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フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

吹いてないなあ。。

2007-03-03 | 演奏や練習に関して
今週は、私にしては珍しく出張。
三日間札幌で仕事して、今日帰ってきた。

打ち合わせして、ラーメン食べて、打ち合わせして、魚食べて、打ち合わせして、ラーメン食べて、打ち合わせして、カニ食べて、打ち合わせして、ジンギスカン食べて、打ち合わせして、ラーメン食べて、チョコレート買って帰ってきた。

ちょっと、おなかがもたれる。(>_<)

仕事だったので、今週はオケもレッスンも出られず。
ちょっと悲しい。

明日の日曜日まで札幌にいても良かった(どういう仕事だ?)のだけれど、日曜日に木管五重奏の練習をするからススキノで遊んでないで土曜日に帰っておいで~、と仲間からの甘いお誘い。

そんなことでいいのかっ

なので、吹奏楽のエキストラ(本番近し!)のあと、木管五重奏。
出張の疲れがとれずに月曜は仕事だな・・・・

ジャズクラス発表会終了

2007-01-22 | 演奏や練習に関して
本日、フルートのジャズクラスと、ピアノのジャズクラスの合同でのクラス発表会があった。

やっと肩の荷がおりたぜ。ふぅ。

それだけ。





・・・・・

昨日の、3先生のアンサンブル発表会での、ヘンデルでの大事故の記憶が新しく、まあ昨日あれだけハズしておけば今日は大丈夫だよね、みたいな意味不明の確信と漠然とした不安とで、朝目が覚める。

私の曲は、ユビソ。(You'd be so nice to come home to)。
単にすごく好きだったから選んだが、そーとーその筋では有名な曲らしい。ジャズが特に好きではない知人もよく知っている、と言っていた。
一応、ジャズグループレッスンの方でも数回見てもらっていて、OKも、アドバイスもいただいていたし、電車でカラオケ聞きながらイメージトレーニングも繰り返してしていたので、あとは不安になりすぎないことだけを気をつけると。それが成功のもとであると自分に言い聞かせていた。


問題は、もう一曲の方だった。
発表会の前の週のレッスン終了時に、ベテラン生徒さんが、この曲を一緒にやりませんか? と言って渡されたのがYard bird suite。カラオケCDが8コーラスあるので、一人では大変なので何人かでやりたいと声がかかったもの。
その時に一度だけ、ベテラン生徒さんと、もう一人と、私でさらっと通してみただけ。

うーん、なんかしっくりこない。
まずい。

何故かなー、と思ってうんうんと無闇やたらと悩み続けること4日。

悩み続けた甲斐?あり、ふと気が付いた。

コード進行が違うということ以上に、調性が違うことがどうも原因。ユビソはBbメジャーで、ヤードバードはCメジャー。

アドリブ素人の私は、どうやら無意識のうちに、Bbメジャーので落ち着きのいいところ(音)に落ち着こうとする指の癖がついていたようだ(シbと、3度のレと5度のファね)。どうにも、思うことと、思うべきところと、出てくる音と、なんかそのあたりがビミョーに全然かみあわないのはこのあたりが原因だったらしい。

ということで、ヤードバードのカラオケCD聞きながら付け焼き刃的に矯正。昨日のアンサンブル発表会日は、午前中仕事だったのでその行きの車内、仕事からアンサンブルの当日練習をする先生宅へ向かう車内、早めに到着したので喫茶店。そこでひたすらリードシート見ながらCDを聞く。

いいかげん、頭痛いよ。

というわけで、なんとか転調できた(かのように)なった(はず)。

発表会では、ヤードバードのメンバーがステージに上がってから、メロディーとアドリブを吹く順番を決める。8コーラスあるので最初と最後はメロディーに戻るとしてもアドリブは一人2コーラスまわってくる。

え~、二回もやるの~? とベテラン氏に抗議する間もなく演奏開始。

まあ、こういうのも楽しいね。
自分的にはちゃんとCメジャーぽくいったと思っているので、これでよし。

緊張したよー。

第一部が終わり、15分の休憩。
休憩時間には、ワインなどのアルコール類もあり。
やるなっ

まだユビソ残っているけど、紙コップ一杯のスパークリングワインと、半分の赤ワイン。
おいしいねー。


第二部。

ジャズのクラスコンサートといったけれど、実はフルートクラスの発表会を含むので、なんと、最初の組は早春賦のフルート三重奏。クラシックっぽさばりばり。なんと、その次も愛の挨拶。ジャズ風アレンジかと思ったら、こちらもクラシックのアレンジだよ。

