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僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

リゾート…①

2006年06月02日 | SF小説ハートマン
宇宙(ひろし)の夢6日目です。初めて見て下さる方は、面倒くさいですが
カテゴリから「SF小説ハートマン」を選んでいただき、
①の初めから読んでいただくと、面白いと思います。。。ヨロチク

「GEALMAリゾート」のスペースポートに着くと観光客はガイドに従っていくつかのコースに分かれていった。ハートマンが特殊なホログラムの浮かぶチケットを係員に提示すると、受付係官はキーボードに2-3語を打ち込んだ。完璧な笑顔を作って答える。
「しばらくお待ち下さい。煙草をお吸いになるならこれを」
と無煙フィルターを差し出す係官の言葉が終わらないうちに、
「失礼します。」と制服のガードマンが現れた。

こめかみにフリートークカム(通称テブラデピッチ)が埋め込まれている。女性の外見をしているが、おそらく特殊処理された戦闘用アンドロイドだろう、手足だけが異様にがっしりとしている。

簡単なボディチェックの後、ついて来るように指示をする。3つ程ドアを通り抜けると一般客とは明らかに違う方向に向かってキャリーカートが進行を始めた。カートの進むトンネルは柔らかなチューブ状で薄明るく発光し、数十メートルごとにGEALMAのロゴがアニメーション表示されている。子供が遊ぶスライドショーやパタパタアニメの応用らしい、ぎこちない動きがかえって興味を引く。乗客を飽きさせない為なのか、これから起こる刺激的時間を想像して緊張する心をなごませる為なのか、必要以上にナンセンスで漫画チックだ。

「面白いアニメだね。」と声をかけたが、ガイドのガードマンは均整の取れた横顔を見せてくれるだけで、返事はない。客に対するメンタルサービスは任務に無いようだ。
キャリーカートのディスプレイが目的地到着までの時間をなめらかにカウントダウンし続け、アニメーションがばかばかしく笑いかける。

10分ほど走り、もうアニメーションにも飽きてきた頃、キャリーカートのカウントは0になり、ホテルのロビーのようなステーションに滑り込んだ。
「こちらでしばらくお待ち下さい」
と言い残して愛想のないガードマンはカートと共に去った。  つづく

トイペ…②

2006年06月01日 | 何でも掲示板
ペーパーホルダーが旧式なので取り付けるのに時間がかかります。とは言ってもほんの30秒ほどですが…。

今のホルダーはほとんどワンタッチで、新しいロールをすぐにはめ込めるようになっていますね。旧式というのは、ホルダー軸の両側にバネがついていてそれを押しながら左右の穴に止めるものです。

確かに少しのコツが必要ですが、特殊な技術を必要とするものではありません。どうなんでしょうか、無くなったら付けておいて欲しいと思う方が間違いでしょうか。
必要な人がすればいいじゃないか、ホルダーに止まってなくても使えればいいじやないか、メンテナンスの係の仕事だ、といろいろな意見があるとは思いますが、
ちょっと寂しい気もします。