5月14日、政府は新型コロナ対応の特措法による緊急事態宣言を一部解除した。だ
が、感染再拡大の不安はぬぐいきれない。また、医療、検査体制、経済補償が十分でな
い限り、国民の命と暮らしの危機はまだまだ続く。
この茨城県も解除にはなったが、私自身も、家族の健康や酪農経営への影響なども考
慮すると、まだ外出にはためらいがある。
このこともそうだが、私が今一番憤っているのは、国民が新型コロナとの闘いの苦難
の中にあるのに、そんなことはよそにして、安倍内閣が暴走政治をやめないことだ。
森友学園、桜を見る会、コロナ対策のお粗末と、今や八方ふさがりの状態になっても
、権力維持と憲法改悪に最後の執念を燃やしているのか、それとも破れかぶれなのか、
どうにも止まらない。
しかも、それはヒトラーとスターリンという二大独裁者の手口と同じではないのか。
その一つは、以前にも書いたが、ナチスのヒトラーは、当時のドイツで民主的と言わ
れていたワイマール憲法を、大統領緊急礼を乱発させることで形骸化し、独裁体制を確
立した。
権力を掌握したヒトラーがしたことは、先ず障害者の大虐殺、次いでユダヤ人の大虐
殺、そして世界大戦へと突入していった。
3日の憲法記念日の改憲団体の集会で、安倍首相が憲法に、緊急事態条項の創設を提
唱したことは、まさにこのヒトラーの手口をまねようとしているのではないか。
また今の国会では、検察庁法改正案の与党による強行採決が狙われている。
改正案の問題点は、内閣の都合で検察幹部の定年延長ができることだ。これでは、内
閣のご機嫌を覗いながらの仕事になってくる。ましてや、政府与党の犯罪を追及するこ
となどもってのほかだということになる。
不偏不党、自主独立の検察であればこそ、権力の犯罪にも厳正に対処できるし、国民
の信頼も厚くなる。この検察のあり方に、政府が関与することは民主主義の破壊であり
、あってはならないことだと思う。
旧ソ連首相のスターリンは、レーニン後の最高権力者になるべく、検察と秘密警察を
使って、ロシア革命を担った同志や共産党の幹部などを、犯罪者にでっち上げて粛清し
、78万人以上を処刑したという。
このスターリンが、権力を掌握してからしたことは、国内では専制政治、外交では覇
権主義で、米国との冷戦に突入していった。
ヒトラーとスターリン、この二人の共通点は、独裁者、専制政治、大量殺戮、戦争と
いったところか。だからここでは、法の支配、人権、民主主義、三件分率、平和などは
否定される。
新型コロナ非常事態の裏で、独裁者の手口に倣って、悪法をごり押しし、さらに憲法
改悪を狙う安倍内閣こそ不要不急で、立憲野党と市民の共闘でストップさせることこそ
必要緊急である。
が、感染再拡大の不安はぬぐいきれない。また、医療、検査体制、経済補償が十分でな
い限り、国民の命と暮らしの危機はまだまだ続く。
この茨城県も解除にはなったが、私自身も、家族の健康や酪農経営への影響なども考
慮すると、まだ外出にはためらいがある。
このこともそうだが、私が今一番憤っているのは、国民が新型コロナとの闘いの苦難
の中にあるのに、そんなことはよそにして、安倍内閣が暴走政治をやめないことだ。
森友学園、桜を見る会、コロナ対策のお粗末と、今や八方ふさがりの状態になっても
、権力維持と憲法改悪に最後の執念を燃やしているのか、それとも破れかぶれなのか、
どうにも止まらない。
しかも、それはヒトラーとスターリンという二大独裁者の手口と同じではないのか。
その一つは、以前にも書いたが、ナチスのヒトラーは、当時のドイツで民主的と言わ
れていたワイマール憲法を、大統領緊急礼を乱発させることで形骸化し、独裁体制を確
立した。
権力を掌握したヒトラーがしたことは、先ず障害者の大虐殺、次いでユダヤ人の大虐
殺、そして世界大戦へと突入していった。
3日の憲法記念日の改憲団体の集会で、安倍首相が憲法に、緊急事態条項の創設を提
唱したことは、まさにこのヒトラーの手口をまねようとしているのではないか。
また今の国会では、検察庁法改正案の与党による強行採決が狙われている。
改正案の問題点は、内閣の都合で検察幹部の定年延長ができることだ。これでは、内
閣のご機嫌を覗いながらの仕事になってくる。ましてや、政府与党の犯罪を追及するこ
となどもってのほかだということになる。
不偏不党、自主独立の検察であればこそ、権力の犯罪にも厳正に対処できるし、国民
の信頼も厚くなる。この検察のあり方に、政府が関与することは民主主義の破壊であり
、あってはならないことだと思う。
旧ソ連首相のスターリンは、レーニン後の最高権力者になるべく、検察と秘密警察を
使って、ロシア革命を担った同志や共産党の幹部などを、犯罪者にでっち上げて粛清し
、78万人以上を処刑したという。
このスターリンが、権力を掌握してからしたことは、国内では専制政治、外交では覇
権主義で、米国との冷戦に突入していった。
ヒトラーとスターリン、この二人の共通点は、独裁者、専制政治、大量殺戮、戦争と
いったところか。だからここでは、法の支配、人権、民主主義、三件分率、平和などは
否定される。
新型コロナ非常事態の裏で、独裁者の手口に倣って、悪法をごり押しし、さらに憲法
改悪を狙う安倍内閣こそ不要不急で、立憲野党と市民の共闘でストップさせることこそ
必要緊急である。