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北嶋誠のブログ

私の考えていること、言いたいことなどなど。

あの頃のフォークシンガー改訂版

2014年03月08日 19時03分05秒 | Weblog

 ピートシーガーさんが亡くなった。
 日本のフォークソングの形成やフォークシンガーたちの登場に、絶大なる影響を与え
た人物であった。
 ウッディー・ガスリーらとともに1940年代から、単にフォークソングを世界に広
げただけではなく、反戦歌やプロテストソングなどは社会的な影響も大きかった。
 彼のことに思いをはせているうちに、この国のフォークシンガーたちは今どうしてい
るのかと、少しは気になってきた。
 そこで、今や忘却の彼方?にある方も含めて、ここで名前を挙げてみよう。かつて一
度書き込んだことがあるが、随分と間違いがあったようで、お叱りやらお褒めやらがあ
ったとかないとか、多少は仲間内で話題となったようである。
 今回は、そのリベンジで改訂版とでもいうものである。
 昨今はややきな臭い政治や社会情勢ともなっている。例え他愛のない話でも、言論や
表現の自由さえ奪われかねないかと危惧される方も少なくないと思う。そうならないう
ちにやっておきたい。

 おばかやし信康 はか石よもや おなか川五郎 吉田へたくろう ねずみ谷しげる 
 たかだか渡 さいてい哲夫 めんどうへんじ 上条きつね彦 西岡ちゃかし
 いか川良 みかんみかん あなたむりお さなだむし みんなにらんぼう
 小室ふんどし 南こっせつ だめ本こうだろう はしたないひと ですぎ田二郎
 やまんばひろふみ じゃまだパンダ いまわのきわしぼう ビリーバカボン
 はげ村ちんじ ハゲ& わずかハゲとムザンナ?

 やや記憶はあいまいだが、これだけ思い出せればまだまだ行けそうである。
 こう見ると、やはり笠木透さんこそが、もっともフォークシンガーらしく生き抜いて
きたのではないだろうか。
 わたしなどには、とうてい真似はできないものの、自分なりにやれるだけのことはや
りたいと思っている。

2014年は不断の努力が問われる

2014年01月17日 11時42分12秒 | Weblog

 2014年は、ヒューマン・ファーマーズとしても一国民主権者としても、不断の努力が
問われる年になりそうだ。
 年頭早々にあまり多くは語りたくはないので、一言だけ言うと、安倍首相の、歴史に
逆行する政治、世界の流れに逆行する政治をストップさせるために、日本国憲法第十二
条にあるところの不断の努力がいよいよ求められることである。
 憲法改悪を狙って、すでに国会に憲法調査会は設置されている。再度の安倍内閣が登
場してから、国家安全保障会議と特定秘密保全法が強行された。
 さらに、集団的自衛権、九十六条、九条と、再来年の衆議院任期満了までに攻略して
しまおうという魂胆なのか。
 計画的なのか破れかぶれなのか、例え第何条をターゲットにしたとしても、一度国民
投票にかけられることになると、基本的人権の尊重、戦争の放棄、国民主権、三権分立
、地方自治、象徴天皇制から前文にいたるまで、すべての条項がまな板の上にのせられ
ることになる。
 安倍内閣や自民党の改憲草案などをみると、現憲法の民主的平和的条項はすべて改悪
され、まさに時代を逆流して、あの明治憲法以前の内容になる恐れすらある。
 日本国憲法は、安倍内閣の様な再び戦争に突き進む独裁政治の登場を予期している。
そして、それを止める力は、主権者国民の不断の努力にこそある。
 何れにしても、改めて日本国憲法を読み直して、日々の暮らしに活かしていくことか
ら始めよう。これは自分自身への戒めでもあるのだが…。

アメとムチを受け辺野古埋め立てを承認

2014年01月17日 11時39分33秒 | Weblog

 いつかはこうなるとは感じていたが、安倍首相はどこまでも強引である。沖縄県選出
自民党国会議員、自民党沖縄県連に次いで、12月27日にはとうとう仲井真沖縄県知事に
まで、米軍普天間基地の移設にともなう辺野古の海の埋め立て建設を承認させた。
 アメとムチ、つまりは金と脅しで強引に、辺野古埋め立てを承認させた安倍首相の責
任は重いが、公約を投げ捨てて沖縄県民を裏切り、安倍内閣に服従した知事や国会議員
らの行為は許されない。
 辺野古基地の建設が実現すると、外国軍基地の恒久化につながり、主権と平安の回復
は遠のく、そして沖縄県民の苦難の日々が続くことになる。
 口約束の沖縄復興対策費を受け入れ、強圧に屈服した知事への落胆と怒りの声は拡大
し、オール沖縄の反米軍基地闘争もますます拡大するだろう。
 今後は沖縄でも複肢までも同様だが、当事者以外の人々が、いかに苦難を理解し怒り
を共有できるかが重要になってくると思う。

