北嶋誠のブログ

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大震災から半年・被災者支援コンサート

2011年09月08日 23時21分19秒 | Weblog
3月11日の東日本大震災から半年になる。それは、私が重税反対統一行動の集団申告
を終えて、税務署から帰宅して間もない時刻であった。
 まだ寒さの残る時期ではあったが、あれから半年、もう秋である。各被災地も我が家
も、復旧復興は遅々として進まず、原発事故の終息と対策も一向にはかどっていない。
 政界では困窮している人たちなどそっちのけで、権力争奪戦をしているが、こんな中
でも、民間による被災者支援活動は私たち自身も被災者でもあるので、大いに励まされ
る思いである。
 こんな時に迎える秋はどうしようかと思ってみても、才能も行動力も乏しい私たちに
は大それたことはとても出来ない。
 だが、これまでじぶんたちなりに活動してきたことの延長線で考え、その手法を踏襲
することで、そう背伸びをしなくても、何かは出来るはずである。
 その一つは、ささやかながらも文化でたたかうということである。もちろん、私たち
の「歌や音楽」を、とても文化とは評価されない方も多いだろうが、これが私たちの文
化水準であるのだから居直って行くしかない。
 今年の地元の文化祭の一環として取り組む、「10・22東日本大震災被災者支援コ
ンサート」もそうである。
 タイトルは大きいが、もちろんこのコンサート一つで何がどうなるというほどの影響
力はないかも知れない。
 それでも、こういう微力というか弱者が取り組む、ささやかな助け合いの行動が重な
り合ってこそ、大きな力になって行くものだろうと思う。
 阪神大震災や中越大地震の被災者、宮崎県の口蹄疫大発生で大被害を受けた畜産農家
の人たちなどが、東日本大震災の被災者支援活動を積極的に行なっていることも、そう
いうことの表れの一つなのだろう。
 私たちのコンサートも、お金持ちのポケットマネーで取り組める程度の経脾で開く。
 もちろんスタッフは手弁当。出演者には趣旨に鑑みてギャラの面では泣いていただく
ことになる。
 また会費は安く設定してあるので、義援金を集めるどころか、コンサートそのものが
赤字になってしまうかも知れない。
 それでも、少しずつでも様々な人たちに、被災者の話や演奏を聴いていただくことが
まず第一で、共に励ましあって生き抜いて行こうという思いを共感しI帯と願っている

 
東日本大震災被災者支援コンサート

 日時  2011年 10月22日(土) 午後1時から4時
 会場  茨城県結城市 結城市民情報センター三階多目的ホール(jr結城駅北口前

 内容
 第一部  地元チーム演奏
  ヒューマンファーマーズ
  絹の会の皆さんによる三味線合奏
 第二部 被災地からのメッセージ 飯館村は今
  原発事故による放射能汚染で、人も牛もいなくなった福島県飯館村。
  ホットスポットの村から、怒りの語部として活動中の長谷川健一さん(酪農家)。
  スライドを上映しながら苦しみと怒りの日々を語る。
第三部 笠木透と雑花塾 大震災を歌う

会費  一般 1000円  中高生・障害者 800円

主催  かるちあ農園(ふぁーむ)

後援  結城市教育委員会  結城市文化協会  結城母親連絡会  結城平和委員会
    九条の会・ゆうき  茨城のうたごえ協議会 (9月1日現在)

お問い合わせ  ℡0296-35-0931  北嶋誠