たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

地味~に渋川赤城の矢筈山、モロコシ山、そして子双山を歩き、今回目的の棚下不動の滝を見に行く。

2019年05月05日 | 赤城山周辺
◎2019年4月29日(月)

赤城キャンプ場先駐車地(8:32)……矢筈山(9:28)……モロコシ山(9:44~10:00)……子双山(10:51~11:04)……林道(11:26)……清滝不動石碑(11:40~11:54)……鈴ヶ岳登山口(12:33)……駐車地(12:46)

 今回歩いた赤城・鈴ヶ岳の南西側にある三つの山は、直前まで名前も存在も知らない山だった。実は、三月末だったかの新聞記事で、渋川にある<棚下不動の滝>の遊歩道が東日本大震災で岩盤が落下して通行止めになっていたのが、八年ぶりに復旧したというのを知り、そもそも棚下不動滝そのものも知らないのだが、調べると「日本の滝百選」の一つだそうで、連休中にでも滝見に行ってみるつもりでいた。
 ただ、滝見だけでは物見遊山で終わりそうなので、どこか軽く歩ける山はないかと探すと出てきたのが、この三山だった。同じ渋川市だし、山を歩いてから滝に行くのもいいだろう。
 この三山の歩きの参考にさせていただいたのは三年前のあにねこさんの記事で、ルートマップを刷り出し、地図代わりに持参した。あにねこさんは鍬柄山まで足を延ばされているが、自分のノロ足ではそれをやると時間的に本来目的の滝見をあきらめることになるやもしれず、鍬柄山部分はカットした。滝見がなかったら、鈴ヶ岳まで行くだろう。

 高速を使わずに17号で行くと、17号から離れてからが長い。自宅から2時間ほどかかった。キャンプ場は夏場しかやっていないようで、まして、こちらから鈴ヶ岳に登るのはマイナーのようで、連休中だというのに路肩に置いた車を一台見かけただけだった。その車とて鈴ヶ岳ではないかもしれない。ただ、先の登山道入口に駐車地があり、そこには何台かあったようで、これは後で気づいたこと。
 車道とはいっても林道というになってはいるが、舗装されていて助かる。この林道はヤマザクラ街道になっていた。終わりかけだがなかなか見ごたえがある。帰りにゆっくり鑑賞したい。
 駐車した場所の標高は935m。三山で一番高いのは子双山の1316m。ここのところの歩きは起伏続きのところばかりだったが、地図を見る限りきつそうなのは子双山への上りだけのようだから、さほど時間はかかるまい。いつもなら構えるところだが、アカヤシオの期待はできそうにもないし、今日はゆっくり行こう。まして、モロコシ山まではしっかりしたハイキングコースになっているようだ。何といっても魅力なのは、山そのものが地味過ぎて、ハイカーもまばらだということ。これに尽きる。

(モロコシ山の標識。ここは鈴ヶ池方面に行けばよかった)


 車は林道脇の鈴ヶ池分岐に置いた。鈴ヶ池方面に行くと、すぐに標識が現れ、「モロコシ山へ」とあったのでそこからハイキングコースに入る。実はこの歩きは失敗で、そもそも矢筈山を先行するのにモロコシ山の標識を見て、よほどに矢筈山はマイナーな山なのかなと思ったものだが、それ以上の疑問は持たず、戻ってから鈴ヶ池に行ってみると「ヤハズ山へ」の標識がしっかりと置かれていた。結果として蛇行ルートで歩いてしまったが、あにねこさんのルートマップに蛇行しているところはなく、歩きながらの途中で、何でこうも違うのだろうかと思ったりはしていた。最初から入口が違っていたわけだからそういうことになる。
 この先、矢筈山を経由してモロコシ山まではハイキングコースを歩くだけのことだし、前置きが長いわりには以降は省略しながら記すことにする。こういうハイキングコースの歩きは、マニアックな歩きをいろいろとされても、こんなコースですらおろそかにはされないあにねこさんのようなガイド的な文章は自分には書けないので、そちらを参照された方がいいだろう。いずれにせよ、玄関口から間違った歩きをしているのだから。

