北嶋誠のブログ

私の考えていること、言いたいことなどなど。

笠木透追悼コンサート 2・1茨城県石岡市

2015年01月12日 00時38分04秒 | Weblog

 笠木透 追悼コンサート

 平和を願い、原発ゼロを訴え、人間の可能性を信じ、
 文化で闘うことを発信してきた笠木透さん。
 以下の通り、追悼コンサートを、北関東憲法フォークジャンボリーに集った
 仲間たちが開催します。

 日時  2月1日(日) 13:00 開場 、 13:30 開演

会場  朝日里山学校(石岡市柴内630番地)

入場料  一般:¥1500 中高生、障がい者・介助者:¥1000

出演(予定者)
 いわき雑魚塾/ウッドランドリンギング/館林ロストシティランブラーズ
  ヒューマン・ファーマーズ/ぽこ・あ・ぽこ/山本さとし/雑花塾  他

今年は何の年

2015年01月10日 17時27分21秒 | Weblog

2015年、今年は何の年と言われると、未年ということである。だが、羊にイメ
ージされるような平穏さは感じられない。
 今年は、敗戦・被ばく70周年である。日本帝国主義による侵略戦争で、2000万
人のアジアの人々と310万人の日本人が命を奪われた。
 その2年後には、基本的人権の尊重、国民主権、戦争の放棄を定めた日本国憲法が施
行された。
 以来70年、殺し殺される戦争には参加せず、平和な日々が続いてきた。
 年頭にあたって安倍首相は、「大胆にスピーディーに改革を断行する」と表明した。
 昨年末の総選挙の「大勝」で信任を得たとして、戦後レジュームからの脱却と戦争を
する国づくりを推進しようとでもいうのだろう。
 今年は、日韓国交回復50周年でもある。従軍慰安婦をはじめ、侵略戦争が行なった
犯罪の事実は、国際社会が一致する歴史認識である。日本の一部右翼勢力がこれを否定
するキャンペーンを行なっている。
 これでは、国際社会から孤立するだけだ。侵略戦争の反省に立って、憲法9条を活か
した平和外交でこそ、国際社会の信頼が得られる。
 また、今年は国際土壌年でもある。人類の成せる業によって、土壌の汚染や流失が拡
大し、食糧・農業・環境の危機に拍車をかけるという悪循環に陥っている。
 日本政府は、昨年の国連が提唱した国際家族農業年にも全く取り組まなかった。今年
はどうだろうか。期待はできないだろう。
 家族農業も土壌も、持続可能な社会のために大事にしなければならないテーマである

 わがヒューマン・ファーマーズでは、家族農業や土壌をテーマにして、創作と演奏活
動を持続したい。
 そして、笠木透さん亡き後の決意を新たにした活動の始まりでもある。「歌ったら歌
ったように生きろ」という笠木さんの言葉を胸に刻み付け、ヒューマン・ファーマーズ
は今後も歩み続ける。
 雑花塾の仲間たちと協力しあって、そしてヒューマン・ファーマーズとしても笠木透追
悼コンサートを開いていく。