僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

お盆の石けん作り

2010年08月14日 | 石けん作り
まず油を湯煎して温めます
冬ではないので固まっていることはありませんが
温めておくと作業が早く進みます






苛性ソーダを決められた量きちんと測ります
一瓶400~450円位ですが
一応劇薬なのでハンコがないと買えません








苛性ソーダに水を入れると
すぐに反応して7-80度になります
理科の授業では水に苛性ソーダを入れると教わりましたが
マイムの師匠は逆の手順で進めます
危険な作業を短時間で済ます為です

油の温度と合わせる為
水で冷やしたりします









マイムの石けんに使う唯一の添加物
ステアリン酸をパームカーネルオイルで溶かします
添加物を使わなくても
パームオイルの量を増やせばいいのですが
その分オリーブオイルやホホバオイルの割合が減ってしまうので
あまりよい石けんになりません

市販のいわゆる植物性石けんは
ほぼ100%パームオイルで作られています











オイルを計算通り計り混合していきます
各種のオイルの性質によって
必要な苛性ソーダの量と石けんの性質が決まります








レッドパームオイルを5-8%位使うと
石けんは上品なクリーム色に仕上がります
最初は溶き卵のように鮮やかな色です








油は50度ほどに湯煎しますが
鍋から下ろしても温度は3度くらい上がり続けるので
注意が必要です
どうしてなんでしょうか?

苛性ソーダと同じ温度にする為に
一番気を遣う時です









およそ20分間ソーダと混ぜ終わった油は
もったりどろんとしています
反応が進んでいるのです

うっかり素手で触ったり
安易に混ぜて飛び散ったオイルが肌につくと
薬品火傷をしてしばらくヒリヒリと痛みます




つづく



































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