(ハイキングコースにはこんな絵ポスターがずっと続く)


(整備されたハイキングコース)


 ということで、モロコシ山への指導標にしたがってハイキングコースに入る。登りながら、設置された小学生らしき絵がずっと続く。入口に渋川市の看板があったようだが、それは読みもせず、写真に収めて後で見ればよいかと思っていた。連なる絵には「ヒメギフチョウ」と書かれている。このヒメギフチョウ、国の天然記念物にはなっていないものの、県の指定になっているようだ。絵を見る限りは、その蝶の餌になる草「ウスバサイシン」というのがここにあるらしい。先日、モンシロチョウを見たばかりだし、蝶はこれから出てくるのだろう。絵を眺めながら地元の小学生の熱意を感じるが、行政の指指によるものであろうことは疑うまでもない。
 道はくねくねとなっていて、自分の歩きからして尾根直登とかはできない。入口の看板に、登山道から外れるなとあったから、だれもいないからといって、ましてウスバサイシンなる草を踏んでしまう可能性もあるので、ここはおとなしくハイキング道を歩く。
 ハイキング道は整備されている。幅も広いし階段もある。くねくねとしているから傾斜も緩い。ここからは鈴ヶ岳が目立って大きい。

(ここにある「連絡道」の意味がよくわかりかねた)


(矢筈山)


(かろうじてカタクリ)


 ゆっくり登っていくと、標識は「モロコシ山へ(健脚向)」とあり、つい笑ってしまうが、次の標識でようやく矢筈山が出てくる。表記は「ヤハズ山連絡道」とあり、反対方向がモロコシ山だ。てっきり、矢筈山を経由してモロコシ山とばかりに思っていたが、ここが分岐で、GPS軌跡では蛇行する形になってしまった。
 正面に大きく見えるのが矢筈山のようだ。樹間から谷川岳方面が見える。まだまだ白い。今季とはいってもこの時季になってしまったが、雪山には縁がなかった。
 山頂近くで標識。矢筈山方面は「モロコシ山登山道へ」となっていて、ここに自分が歩いたとは別の道が合流して、そちらには「ツツジの径」とある。本来はツツジの径から登るべきだったのだろうが、普通は「鈴ヶ池へ」とするべきものと思うが、よほどにツツジがきれいなのか。今のところ花らしきものといえば、頭の垂れたカタクリを数本見ているだけだ。

(モロコシ山と鈴ヶ岳)


(矢筈山山頂)


 矢筈山はあっけらかんとした山だった。標識がここまでやたらとあったわりには山名板もない。これが矢筈山なのかと疑うほどだ。さも入道といった感じの鈴ヶ岳と、その右隣の三角形のピークは、おそらく子双山だろう。
 ここから不親切に標識を見なくなる。明瞭な道が東に向かっているので、ここが矢筈山だとしたら、その先にあるのがモロコシ山だと疑うべくもないが、標識、山名板ともに、何となく半端なハイキングコースだ。

(下りでは岩場も通過)


(モロコシ山山頂)


(この寒暖計はどう読めばいいのだろう。青の先を見ればいいのか)


 途中、岩じみたところを下って緩く登るとモロコシ山。とはいっても、ここにも山名板はない。ここのピークは丘といった感じだ。寒暖計とメモ帳が置かれていたので、「モロコシ山も矢筈山も山名板のない山なんですね」と書き込んだ。昨日、ここにいらした方も22日の方も、現在気温、最高気温、最低気温を書き込んでいるが、このメモ用紙はそれを書き込むためのものなのか。寒暖計には目盛が二つあり、最低気温、最高気温とあるが、自分には、この寒暖計をどう読むのかわからない。
 休憩態勢に入り、一服しようかと思ってタバコを取り出して顔を上げると、目の前にオッサンがいた。気配を感じなかった。寒暖計をじっと見ている。22日も28日も同じ書体のようだから、もしかして、このオッサンが日参しているのだろうか。とすれば、余計なことを書きこんでしまったようだ。つい雑記メモとばかりに思っていた。

(子双山へ)


(プチヤブ)


