ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

UFJ、統合先は慎重に検討しつつも売却は簡単に。

2004年08月10日 | プロ野球再編
住友の揺さぶりか、それを利用して主導権を握りたいUFJの思惑なのかはわかりませんが、この、「『株主らに説明する必要が出てきた』(UFJ広報部)として、三菱東京と統合する場合との条件面での比較検討」行うことはいいことだと想います。

UFJ「慎重に検討」 三井住友の統合条件提示に (朝日新聞) - goo ニュース

しかし同時に気になるのがダイエーの行く末。おそらくダイエーが産業再生機構を利用せざろうえない状況になりそうですが、もともと産業再生機構自体がダイエーのためのものといった色もあり、まぁ既定路線かなという感じです。そうなれば当然球団売却ということになるのでしょうが、そのコンセンサス作りの一環か、早くから身売りの噂が流れ出し、しかもロッテという実名が出ていました。

これまでも銀行統合不成立の歴史を見ていると、新聞社のスクープによって計画を中止せざろうえなくなったことが幾つもありました。

それを考えると、今回の「ダイエー球団とロッテの合弁交渉」についてもあまり書かれすぎる状況というのはどうなのかと思います。もちろん、今回はかなり切羽詰まっているのでしょぅが、ダイエー側の感情的反発やダイエーホークスファンをはじめとした野球ファンの反発というのも予想されます。銀行側からすると、金を出している者が強いんだ的な感覚なのでしょうが、まぁ、よく分からない理由で国会議員が1リーグ制阻止に走るような国ですから、今回のことが吉と出るか、凶と出るか…

ダイエーとロッテ、7月末に合併交渉 (日刊スポーツ) - goo ニュース


片や「株主への説明責任」をたてにとり自分の立場を有利にしつつ、一方でファンや日本プロ野球の将来を無視して資本の論理で球団を売り払おうとする。このあたりがこの銀行の正体というところでしょうか。


コメントを投稿