音楽教室の、フルートクラスとバイオリンクラス合同での発表会があった。どちらもグループレッスンのクラスではあるが、一人だけフルートで個人クラスで発表もソロという人がいた。
なんでこの二つの楽器が合同なのかはよくわからないけれど、どうやら何かの機会に先生同士が意気投合してどうせなら一緒にやっちゃおう! ということになったのだと思われる。
こういう異業種交流も面白い。
フルートクラスは、ほとんどが始めてから半年~3年未満。
ところが驚くのは、どのグループもちゃんとアンサンブルになっていること。
フルートグループの発表が終わる毎に、おそらくはバイオリンクラスの生徒を主体に、ため息が出る。ほど、フルートクラスの演奏はすごい。ほとんど初級者集団のはずなのに、どこも立派にアンサンブルになってハモってるし、リズムもしっかりととれている。
さすがのバイオリンの先生も動揺が隠せない。
う~ん・・・
やっぱりフルートって簡単??
(違うって・・・・・)
そして最後は、講師演奏。
フルート、バイオリン、ピアノの演奏。
生徒だと、バイオリンは楽器を操作するので手一杯、フルートはそこそこの曲でアンサンブルを楽しむ余裕がある、程度だけれども。
さすがに、プロは違う。
ので、ちょっと違うところが見えて面白かった。
なんといっても、バイオリンは音程が良い。
というか、フルートの音程がと~っても杓子定規でつまらなく聞こえた。どの音もきちんと正しいのだろうけれど、それでいて、なぜかどの音も均等に調子はずれ。なんなんだろう。平均律とか表情音程とか、いろいろ言葉が頭のなかを巡る。よくわからないけど。前にモーツァルトのフルート四重奏をレッスンでやったとき、伴奏の弦楽器はここをこういう音程でとるから、フルートはこうしなければならない・・・・なんて指導されたことがある。弦楽器奏者は、やっぱり音程に対する感覚が、管楽器奏者に比べて段違いで違うんだなあ、と実感した。
(勿論、ちゃんとした弦楽器奏者Only)
よしよし、今後はバイオリンも弾ける、音程の良いフルート奏者を目指そう! (気持ちの努力目標)
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