリー対応で進めてくだ
さい。
> >
> >
> >
> > 6.被災障害者等の移動支援・生活支援を行う介助者等を確保し、派遣でき
る体制
> > を整えてください。また、通院、通所等の移動に必要なガソリンの確保に配
慮くだ
> > さい。
> >
> >
> >
> > 7.障害年金・手当、生活保護等の支給にあたっては、金融機関の被災等の
影響を
> > 十分考慮し、手続きの簡素化等、特別な対策を講じてください。
> >
> >
> >
> > 8.政府予算において被災障害者等の財産喪失等に対応する支援策を特別に
講じて
> > ください。とりわけ、家屋全壊等の対する新たな住宅確保のための支援を行
ってく
> > ださい。
> >
> >
> >
> > ---------------------------------------------
> > 障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会(障全協)
> > 事務局:白沢
> > TEL:03-3207-5937 FAX:03-3207-5938
> > http://shogaisha.jp/szk/
> > E-mail shozenkyo@shogaisha.jp
> > ---------------------------------------------
>



災害弱者に配慮した報道を

2011年04月01日 06時52分36秒 | Weblog
今度の東日本大震災のような災害時にあって、全く情報がない、錯綜する、流
言飛語
が飛び交う、ということもあります。
 また、メディアの報道も、偏向、歪曲、誤報、情報不足まであって、そのよう
な中で
、障害者、患者、高齢者などの災害弱者は、報道から排除されることがままあり
ます。
 以下の文章は、nhkの偏向報道が目にあまるとして送信されたファックスで
す。本
人の了解を得て掲載します。


> MLの皆様おはようございます。またもNHKにこのようなメールを
> 送信しました。私から見て、あまりにも片寄った報道が目に余るもので思わず
> 送信したものです。
>
> NHK御中、吉田淳治(年齢69歳、視覚障害者、マッサージ自営)
>
> 貴社に対して苦言を申し上げたくファックスをしました。私の意見を真剣に
> 受けとめられることを期待するものです。
>
> ①貴社は国民から受信料を受けての経営であります。その国民の中には、大企
業も
> あれば国民年金暮らし(年収数十万円以下)の人もいる中、大企業も低所得も
> 暮らしでも同じ国民であります。その国民の扱いについて同レベルで扱って
> いないことが多々見受けられます。これを改められ国民一人一人の思いを大切

> 受け止めて放送すべきであります。国民の中にはいわゆる災害弱者と
> 言われるものがおります。貴社が国民一人一人、特に弱者の立場に立った放送

> 行なっていない点を具体的に事例を挙げて説明します。
>
> (1) 避難所に避難されている中には、他人の支援がなければ全く動けない
> 者が多数おられます。例えば視覚障害者、重度の精神及び知的障害者、
> 肢体障害者、強度の痴呆症、それにかてて加えて高齢による寝たっきりの人た
ちの
> 生活状況を伝える放送をなぜしないのでしょうか?上記に挙げた者は全て
> 災害弱者と言われるものばかりです。これらの人たちが避難所でどのような
> 生活をしているかを伝えることで、新たな救助、救護の手が生まれる可能性が
> あります。それを期待して放送をすべきです。マスメディアの使命だと、私は
> 思うものの、貴社はその点どのような考えを持って放送されていますか?
> 貴社の放送内容の全てを把握しているものではありませんが、ラジオでも
> テレビでも聞いていて、弱者の生活ぶりを取り上げた放送は聞いたことが
> ありません。
>
> (2)避難所ではどれ一つ取っ手も満足するものはありません。食料、
> 暖房用燃料、飲料水、医療などのどれ一つ欠けても生死に係わります。
> そうなると弱者と呼ばれる者から先に亡くなっていきます。このような事例が
> 何十人何百人おられることを他社(新聞、民間放送)が報道していることを
> 実際に私も見聞きしています。貴社はどうして弱者の非常事態を放送
> しないのでしょうか?ぜひその真意をお聞きしたいものです。
>
> ②計画停電の波及結果についてですが、こういう事態ですから計画停電も
> 避けられないことでしょう。国民もその点を理解して等しく停電の苦しみを
> 分け合うことも大切でしょう。苦しみを等しく分け合うような停電が行なわれ

> いるかそうでないかを報道するのもマスメディアの使命ではないでしょうか?
> その具体例を幾つか挙げて説明しましょう。
>
> (1)停電する区域を単純に地域で分けているために、結果命に係わる事業所や
> 医療機関まで停電の憂き目にあっています。その結果十分な治療を受けられず

> 亡くなった事例があります。又信号機まで停電のために交通事故を生じ、その
結果
> 亡くなった者やら負傷したものまでおります。貴社はこれらの事例を
> 放送したことがありますか?このような実例を取り上げ、且つ報道することで