 おかげてタバコを吸うタイミングを失した。オッサンは子双山には行かないとおっしゃっていた。まだ寒暖計を見て、一眼で写真を撮っているオッサンと別れ、子双山に向かう。ここには標識が置かれ、「林道へ」と「キャンプ場へ」となっている。自分が向かう方向に標識はない。
 この先、「林道へ」「モロコシ山へ」の標識を過ぎると、道は踏み跡になってしまった。そしてテープが現れる。どんどん鞍部に下っているが、目の前には子双山があり、どこをどう歩いても山頂には行き着くようだ。
 鞍部は1125m。10時20分。ここから子双山までは200mほどの登り返し。等高線は密だ。ここまで楽して歩いて来た分をここで一気に巻き返しされるようだ。

(登り)


(振り返ると矢筈山とモロコシ山)


(こうして見ると結構急だ)


 作業道のような道が横切り、雑木の斜面が上まで続いている。アカヤシオだのそんなものはないから歩きに集中はできるが、結構つらい。下を覗くと、さして登り上げていない気分になるので上だけを見て登る。
 何度も何度も立ち休み。ここは土がフカフカで歩きづらい。やがて石混じりになったがすぐに元に戻る。ようやく上に平らな部分が見えてほっとする。あそこが山頂だろう。倒木が出てきて、樹の姿もまた踊っている。

(ピークかと思ったら先があった)


(これを越えて)


(子双山山頂)


 ようやくピークかと思ったところは平らではあったが山頂ではなかった。さらに先の枝越えのヤブ先が山頂らしい。10時51分。山頂着。あぁ疲れた。

(山名板1)


(山名板2)


(鈴ヶ岳が迫っている。よく見ると、こちら側は岩壁になっている)


 小広い台地には山名板があった。板というよりもプレートか。「子双山」、「コフタ山」、「児双山」の三種。「コフタ山」の文字の周囲は剥がれているので、あるいは「コブタ山」なのかもしれない。展望はなく、正面にどアップで鈴ヶ岳が見えるだけ。

(子双山を下る)


(雰囲気はいいが、先が見えなくてちょっと不安になる)


(林道が見えてほっとする)


(林道)


 一服して下る。南東に下って林道に出るつもりだ。
 こちらの傾斜はきつくはない。部分的にササが出て、下りきるとだだっ広くなり、このまま果たして林道に出られるのか心配になってくる。落ち着いたと思ったらまた下りになり、上の方に道型のようなものが見えてほっとする。カーブミラーのあるところで林道に出た。

(林道から子双山)


(ピンクテープに従ったら余計な谷渡り)


 このまま林道の終点まで行くつもりでいたところ、左にピンクのひらひらが目に入った。その先にもひらひらがある。ショートカットだろうと下ると、水なしの沢を越えて登り返して小尾根。小尾根上には踏み跡が下っている。このショートカット、ちょっとだまされた感じがする。林道終点からだったらそのまま下り調子ではなかったのか。余計な登り作業を強いられた感じがする。

(清滝不動明王碑)


 沢越しに石碑が見えた。清滝不動明王と記されている。裏を見ると明治の物だ。あにねこさんの記事には「基部から清水が湧き出している」とあるが、確かに穴があって、覗いて見たが、ただ湿っぽくなっているだけで、水流の気配はなかった。ここでしばらく休憩。沢と雑木で雰囲気は良い。ここにも花はない。

(終点に向かって)


 登山道を下って行くと、ヒゲのオジさんが登って来た。「何とかいう花は見なかった?」と聞かれ、ここの固有種の花なのかどうかは知らないが、その花を見るのを目的で来たらしい。いろいろと雑談を交わした。ここで、鳴神山の迂回路やら、小平のカッコウソウ自生地、鳴神山での白テープ巻きのことを聞く。さっき見たピンクテープのことを話すと、テープ付けにはかなり批判的で、余計なテープは回収して歩いているようだ。ここはツツジも何もないんですねと言うと笑われた。赤城は連休明けだよって。子双山から下って来たことについては、あんたヤブ屋さんかいと言われたが、あれがヤブ山とは思えない。その間に二人連れのハイカーが通過。

(こちらも明瞭なハイキング道)


