憲法フォークジャンボリーin東京に出演してきた。ヒューマン・ファーマーズは三日目の８月４日（日）、第二部二番目に１０分間演奏した。
今年は「望郷」（作詞 比佐和美・作曲 佐藤せいごう）と「いつの日か」（作詞笠木透・作曲 北嶋誠）の二曲を演奏した。
さすがに首都東京でのジャンボリーは華やかである。青年から高齢者？まで、プロもアマも、在日韓国人も、そして表現方法も多彩である。
ただ、それだけに個性、創造性、情勢認識、一体感というようなところで、若干の物足りなさを感じた。
出演者が多いというだけのせいではないだろうが、焦点がボケてしまってミュージックフェスティバル化してしまわないだろうかとも思う。
大都会東京とはいえ一地方である。例えば、福島、広島、沖縄、北海道、そして茨城など、各地との交流がもっとあってほしいように思う。
全国規模のジャンボリー開催がなかなか容易ではないだけに、草の根の地域ジャンボリーを各地で開催し、これらをつないでいくことが大きな波をおこすことであり、それが連根の会の展望するところでもある。
その意味でも、私たちヒューマン・ファーマーズや雑花塾の増田康記さんも、毎年東京のジャンボリーに出演し続けている。
もちろん毎年盛会な憲法ジャンボリーとして、多いに評価しているのだが、それだけに他の地域を叱咤激励する存在であってほしいとの思いもこめての感想である。