それ自体は全く悪くないのだが、前の演奏者の演奏を聴いて自分のリズムをとろうと思っていたのが見事にハズされた。まいったなー。

そして、私の番。
前のクラシックに集中をとぎらされるかと心配したが、それは大丈夫だった。次からは心配するのはやめよう。
休憩時間のワインもよかったのか、適度にリラックスできたかも。最初にばりばりの緊張感でヤードバードをやってあったのもプラスに働いたか。

まあ、演奏結果は想定の範囲内で、初心者としてはよくやったと言えるだろう(という事にする)。ヤードバードのinCから、ちゃんとinBbでやれた(と思う)し。

これで、あとは録画していたビデオさえ目に触れないようにしておけば(笑)、ばたばたしていたが、まあまあ楽しい二日間であったと言えるだろう。


あ~~、マジで疲れた。
明日は午前休暇にしちゃおうか。

アンサンブル発表会

2007-01-21 | 演奏や練習に関して
今日は、以前から知り合いのフルートの先生と、その先生の知り合いの先生の教室の合同アンサンブル発表会。毎年一回のペース。

私はその先生に直接習ったことはないけれども、何故かその集まりには参加させて頂いている。
まあ、お客さんは内輪だけなので気楽ではある。

その発表会で、今年は大事故。

ヘンデルのフルート三重奏。
アレグロで、シンコペーションを含んだややこしい絡み合い。

もともと一回しか合わせていないということもあるけれど。
自分に一生懸命な感じで。
一人がはいり、その後もう一人がはいり。
なーんか、拍があいまいだよー。小節の頭がわからないよー。シンコペーションがてきとー。あー、今どこ~?
「ごめんー」思わず叫んでしまった。
私が入れませんでした。ごめんなさい。m(_ _)m

「じゃあ、アレグロからね」
・・・練習の時からあやしかったんだよね。

その後、順調に進むと、今度はもう一人が落ちた。
まあ、よくあること。
気にしない、気にしない・・・・

じゃあ、46小節目からね。(ちょっとあり得ない感じ(笑))

今度はちゃんと?上手くいく(途中からではあるが)。
その後、その2、3、4曲目はは無事に終了。

今回は、曲が止まってしまったことよりも、止まってしまっても、全くと言って良いほど自分が動揺しなかったことがすごい。もともと少し緊張はしていたが。
これって、実はすごい進歩ではないか(精神鍛錬という意味で)?
最近では珍しい、進歩感というか達成感。
これもジャズクラスのおかげ?
楽譜から落ちて、その度にいちいち動揺していたらアドリブにならないからね。

というわけで、明日はジャズクラスのクラス発表会。
発表会がなんだかつながっている週末だ。
疲れる~

来週は、元気に会社に行けることを祈る。

アンサンブルの反省(事故編)

2006-12-08 | 演奏や練習に関して
今回の木管アンサンブル。
少なくとも知人の間では気づかれていなかったみたいだけれど、小さな事故はあった。それは九重奏の時。

前半から中盤ぐらいまでは、自分でもおおおっっと思うぐらい、洗練されたサウンドを聴かせていた、と思う。演奏終了後に、ビオラのおじさんから、そうそうたるメンバーが揃っているんだね、と言われたぐらい。

メンバーはみんなそれなりに、アマチュアとはいえ管弦楽やら吹奏楽やらアンサンブルで鍛えられている人ばかり。

単純に楽譜が追えなくなった、みたいなことでは事故は起きることは、ない。

一カ所、拍の表から入ったり、裏から入ったり、それが掛け合いになっていてやや構成が複雑な場所があった。そこで何回かCLさんが見失うことがあって、そこは繰り返し練習していた。
そういうところは、まずその部分は大丈夫である。

ただその少し後から、メロディーの移り変わりがあったところで、受け渡されたメロディーが走った。それにつられたのかどうかはわからないが、そこの伴奏も走った。その走り方がばらばらで、どうしたらいいのかわからない。それで集中を妨げられたのか、いつも上手なObさんが一瞬落ちてしまったのである。

