今、この国の食と農の前に大きく立ちはだかるものは、TPPと原発です。
TPPに参加したら、米国の国内法が優先するような、主権を奪われた従属国となって、農地、農業労働力、農業生産技術、農村が奪われ、環境も文化も破壊されていくでしょう。
もちろん、食糧自給率、食の安全、地産地消などもあったものではありません。
何よりも日本が口を挟めないような、危険な不平等条約には絶対に参加するわけにはいきません。
15日に、安倍首相は公約をあっさりと裏切ってTPP交渉への参加を表明しました。
もちろんこのままには捨て置けません。食健連や農民連からも、参加表明の撤回をさせるため、様々な行動定期がされましたが、仕事、原発、コンサート、そして風邪にもやられるなどして、何もできないでいるところです。
とりあえず、食健連作のチラシを印刷して、先ずは結城市内に撒くことにします。
一方原発はというと、10日の、古河市長命寺での大震災被災者支援コンサートでは、現場を見て交流もしてきた福島県内の状況や、被災者である私たち自身のことを話しながら、その中で創作してきた歌を演奏し、大いに共感を得ることができたと思います。
福島原発事故と東日本の放射能汚染の深刻な実態は、未だに国民には全容が明らかにされていません。
この上、再稼動などとんでもないことです。
私たちとしては、実害を受けている地元の原発であり、首都圏唯一の原発でもある東海第二原発の廃炉を求める運動が大切です。
3月1日には、原電いばらき事務所前での抗議集会に参加しました。17日からは、憲法フォークジャンボリーin東海村の実行委員会もスタートしました。
参加はできませんでしたが、3・11には、水戸駅南口での原発いらないみとナイトが開かれ、8日と20日は「浪江町を遠く離れて」上映会が日立と水戸で開かれ、活動は活発化しています。
今後も、30日には東海村で、村上村長と九条の会事務局長とのビッグ対談があり、4月7日には、やはり東海村で、作家の落合恵子さんを迎えて脱原発サミットが開かれます。
今後の憲法フォークジャンボリーin東海村の実行委員会と合わせて、成功させていきたいと思っています。