(鈴ヶ岳登山口)


 部分的に倒木がうっとうしいところもあるが、概ね感じの良い登山コースだ。標識も整備され、歩きやすい。左に子双山を見ながらの下りになる。以降出会ったハイカーは一人だけ。連休中だというのに、こちらから歩くハイカーは本当に少ない。
 登山道はえぐれた林道のようになり、車道に出た。ここが鈴ヶ岳の登山口ということになる。車が3台置かれている。いきなりコンニチワと声をかけられた。車の脇にいて見えなかった。これから帰るところだろう。

(ヤマザクラ1)


(ヤマザクラ2)


(ヤマザクラ3)


(鈴ヶ池に向かうとこんな標識が)


(鈴ヶ池)


(ここでようやく)


 車道沿いのヤマザクラを見ながら駐車地に向かう。終わりかけなのが残念だが退屈しないで駐車地に着いた。まだ時間的な余裕もあるので空身で鈴ヶ沼まで行ってみた。ここで「ヤハズ山へ」の標識を見ることになるが、「ツツジの径」の標識はない。これはまた別口のコースなのだろうか。
 鈴ヶ池はただの汚れた感じの溜池だった。わざわざ見るほどの池でもなかったが、ゼンマイが顔を出し、唯一ここでアカヤシオを見た。終わりかけだった。

 今回の目的地の棚下不動滝に向かう。途中、車道を歩いているグループがいた。そして、閉鎖はしているキャンプ場の駐車場には車が10台ほど。大方、ヤマザクラ見物か山菜採りなのか、それともどこかスポットでもあるのだろうか。

(本日の軌跡)

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」

【棚下不動滝】
 棚下不動滝については、以下、山歩きでもないので写真のみの掲載にするが、勝手に近いと思っていたのは間違いで、車で30分ほどかかった。
 遊歩道の位置が悪いのか、間の茂みが邪魔をして、どうも全容は撮れなかった。この滝は「雄滝」で、「雌滝」の方は高い岩盤の間から細く流れていた。そちらに行く方もいるのだろうが、かなり危険だろう。遠望で見るだけで十分だ。ここで、何で雄、雌なのか気になっていたが、雌滝を見て、なるほどまさに雌滝だ。それでそれに合わせて雄滝にしたんだなと納得。
 帰りがけに永井食堂でモツ煮でも買って行こうと前を通ったが、並んでいたのでやめた。17号線の流れは悪く、前橋市内を通らないバイパスに入ってからようやくスムーズに流れてくれた。







