アンサンブルに慣れて息のあったメンバーなら、ちょっと誰かが走ったぐらいであれば次の節目でテンポを戻したり、そのまま突っ走って行くなどを呼吸で同意していくのである。
ところが、そのなかに「空気」を読まない人が一人でもいると、そのまま崩壊してしまう。

直接的にはその走った人が原因であっても、悪者になるのはそれに動揺してしまって落ちてしまう人である。本当の悪者はそのどちらでもない、「空気を読めない人」であるのだが。

かわいそうなObさんは、何事もなかったように復帰したものの、動揺は隠せなかった。いつもは「我こそはっ」みたいな感じでエレガントでアクティブな演奏を聴かせてくれているのだが、復帰後はちょっと凹んだ、気弱な音になっていた。


演奏の後の打ち上げでみんなに謝っていたが、ホントは悪いのは「空気を読めない人」だよねーと私が言うと、激しく同意して、それがわかってくれる人がいてうれしい、とObさんは悔しそうに言っていた。

「空気を読めない人」は、そうやって自分は何も悪いことをした記憶がないのにいろんな人から恨まれていくのだろう。
きっと、管弦楽の木管楽器があまり仲がよくないことが多い原因の一部にこんなこともあるのだな、とちょっと思った。

アンサンブルの反省(あせった!編)

2006-12-06 | 演奏や練習に関して
幸い大事にはならなかったので忘れてかけていたけれど。
アンサンブル当日、すっごい焦ったことがあった。

アンサンブルは3部構成。

私の出番は、1部で弦楽。2部、3部がフルートでの出番あり。

1部の弦楽での出演が終わり、舞台裏へ戻って2部以降への準備。
バイオリンを片づけて、フルートを組み立てる。
で、楽譜は・・・?

・・・・・・・・ない!!!!

どこを探してもないぞ~!!!

鞄の中や、衣装袋の中、バイオリンケースの楽譜入れ。
みんなひっくり返したけれどどこにもない。男性控え室や舞台袖を何度もうろうろしたけれど影も形もない。
弦楽曲を朝のリハ時間に練習した、女性控え室に声をかけて探してもらったけれど、どこにもありません、というつれない返事。

やばーい!
冷静に考えると、すごくやばーい!!!
楽団全体の演奏会ではないので、元譜なんて誰も持ってきてないぞ~!
木管五重奏のうちの一曲なら、ネットにアップしてあるのでダウンロードできるかも、なんて言われてしまう。

そうだけど、ここじゃ無理でしょ。
それに、それだけじゃ足りないし。

まてまて、冷静になれ。

そういえば朝のリハーサルの直後、みんなで演奏の衣装に着替えて記念撮影をした。もしかして、忘れたとしたらその時?
だとしたら、あるとすれば客席。

そうと気がついたとき、ちょうど一部が終わって休憩時間。

客席へダッシュ。

あったー!! ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ
思い出してよかった。誰にも持って行かれなくてよかった。

もしかして、私にイジワルしている人がいる??とか疑ってごめんなさいね。

その後、これで焦ってはならないと集中、集中。
フルートの出番の時は、その事は一切頭の中をよぎらずに演奏できた。


無事終わった今だから思い出せるけど、ホントにやばかった・・・・・

アンサンブルの反省(緊張編)

2006-12-05 | 演奏や練習に関して
今回のアンサンブル大会。

自分の技術的に一番困難かつ心配だったのが、弦楽合奏。曲は簡単だけど。
なんといっても一番緊張、というか固くなって演奏してしまう。

演奏順としては最初に弦楽で、ちょっと間が空いて木管五重奏その1。

この木管五重奏は、みんな上手なので自分さえ落ちなければ大丈夫。
目立って怖いところはあるけれど、リスキーではない。

またちょっと間が空いて、アンダンテとロンド。
アンダンテとロンドが、技術的には一番難しい。けど、初めてではない(相方の組み合わせは初めて)ので、比較的安心。

私は本番ステージで緊張したときの特徴の一つとして、手に汗をかく。汗をかくと楽器が滑ってしまい、フィンガリングが危うくなる。特に#系の曲で高いGisあたりを早くうろうろするようなのはものは結構苦しい。

そこで今回の新しい試みとして、フルート支持補助具の「サムポート」を使ってみることにした。買ってからだいぶたつのだが、具合もよいのだが、もともと楽器の支持に(手が汗ばんでいるとき以外は)問題がなかったので運指にも影響ないことと、なんとなく楽器の響きを殺しているような気がして疎遠になっていた。

