障害者の三大不自由の一つとして、移動歩行の不自由がある。社会参加を果たし
ていくため、克服しなければならない重要な課題である。
家の中や、庭を歩くにしても、何ら手がかりや足がかりがないのでは、如何ともし難
いというのが、厳しい現実である。
外出する場合、白杖歩行、盲導犬歩行、ガイドヘルパーの同行などの歩行方法があ
るが、何れにしても、訓練や経験を積み重ねることによって、必要最小限の移動歩行が
可能になってくる。
公共交通機関を利用したいが、路線バスの停留所やローカル線の駅は近くにはない。
タクシーは利用できるが、乗車料が高いので何度も利用できない。
市が運営する無料の巡回バスがあり、自宅近くに停留所はあるのだが、集に三日運行
で一日三便と便数が少なく、上手く利用しきれないでいる。
その他にも、視覚障害者の移動歩行には、幾多の難関障壁画付きまとう。その一つ
が、信号機のある交差点での歩行だ。具体例として、我が家から200mの処に、押しボタ
ン式信号機敷設のT字交差点がある。
先ずここで、交差点の横断歩道の出入り口の位置まで、白杖使用の視覚障害者を誘導
するための点字ブロックが必要になる。同時に、信号機の押しボタンの位置を確認でき
るものでなければならない。
また、この信号機が、信号機の三食点滅による通行支持を音声で伝える、所謂音声式
信号機でなければならない。
そして、交差点内の横断歩道には、並行してエスコートゾーン(視覚障碍者用道路誘
導横断帯)を敷設する必要がある。
これらの設備は、それぞれの担当部署に設置申請をしなければならない。この交差点
は、県道にあるので、車道の外側に敷設する点字ブロックは、茨城県土木事務所に申請
する。エスコートゾーンは、茨城県警に申請する。
この縦割り行政の下で、何とも手間が取れる話だが、これらが整備されなければ、私
達の交差点歩行は、真に決死の覚悟で臨まなければならない。
この交差点については、三年前に県土木事務所に申請して、横断歩道の両側出入り口
に、点字ブロックを敷設済みである。
その後、県警交通科に、音声式信号機とエスコートゾーンの設置を申請した。それか
ら三年間、何度かやり取りをしてきた。
先頃、茨城視生会事務局が県警交通化に問い合わせたところ、この件については、年
内に完了する方向で進めているという解答を得た。となれば、ここは期待して待つほか
はない。
もし、これが実現すれば、交差点と巡回バス停留所との間の点字ブロック増設につい
て、県土木事務所に申請する予定でいる。
さらに、市内の他の箇所についても、緊急性のあるところ、利用者が多いところなど
を優先に、団体として取り組む予定でいる。
ていくため、克服しなければならない重要な課題である。
家の中や、庭を歩くにしても、何ら手がかりや足がかりがないのでは、如何ともし難
いというのが、厳しい現実である。
外出する場合、白杖歩行、盲導犬歩行、ガイドヘルパーの同行などの歩行方法があ
るが、何れにしても、訓練や経験を積み重ねることによって、必要最小限の移動歩行が
可能になってくる。
公共交通機関を利用したいが、路線バスの停留所やローカル線の駅は近くにはない。
タクシーは利用できるが、乗車料が高いので何度も利用できない。
市が運営する無料の巡回バスがあり、自宅近くに停留所はあるのだが、集に三日運行
で一日三便と便数が少なく、上手く利用しきれないでいる。
その他にも、視覚障害者の移動歩行には、幾多の難関障壁画付きまとう。その一つ
が、信号機のある交差点での歩行だ。具体例として、我が家から200mの処に、押しボタ
ン式信号機敷設のT字交差点がある。
先ずここで、交差点の横断歩道の出入り口の位置まで、白杖使用の視覚障害者を誘導
するための点字ブロックが必要になる。同時に、信号機の押しボタンの位置を確認でき
るものでなければならない。
また、この信号機が、信号機の三食点滅による通行支持を音声で伝える、所謂音声式
信号機でなければならない。
そして、交差点内の横断歩道には、並行してエスコートゾーン(視覚障碍者用道路誘
導横断帯)を敷設する必要がある。
これらの設備は、それぞれの担当部署に設置申請をしなければならない。この交差点
は、県道にあるので、車道の外側に敷設する点字ブロックは、茨城県土木事務所に申請
する。エスコートゾーンは、茨城県警に申請する。
この縦割り行政の下で、何とも手間が取れる話だが、これらが整備されなければ、私
達の交差点歩行は、真に決死の覚悟で臨まなければならない。
この交差点については、三年前に県土木事務所に申請して、横断歩道の両側出入り口
に、点字ブロックを敷設済みである。
その後、県警交通科に、音声式信号機とエスコートゾーンの設置を申請した。それか
ら三年間、何度かやり取りをしてきた。
先頃、茨城視生会事務局が県警交通化に問い合わせたところ、この件については、年
内に完了する方向で進めているという解答を得た。となれば、ここは期待して待つほか
はない。
もし、これが実現すれば、交差点と巡回バス停留所との間の点字ブロック増設につい
て、県土木事務所に申請する予定でいる。
さらに、市内の他の箇所についても、緊急性のあるところ、利用者が多いところなど
を優先に、団体として取り組む予定でいる。