安倍首相が靖国神社参拝

2014年01月17日 11時38分04秒 | Weblog

 いつかはやるだろうとはおもっていたが、戦争をする国づくり対策を矢継ぎ早に推進
している最中のこのタイミングで、靖国神社参拝をやってきたか。
 石原元東京都知事の尖閣列島買収発言もそうだが、日本の右翼勢力は、棚上げ状態と
なっていたこの問題を刺激し、特に中国などの反発と対抗措置を招くことによって、国
内のナショナリズムをあおろうとでもいうのか。
 そして軍拡と米軍基地・日米同盟強化の口実にしようというのか。
 しかし、この安倍首相の靖国参拝では、中韓両国の反発はもとより、米国の政府筋も
失望したとのコメントを述べた。
 その他、台湾、EU、ロシア、シンガポール、インド、国連事務総長などからも非難
や懸念の声が上がった。
 安倍首相は計算づくなのか破れかぶれなのか、中韓の反発は百も承知のうえで「中国
や韓国の人たちの心を傷つけるつもりは全くない、不戦の誓いだ。」などとうそぶき、
米国や自民党幹部の制止も無視して参拝を強行した。
 国会で与党が絶対的安定多数を持つ今こそ、千載一遇のチャンスと見たのかもしれな
いが、情勢判断のできない全く横暴な行為だと思う。
 世界の各国から批判の声が寄せられているように、大日本帝国によるアジアへの侵略
行為や太平洋戦争での世界の歴史認識は一致しており、日本の右翼勢力がこれに抵抗し
続けている。
 これらの勢力を背景にして暴走する安倍首相は、国際社会で孤立を深めていくに違い
ない。
 むしろここは、真の不戦の誓いである日本国憲法を抱く日本国民こそが、世論と運動
を広げて世界の人たちと連帯して、安倍内閣を包囲していく時だと思う。

積極的平和主義

2014年01月17日 11時35分24秒 | Weblog

 またまた政府による理解に苦しむ言葉が登場してきた。12月17日に安倍内閣が閣議
決定した国家安全保障戦略(新中期防衛力整備計画)の中で、積極的平和主義という言
葉が使われている。
 この新中期防の中身は、要するに大軍拡と、集団的自衛権を行使して米軍とともに海
外で戦争をする準備計画である。
 自民党の憲法草案では、戦争の放棄が安全保障に置き換えられている。戦争をしない
ことはやめて、国防軍を設置し戦争をすることによって、国の安全を確保しようという
のである。
 このことからすれば、積極的平和主義とは、積極的に戦争を仕掛けて世界の平和に貢
献しようというのか。
 これまでも国際協調といえば、日米軍事同盟関係重視のことであったし、国際貢献と
いえば、世界の警察を自認する米軍の戦争に参加して日本人が血を流すことを意味して
いた。
 言葉を弄びながら解釈改憲、やがては憲法を改悪して戦争をする国作りの一手法なの
だろう。

