早朝の濡れた公園 2010年02月11日 | その辺の木や花です まだ、誰もいない 濡れそぼった木や花たちは お日様が出ないのをいいことに エロティックな姿を曝したままだ 反り返った枝が クライマックスを迎えている 露を溜めた花びらが目覚める しばし睡魔に逆らわず放心状態でいるのがいい 若者は元気の素を幾つも持っている たくましさは憧れだ 憧れは希望に変わる 希望はエロス エロスは未来への入り口だ 未来は明るいものだと思いたい 次の世代に託すものだったとしても 育っていくものがあり 消えていくものがある したたる露の雫の中に 過去と 未来が 混ざり合っている