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生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

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2013年09月28日 | ケータイ小説「パトスと…」





今日はうれしいことがあるって

ずっと前からわかっていたわ



そして、その通りになるのよ



運命ってそうゆうものなの

なにもかも決まっている

でもね

そんなこと知らない方がいいし

知ろうとしても誰も教えてくれないもの







ねぇ辰雄、ほらあれ

あぁここなんだね、やっと会えた



ご挨拶しとこ

うん、そうだね












女神様、一緒にいるのが辰雄君です

こんにちは、やっとお目にかかれました



二人で来られたね

よろしくお願いします、これからもずっとずっとよろしくお願いします



よかったね
留美子はそう言って辰雄の顔を見た

うん、ちょっとどきどきしてる
辰雄はつないだ手にそっと力を入れて5回握った


女神様が微笑んだような気がした

























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