独裁政治と戦争への一里塚 特定秘密保護法自公が強行採決

2014年01月17日 11時29分28秒 | Weblog

 12月6日深夜の参議院本会議で、現代版治安維持法とも称される特定秘密保護法が、
自公両党の強行採決により成立した。
 これは国民の口、耳、目を塞ぎ、独裁政治と戦争への道を突き進む一里塚である。
 選挙公約も泣く、国民への説明もなく突然国会に法案を上程した。アリバイ作りのよ
うに、衆参両本会議の直前に公聴会を開いたが、圧倒的多数の反対や慎重の声は全く無
視された。
 国会においては、ろくな説明もなく、閣僚や官僚の答弁は全く不統一。それでも短期
間の審議で強行採決した。
 国民各層からの反対アピール、国会を取り囲み反対の意思表示をする人々。国民世論
の抗議の声が大きくなったために、採決を急いだのに違いない。
 それにしても、人権、平和、民主主義を蹂躙する法案を、議会制民主主義を蹂躙して
強行採決するとは、二重三重の意見の法律であり、私は一主権者として容認することは
できない。
 これから秘密保護法廃止を求める国民運動が燃え広がるだろう。
 それにつけても、回外からの日本政治の右傾化への懸念が広がる中で、NHKはもと
より大手新聞社など、マスメディアの報道はひどかった。
 法案の内容や問題点、反対する人々の声などの報道は少なく、廃案を求める運動には
目を背け、修正論議ばかりを報道していた。
 これを見て、太平洋戦争中の大本営発表を想起したのは私だけではないだろう。
 国民には情報を隠し権力にはへつらい、仮にも民主国家?のジャーナリズムとしての
良識や良心は何処へいってしまったのだろうか。
 日本国憲法は、このような独裁者やファシズムの台頭を予期して、政府による過ちが
繰り返されないように規定されている。前文には「再び政府の行為によって戦争の惨禍
が起こらないように(中略)この憲法を確定する」とある。また十二条には「この憲法
が保障する自由および権利は、国民の不断の努力によってこれを保持しなければならな
い。」とある。
 国務大臣や国会議員は憲法を尊重し擁護する義務を負うが、これを確かなものとし、
自由や人権を保障するたねには、国民自身の不断の努力が義務付けられているともいえ
る。
 ファシズムの台頭と戦争への道を止めるには、主権者国民自身が日本国憲法を身に付
け、日常生活や社会滑動に活かしていくことが肝心なのだと思う。

世界の流れは平和・人権・民主主義

2014年01月17日 11時24分21秒 | Weblog

 今国会では、特定秘密保護法をはじめとして、人権や民主主義、そして平和を脅かす
法案が、自公政権の圧倒的多数を背景にして次々にろくな審議もせず、国民の反発をよ
そに決議された。
 その他、消費税増税、TPP交渉への参加、沖縄米軍基地問題、原発の再稼動など、
さらに国民不在の暴政の流れを、金と脅しという常套手段も駆使してゴリ押ししようと
している。
 もちろん、小選挙区制によってもたらされた虚構の安定多数内閣であり、衆参のねじ
れは解消されたかも知れないが、国民とのねじれや矛盾はむしろ激化し、このまま調子
に乗って暴走すれば、やがて自ら墓穴を掘る結果となるだろう。
こういう今国会の中で、うれしい情報がないわけではない。国連決議である障害者権利
条約の批准が国会で決議されたのである。
 すでに150カ国以上が批准していたにもかかわらず、自称先進大国の日本政府は、人
権と福祉向上にはノラリクラリと抵抗してきた。
 それでも、内外の情勢や障害者運動の高揚に押されて、ようやく批准することを決め
たのである。
 このことや、特定秘密保護法、侵略戦争の反省なし、学校やスポーツでの虐待など、
日本は国連をはじめ海外からは人権後進国と言われてきた。
 だから実のところは、障害者権利条約などの権利向上の方向こそが世界の流れであり
、秘密保護法、軍備増強、原発再稼動、米軍基地強化、TPP参加などは、むしろ歴史
に逆行する政治と言わざるを得ない。
 このことについて安倍首相自身、「右翼国粋主義者と言われてもかまわない。と発言
し居直っているように、まさに確信犯なのである。

かるちあ農園コンサート「ヒューマン・ファーマーズ25周年交流コンサート」

2013年12月31日 21時51分28秒 | Weblog

 下館労音の流れを引き継いで続けてきたかるちあ農園も、かれこれ30年以上にもなる

 今年も12月1日、結城市民文化センター展示室でコンサートを開くことができた。
 「ヒューマン・ファーマーズ25周年交流コンサート」と題して、ゲストのいわき雑魚塾
と結城うたごえ喫茶のみなさんとともに、ささやかながらもほのぼのとしたコンサート
になった。
 東日本大震災と福島原発事故以後は、それまでの食と農、憲法九条と平和、などに加
えて、原発ゼロを目指す集会やコンサートが増えて、その分野での創作も進めなければ
ならないことになり、余裕がないような充実していたような日々が続いてきた。
 それだけに、今回はゆっくり交流しながらのコンサートにしたいと思っていた。
 このところめっきり腕前を上げてきたいわき雑魚塾と二年前から始めた結城うたごえ
の皆さんと、のんびりできたように思う。
 今回の出演メンバーは、北嶋誠、佐藤せいごう、亀井秀明、久保田秀幸、吉川路子、
大泉和美の6名であった。
 バンジョープレイヤーの亀井秀明は、久しぶりの参加だった。亀が浦島太郎になって
いなければ良いのだが。
 今後は、メンバー一人ひとりの見せ場をもっと作っていかなければならないとは思う
のだがレッスン時間がなかなか取れないという問題もあり、何とか工夫してでもやって
いかなければならないだろう。