> 国民全体に計画停電の矛盾を感じるのではないでしょうか?それによって国も
> 東京電力も停電内容を見直すのではないでしょうか?現在のような一律に単純

> 地域で分けるようなやり方はあまりにも国民生活を無視したやり方と言えるの
では
> ないでしょうか?大型使用量の大企業、電鉄機関、観光施設、レジャー施設な
どと
> 救急病院、老人ホーム、児童や障害者を預かっている施設などを同レベルで扱
って
> 停電はあまりにも血の通わない停電ではないでしょうか?これらの実態を
> 報道するのが貴社に与えられた使命ではないでしょうか?その真意をぜひ
> お聞かせくだされば幸いです。
>
> (2)貴社の第1放送で土日を除く毎朝6時40分代のビジネス展望で、今月29日の
> 放送された内橋和人(経済評論家)の放送は重要だったと私は思います。しか

> 重要には違いがありませんが、できれば内橋和人さんのおっしゃる内容を具体
的に
> 取材をすべきであります。でなければ内橋さんの言いっ放しになるだけで
> 終わります。念のためにその放送内容を書きますと、『原発の安全神話はこう
して
> 作られた』というテーマだったように思えます。こんな重要な問題を貴社が独
自に
> 取材されて報道することが本当の国民のための報道ではないでしょうか?
>
> ③マスメディアの真の使命とはなんでしょうか?まず事実を事実のまま
> 報道することがまず第1番に大切なことです。事実を事実のまま報道と言っても

> この事実は放送するものの別の事実を報道しないとなれば、それを聞いた国民

> どのような印象を持つでしょうか?場合によっては片寄ったちしきを得たため
に、
> そこから発生する誤った認識へと導く可能性が生まれます。
> それが上記で述べましたように、弱者の現状を国民に知らせないことにより、
> 国民の意識の中に弱者を何とかしなければなどの認識が生まれてこないことが
> 想像されます。その具体例を紹介しながら説明を加えると……。
>
> (1)上記でも書きましたが内橋和人さんの話のテーマ(原発の神話は
> こうして作られた)の中で、内橋さんが『今回の原発は天災ではありません。
> 明らかに人災だと。言い切っています。又、内橋さんがこうも述べられていま
す。
> 『エネルギー政策として原発を採用するために、研究家専門家、学者と称する
> 人たちが電力会社や国の政策を応援・支援するような発言を唯一の頼りに、
> 電力会社や国までもその政策を推し進めたことが今回の事故に繋がったと
> 言い切っています。地震や津波は過去最大であったかもしれませんが、一つ事
故が
> 起きた場合の対処方法を置き去りにしたことが事故の拡大に拍車をかけている
とも
> おっしゃっています。原発のリスクという面などを貴社が真剣に取り上げ、且

> 取材されてオンイアーすることが真の国民の安全のための放送では
> ないでしょうか?いかが思われますか?
>



ウグイスにも気づかず

2011年03月24日 15時35分31秒 | Weblog
巨大地震や大津波、そして原発事故と放射性物質漏れなど、突然降って湧いた
大災害
に見舞われた。
 茨城県内でも、死者や行方不明者も多数出た。民家やライフラインの損壊で、
仕事や
学校、も含め、日々の暮らしに重大な支障をキタシテイル。
 そんな中でも、私たちは冷静な情勢認識と行動をと、訴えてきたつもりではあ
ったの
だが。
 私自身も、問題山積の状態のもとでは、パニックにこそならなかったものの、
心の余
裕はうせていたのかもしれない。
 昨日の朝、ふと気が付けば裏の屋敷りんでウグイスが鳴いていた。例年ならば
、もっ
と早い時期に訪れているはずなのだが、多分私の方が気づかなかっただけのこと
なのだ
ろう。
 ましてや、茨城県産原乳からは、福島第一原発事故により漏れていた、放射性
物質が
検出され、原乳が全量出荷停止ということになってしまった。
 我が家はもとより、ただでさえ、飼料高騰、乳価低迷などで、困難な経営を強
いられ
、離農や廃業が続出し、激減している酪農業が、さらに壊滅的な打撃を受けかね
ない。
 当面は、被災地の支援活動の継続は重要だが、同時に、我が家の被災した建物
の修復
、そして、放射性物質被害を調査記録し、東電や政府に対して損害賠償請求をし
てゆか
なければならない。
 さらに、今度の巨大地震と原発事故によって、ヒューマンファーマーズや茨城
県西農
民センターで行なっている、農業と地域経済を破壊するtpp(環太平洋経済連
携協定
)参加に対抗する活動が一層重要になってきた。あせらず、はやらず、したたか
に、と
自分自身を戒めながら、じっくりと腰を据えて進めて行きたい。