摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 マカさんって・・・

2005年10月03日 23時48分36秒 | じぶん
私が20代の中頃の事。今では考えられない事であるが、ほぼ毎晩、街に飲みに出ていた。365日の内、363日くらいは出勤していたはずである。なので、夕方から夜にかけて二番町界隈を歩いていると、開店準備の店主や客引きのお兄さんがたから「おはようございます!」と挨拶された。毎日会うのだから、どこかの店の者と思われていたようだ。
まず、街に出ると初めに顔を出す店があった。今はもう無くなってしまったが、「See You」というショットバーに行く。基本的にはここが私の夜の街での基地であった。まあ、そこから色々な店に出動していたわけである。この「See You」というショットバーはカウンターしかなかったのだが、いつも入って左端に腰掛けていた。この店は一人で来る女性客も多く、私はいつも「よくお会いしますね」みたいな事を言われていた。「そりゃそうだろう、毎日来てるんだから!」
そんな中に、3人組で来る女の子たちがいた。彼女たちは当時、愛大付属病院の看護婦さんで、普段は大変な激務をこなしてるはずなのだが、店で会うときはとても明るくて楽しい3人組だった。彼女たちも例にもれず、店に来るたびに会う私のことをとても不思議に思っていたらしい。いつしか、彼女たちは私のことを「マカさん」または「マカ」と呼ぶようになった。そう、摩訶不思議のマカである。
あるとき、タウン情報まつやまの企画でカルピスを使ったオリジナルカクテルのコンテストがあった。そのカクテルの名前を決めるとき、ちょうど来ていた彼女たち3人は、私のことをネタにして「摩訶不思議 with LOVE」という名前をつけた。そのおかげで、なんと「摩訶不思議 with LOVE」は堂々人気投票第1位に選ばれたのだ。
私は、そういう由緒ある名前をこのブログタイトルにしているのだ。

それにしても、あの3人は今頃どうしているのだろうか・・・?