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Unknown (でん)
2019-05-05 12:26:54
ウスバサイシンとヒメギフチョウの見られる貴重な山、春の訪れはこれからって感じの画像ですけどオオヤマザクラがきれいです。
温度計は、右の青の下が最高気温で左の青の上が最低気温を示して、右の水銀が現在気温だと思います。
温度を記録しているのは、天然記念物のヒメギフチョウ(赤城姫)の調査・観察なのかも?
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Unknown (瀑泉)
2019-05-06 02:11:15
鈴ヶ岳南西のお歩き,中々,興味深い処ですが,やはりアプローチがネェ。仮に東からなら,鍬柄峠から下るしかないかと思いましたヨ。
それにしても,静かという割には,随分と人に会いましたネ。以前,GWに鈴ヶ岳を周回しましたが,鈴ヶ岳山頂以外では,ほとんど人に会わなかったモノですから。
それにしても,子双山の名前は気になりますネ。普通,二子や双子だと思うのですが,双耳峰でないとすると,当て字か何かですかネ。
ところで,棚下不動の滝へ行って来られましたか。
震災前に,二度訪ねてますが,以前は,庇が立派で,滝身も細く格好の良い姿だったんですケドねぇ。
百滝に選ばれたのも,ナルホドと頷ける姿だったんですけれど,今はその面影も無くなってしまって。
ちなみに,遊歩道が八年ぶりに復活という話は初めて知りましたが,震災で今の姿になったことは,震災後数年のうちには知っていました。
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Unknown (あにねこ)
2019-05-06 07:40:05
私の場合、矢筈山やモロコシ山、子双山の名を知ったのは(今は更新が止まってしまった)やまの町桐生からでした。4/29は赤城キャンプ場で、ヒメギフチョウの保護活動の集まりがあったようです。子双山の登りはトレーニングのためにあるような坂ですよね。お疲れ様でした。モロコシ山〜子双山のタイムは、本気出して登った私と同じなので、全然ノロ足じゃないと思いましたです(あるいは私もノロ足なのかも^^;)。
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でんさん (たそがれオヤジ)
2019-05-06 18:52:10
でんさん、こんにちは。
温度計の見方はそういうことですか。ということは、その時点の最高気温は16.5℃、最低気温は9.5℃ということになりますかね、まぁ、当日の状態からして妥当と言えば言えます。ところで、現在気温はどう読むのでしょうか。
これがヒメギフチョウの観察用のものだとしたら、私が余計なことを記し、それをじっと見ていたオッサンがその記録を書き込んでいる方だとしたら、私は落書きをしたようなものですが、そうならそうと、何か明記でもしておいて欲しかったです。
ヒメギフチョウはあの辺では「赤城姫」と言われているのですか。カタクリの花が出てくる頃に見られるようですね。ネットの写真で見ると、保護色っぽかったので、もしかすると気づかずにいたのかもしれません。ウスバサイシンについては、これがその草じゃないのかと思い、写真も撮ったのですが、恥をかきそうなので敢えて出しもしませんでした。
でんさんはお詳しいですね。
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瀑泉さん (たそがれオヤジ)
2019-05-06 18:52:42
瀑泉さん、こんにちは。
確かに、水戸からでは前橋までなら我慢できても、渋川になると遠いですよね。同じ群馬の者にすら遠く感じましたから、
瀑泉さんのお話では、鈴ヶ岳は私が帰路で通った南西からのルートで入る方が多いんじゃないかということになるのでしょうか。地図を見ると、ふれあい道の歩きにはなりますが、周回できますね。ただ、鈴ヶ岳ならともかく、欲を出し他の赤城の山までとなると、ちょっとアクセスは悪いかもしれません。私の歩いたコースに鍬柄山を加え、戻って北から下るというのであれば、それなりに歩いた気分にはなるのではないでしょうか。
子双山の山名ですが、帰路で見た限りは双耳峰になってはいます。私が最初にここがピークかと思ったところが片耳で、山頂がもう一方。ただ、その間に鞍部はありませんし、適当なことを記すのも気が引けます。微妙に双耳であることは確かですが、それが山名の由来なのかは何とも言えません。
棚下不動の滝については、正直のところ、これが日本の滝百選? と思ったものです。敢えて記すのもどうかと思いますが、どこにでもある滝という感じでした。これなら、落差は低くとも豪瀑の方が自分には魅力です。滝そのものも知らなかったし、こんなものかで終わりましたが、震災前の姿を知っていたら、がっかりでしょうね。
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あにねこさん (たそがれオヤジ)
2019-05-06 18:53:13
あにねこさん、こんにちは。
今回はあにねこさんの記事で助かりましたよ。滝見の件がなければ、同じように鍬柄峠、鍬柄山まで行き、欲張って鈴ヶ岳。下りは北側のふれあい道で戻ったでしょう。それをいつかしてみたいなと思ってはいますが、いかんせん、何とも地味な山々で、例えば紅葉の時季にきれいならまた歩いてみてもいいのですが、今のあの殺風景さではどんなものでしょうか。
子双山の登りですが、私はストックの助けを借りています。ストックがなかったら、さらに時間もかかったし、途中でやめたかもしれません。一概にノロ足とはいっても、今回の私の歩き方とあにねこさんとでは違うもので、比較はしない方がよろしいかとも。
私が歩いた当日にヒメギフチョウの保護活動の集まりがあったのですか。それで車が多かったのですね。納得はしましたが、ご一行は肝心の矢筈山とかモロコシ山には登ったのでしょうか。それこそノロ足で私の後に歩いていたとしたら見かけることもなかったでしょうが、多くの方が車道をキャンプ場に向かって歩いていましたから、山には行かなかったのかもしれませんね。
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