僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

SF小説ハートマン「瓦礫の山から」

2009年07月09日 | SF小説ハートマン
爆発も電磁波も消えいつもの静かで平和な朝が訪れていた。

確かに静けさは戻った。しかしこれが平和と言えるだろうか。
地上にあった建造物は全くその形を残していない・

「カイラス、上に出てみよう」

宇宙(ひろし)が告げるとスペースギアはゆっくりと上昇を始めた。
格納庫のあった建物は完全に瓦礫と化し無秩序に積み重なっていた。
スペースギアは火山がマグマを吐き出すように、むくむくとそれを押しのけて地上へ現れた。
数十メートルの上空に停止しそこにあったはずの街を見渡した。

「地上の音が拾えるかい?」

遠くで微かな爆発音があるが人の声や活動を示す音は何も聞こえない。

「少し感度を上げてみよう」

ゆっくりと旋回を始めた時、スペースギアの背に乗って微妙なバランスを保っていた鋼材が滑り落ち地上の瓦礫に降り注ぐ激しい音が静寂を破って響き渡った。

「ひどいもんだ、しばらく活動はできないな」



「さぁ宇宙君、私たちは行きましょう」

目をさましたミリンダが宇宙の手に自分の手を重ねて言った。

「後はトントが何とかするわ」

ミリンダは宇宙がカイラスとの融合を終えたことを知った。
バイオリストコンピュータと短時間で融合する事が非常に危険な事をトントから聞いていたが、宇宙の体がそれに耐え全てを終えたことを顔色から悟ったのだ。


「よーし、イッツ マイ ターン。今度はこっちから行くぞ」














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聞こえてるんですけど

2009年07月08日 | いろいろな顔たち
え~、それってボクのこと?

ちょっとは当たってるけど

違うと思うけどな

まーたねぇ○○さんまでそーなんだ

違うよって言わないって事は

一緒に笑ってるって事は

そう思ってるんだよね

○○さんだけは違うと思ってたんだけどな

やっぱりそーなんだ

思いたけりゃいいよ

勝手にそう思ってっればいいんじゃん

言い訳したってどーせまた

陰でいろいろ言うんでしょ

知ってるよ

だれも本気じゃないってこと

でもだれも否定しないこと

つまんないことだって

気がつかないなんて

つまんないことだね。。。



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石けんの型出し

2009年07月06日 | 石けん作り
2本めでたく型出しとなった

いつもはピュアオイルなのだが

今回はEXバージンオイル(セールだったから)で仕込んだので

ちょっとくすんだ色になっちょる



ユーカリ系の香り付けだから

丁度いいかも知れん



柔らかめに出来上がっているので

2-3日置いてから切ることにしようかな



石けん作りは楽しいなりよ



マリ○スファーブル社の

桐箱入りマルセイユ石けんだと

これがデパートで1本¥10,000なんだよ、知ってる?

釜でぐらぐら煮ちゃってるのにだよ



別に競争してるわけじゃないから

いいけどね







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石けんの仕込み

2009年07月05日 | 石けん作り
オリーブオイルが安く買いえた
賞味期限が迫っているからかナ
いいよいいよ、それ買うよ

つーわけで、久しぶりに石けんを仕込む
蒸し暑い、汗だらだらになった


型入れ直前の画像です
ここでユーカリとティートゥリーの天然エッセンシャルオイルを投入する


約4時間後にのぞいてみたら
ジェル化=色が濃く半透明になる 
していた

さらに6時間くらいすると
不透明で明るい=型入れ時に近い色、
に戻るのだ







面白い










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「パトスとエロス」 家の中へ

2009年07月04日 | お知らせ
「お父さんお父さん」と叫びながら誰かを捜している。

ただ事ではないと感じた辰雄は「どうかしましたか?」と木戸をくぐった。
木戸は見た目よりずっとスムーズに動き、きしんだりがたつくこともなかった。

老女は近づく辰雄を認めると「ああシゲルさん、お父さんが、お父さんが変になっちゃった」と言って手を伸ばした。
辰雄はシゲルさんを否定しないまま老女に引かれて行った。

室内は薄暗かったが隅々まで清潔に整理されていた。
もともと家具や調度品はほとんど無く8畳ほどの居間には布団のない炬燵と仏壇、小さなテレビがあるだけで旅館の一室のようだった。

その奥の台所だけは生活感にあふれ、漬け物の壺や土鍋、使い込んだ飴色のザル、菓子のブリキ缶、薬の袋、手ぬぐいなどが雑然と置かれ、テーブルには食べかけの餅、昔風に少し広めの土間には二槽式の洗濯機があり、じゃぶじゃぶと回っている。

「こっちこっち」と言う老女についてさらに進むと、廊下を曲がったところに人が見えた。
濃紺の袴に白い胴着、弓の練習をする為に整えた服装で倒れている。

70歳は超えているだろうと思われる老人であったが、髪の毛のほとんどない頭はほどよく日焼けして、骨太の手足も健康そうに見えた。

老女は「お父さん、シゲルさんが来たよ、起きて起きて」と肩を揺する。辰雄はしゃがみ込み冷静に脈をみた。

ある。









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どうでもよくない

2009年07月03日 | 何でも掲示板
工具を買ってきた

張り付いていたラベルをはがしたら

こうなった



べたべたしとるやないけ

きもわるやないけ


ガムテープでぺたぺたしても取れん

アルコールでゴシゴシしても取れん



この道具のメーカーの人達は

自分の作った工具をお店で買ったことがないのだと思う

そりゃそうだろう


買った人がどうやって使うのか

そこまで考えれば

もうちょっと何とかなるのに…








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HR…④

2009年07月01日 | その辺の木や花です
今日は本当の話をするわ

わたしお友達、サルトラン君よ

嘘じゃないわよ、そう言ったでしょう

自分をちゃぁんと見つけた人なの

あっごめんなさい、人じゃないわね

でもね、彼は考えたのよ

そうなの、自分はどうして猿に生まれたんだろうってね



大切なのは自分について考えるきっかけになったこと

いい?みんな

ちっちゃな事で自分をちゃぁんと見つけて

サルトラン君はその辺の猿じゃなくなったのよ



ほら、それはこの子



きれいでしょう?

この子は自分がその辺の草と違うことにちゃぁんと気がついたの

サルトラン君はそれを見て自分に気付いたのね

だって他の草たちは

まるで草なんですもの…




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