フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

エキストラで

2005-08-02 | 吹奏楽、管弦楽&アンサンブル団体
先日、某吹奏楽団へ、エキストラとして練習に初参加してきた。


ここは私にとって初めての団体。私の高校の先輩が所属されていて、そちらからの依頼。もちろん全国的に供給過剰なフルートではなく、吹奏楽では慢性的人員不足のクラリネット。


クラリネットを衝動買い? して、はや約2年半。
この間、数えてみたら3団体計6回の演奏会(小さいもの含めて)にエキストラで参加させていただいている。これで4団体、7回めの演奏会になる(はず)。


ホントに人が足りないんですねぇ、クラリネットは。
これぢゃあ、フルートとどちらが本職なのかわからないぞ。
 (よく数えて見たら、フルートの方が本番数が多かった。ホッ)

今までエキストラで呼ばれていたところは、クラリネットの人数が少なく、バリバリ吹ける人も少なくて大変そうなところばかりだった。

そして、のんびりまったり系の楽団が多かった。
そこのサックス、指揮者の指示ちゃんと聞こえてるー? おーい、トランペットさーん、日本語理解できてるのー? ・・・そんな感じ。

ところが、ここはなんだかみんなばりばりに吹いている。クラの人数も少ないわけではないみたい。大曲を選曲したので、少数精鋭というわけにはいかないということらしい。

楽団としての気合いもばりばり。
練習中は皆様かなりの集中力。指揮者の言うことは、ほとんど瞬時に理解されて反映されている。 すっごーい。


管弦楽曲の編曲ものが、演奏曲目にある。
管弦楽曲を吹奏楽でやるとすごいことになる。1stクラリネットは。
超絶技巧の1stバイオリンを一手に引き受けるこの無謀さ。
音が高くて細かくて、まるでフルートの楽譜のようだ!?

たまにクラリネットを吹くと、フルートでは出てくることのない五線の下のほうが読みにくくて困るのだけれど、この曲に限ってはそんなことは全然ない。というか、読みやすい(笑)。

楽譜が読めればいいかというと、そんなことはない。
こんな音、今までクラでは出したことない! と、運指表を出しての悪戦苦闘。

「すみません、まだ楽譜をいただいたばかりなので~」
この定番言い訳、あと何回使えるのか・・・・・・・・・