視覚障害者としてできること

2013年12月31日 21時37分55秒 | Weblog

 日本国憲法九条を改悪して、戦争をする国づくりを目指す安倍内閣は、反発する国民
世論の壁は厚いと察したか、いよいよ手を変え品を変えての攻勢を強め、まさに暴走内
閣本領発揮の様相を呈してきた。
 いきなり九条とはいかないとみて、憲法改正の承認を得るための国民投票の国会議員
発議を、三分の二から二分の一にするという第九十六条改変を企んだ。
 しかしこれも、立憲政治を破壊するものだという改憲論者を含む広範な批判の声が上
が強まる中でストップされている。
 それでも執念深い安倍首相は、米軍の足軽部隊となって戦争をすることができるよう
にするため、さらに憲法解釈を変えて集団的自衛権の確立を狙ってきている。
 これが通ると、九条のもとでも戦争ができることになり、憲法九条の形骸化が一層進
ことになる。そしてその後に、実態に合わない憲法は改正をというのだろう。
 その一里塚として、11月27日には、参議院本会議で集団的自衛権行使作戦会議とも言
うべき日本版NSC・国家安全保障会議設置を決めた。
 さらには、戦争に反対する国民の自由と民主主義を封殺する特定秘密保護法を、何が
何でも制定しようというのである。
 このようなきな臭い中で、戦争ともなれば使い物にならず、生き抜くこともできず、
ただ非国民と呼ばれるだけの視覚障害者も活動を強めている。11月21日には、ストップ
特定秘密保護法視覚障害者アピールを発表し、国会議員などに送付した。
 11月23日には、東京都障害者福祉会館において、音楽評論家や作詞家など多方面で活
躍する湯川れい子さんの講演会があった。主催は視覚障害者九条の会。
 前日まで、ポール・マッカートニーの来日公演に帯同して取材していた湯川さん。音
楽は理屈の要らない一体感を呼ぶ平和の原動力であると。
 もちろん、音楽そのものにも、平和のメッセージを伝える力がある。
 私たちなりに、与えられた条件の中で、努力し活動することは多々あるということだ
ろう。


第24回朝市まつり&収穫祭

2013年11月17日 00時14分14秒 | Weblog

 2000年頃からは、結城市浦町児童公園を会場に、このテーマで毎年11月上旬か
ら中旬にかけての時期に開催されている。
 その歴史を紐解いても関心を持たないことだろうが、幾多の変遷があり、今があるこ
のイベントである。
 また私自身としては、30歳代前半の頃から、食と農を守るためにと立ち上げてきた
組織と運動の一環であり、思い入れは強いものがある。
 特に、この地域での社会的存在が認知されるという、いわば市民権を得るために大き
な意義があったからだと思う。
 先ず収穫祭は1989年に、結成して2年目の茨城県西農民センター主催で、八千代
町若のプレハブ事務所の庭を会場に開いたのが最初である。
 その後結成された茨城県西食健連主催となり、八千代町と結城市でする千人規模の大
収穫祭を4回ほど開いた。
 第1回朝市祭は、1990年8月に下館市役所駐車場で開催した。同場所で前年か
ら農民センター朝市部として始めた健康朝市の一周年を記念して開いたものである。
 90年からは結城でも健康朝市を開始し、下館と結城で朝市祭を三年連続して開いて
きた。
 以後、約10年ほど休止していたが、朝市祭&収穫祭として復活し現在に至る。
 途中で1年だけ、どちらも開催されなかった年があるので、第24回となっている。
 どうでもいいような過去の話だろうが、要は物事を立ち上げ継続することは、容易な
ことではないということである。
 趣旨が理解できず、損得勘定で判断する人も多い。内外からの様々な干渉もあった。
 そのような中でも継続できたのは、農業と自らの生産物に誇りを持ち、農業つぶしと
農村破壊は許さないという自覚のもとに、たたかってきた農民が少なからず存在したか
らだと思う。
 さて、肝心のお祭りの話だが、これまた今年は天候に恵まれたので、客の出も良く、
農産物の売れ行きも良好だったようである。
 TPPからの撤退を求める請願書をしっかり集めてもいるようであったし、とにかく原
点を忘れないで今後も取り組むことだと思う。
 ヒューマン・ファーマーズは、多くのメンバーが都合の悪い土曜日の開催とあってか
、北嶋誠、渡辺三智夫、それに久保幸子が食健連の任務の合間をぬって時々歌で参加す
るにとどまった。