摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 酔うこともある

2005年10月14日 20時34分18秒 | じぶん
私は酒を飲んでもあまり変わらないタイプである。多少おしゃべりになるかも知れないが、極端に乱れることは無いし、またそれは格好悪い事だと思っている。なぜなら、子供のときから反面教師が身近に存在していたのだ。名付けて反面家庭教師か。
実は、私の父は普段はニコニコしていて、人のいい優柔不断なオヤジなのだが、酒を飲むとまったくの別人になってしまう。これは、例えようのないくらいの劇的な変化である。最近はそうでもないが(年齢の所為か?)、以前は酔っ払うと喜怒哀楽が極端に現れた。中でも「泣く」「怒鳴る」「訳の分からない行動をする」などには本当に困ったものだった。店のトイレットペーパーを体中にぐるぐる巻きにしてステージで踊っていたとか、道路の真ん中でゴロゴロしていたなどの目撃情報があり、その度に私は緊急出動しなければならなかった。なのでその頃、二番町辺りのスナックには出入り禁止の店も何軒かあったようである。
それはさておき、昨日は久しぶりに平和通りの焼き鳥屋「安兵衛」に行った。誘ってくれたのはA氏。仕事関係以外で、私のような者と酒を飲んでくれる、数少ない人物である。彼の酒は非常に綺麗で、私が目指すのにとても近い。(もしや、彼にも反面家庭教師がいたのだろうか・・・)
ところが彼と飲むと、あまり変わらないタイプのはずの私が酔っ払ってしまう。さすがに、「泣く」「怒鳴る」「訳の分からない行動をする」ことは無いが、精神的に箍が外れてしまうのだ。多分彼は、安心して甘えられるタイプなのだろう。(注!私はゲイではありません)なので結果、一人でしゃべっている状態になってしまう。昨晩も、さぞかしお疲れになられたことだろう。申し訳ない。
でも、また誘ってくださいねぇー。いつも待ってるワン(笑)