ただ、サムポートがついているとベテランっぽい感じ(そう思うのは私と私の周囲だけ?)を醸し出すのがよい。

手に大汗をかく時というのは、ほとんど練習時にはないので、サムポートの効果をためすためには実際に本番で試すしかなかったのである。

実際はどうだったのか。

実は、弦楽合奏が一番最初でしかも私にとって一番緊張したため、そこでアドレナリンを大量に消費したのか、バイオリンはやたらと滑って困った。
その代わりといってはなんだが、アドレナリンが底を突いたのだろう、その後の木管五重奏や、その後のドップラーは比較的冷静に演奏することができた。

なので、フルートの支持に問題なく演奏できたのは、アドレナリンの枯渇によるものなのかサムポートの威力なのか微妙なのであった。

困ったことも起きた。

木管五重奏の時、ステージ上でサムポートを手にぶつけてしまい、曲の途中で落としてしまった。それによって動揺することはなかったのだが、余計なものをつけているということは、余計なリスクが増えることになるのだなぁ、と実感。

気を取り直して、ドップラーでは再びサムポートを使ってみた。
この時はやや緊張していたため、上唇がやや左右に引っ張ったような感じも終始つきまとっていた。いつものことではある。でどうなるかというと、最低音域が出にくくなったり、高音のアタック、とくに跳躍があいまいになる。毎回一生懸命唇をリラックスさせようと思うのだがなかなかうまくいかない。なにか妙技はないものか。
サムポートを使うと、時によって歌口にあたる息の位置がやや変わってしまうこともあるように思う。支持の支点がやや変わるのだから注意が必要だということだろう。普段から常に使うのなら問題ないが、本番だけ突然使うのはやっぱりリスクがありそうだ。

ドップラーは概ね好評であったが、私のオケのある知人のみ、私に向かって君も少しは緊張することがあるんだねぇ、みたいなコメントをもらってしまった。その原因が緊張による上唇の障害なのか、上記のサムポートの弊害なのかよくはわからない。
ドップラーの後に木管五重奏と九重奏があったのだが、そちらのほうがいつものようにリラックスしてよい演奏だったという。この時は落とすリスクを考えてサムポートは使っていなかったのだが、その音の違いは、大変な演奏は全て済んでリラックスムードで演奏したからなのか、サムポートによるものなにか、実はよくわからない。多分前者ではあるが。


演奏会の緊張という意味では、弦楽でアドレナリンを使い切ってしまったのがポジティブに働き、フルートの演奏は冷静かつ集中できた。そいういう意味では上手く緊張をコントロールできた演奏会であったといえるだろう。

ドップラー無事終了!

2006-12-03 | 演奏や練習に関して
昨日、近所の吹奏楽団と我が弱小オーケストラ合同+αのアンサンブル大会無事終了。懸念の?ドップラーのデュエットも無事終了。

ほとんど内輪の催しではあるが、主催者側のポスター貼り等の努力により、演奏者の数よりは多くのお客さんが入った。すごいね(^o^)

ドップラーの終わった後の最初の休憩時間に通路を歩いていたら、見知らぬお客さんに「よかったですよー」と声をかけられてしまった。ふふふ。


今回は、ドップラーだけでなく、木管五重奏や九重奏(での事故)。弦楽アンサンブルにも出た話。トラで出たことのある吹奏楽の団員さん達にご挨拶も。本番前、本番中の緊張の様子、フルート支持具を初めて使ってみたとか、いろいろネタは探せそうなのでしばらくはこの話題で引っ張ってみようと思う。

床屋に行くと思い出すこと

2006-11-14 | 演奏や練習に関して
今日代休をとったので、日中に自転車に乗り、夕方に床屋に行った。

天気は良かったが風が強かったのと、秋はいろいろ音楽活動が密集していて自転車にのる時間を全然とれず運動不足気味だったのとで、自転車走行距離は90kmの目論見が70kmでへたって帰ってきてしまった。

床屋は通常月曜休みだと思っていたが、どうも最近は第2第3火曜も休みとなったらしく、数件まわってみた普通の床屋さんはみーんなお休み。なので、普通の床屋さんでのんびり切ってヒゲ剃りしてもらおうと思っていたのが、安い早い系の床屋さんでちゃきちゃきと済ませることになってしまった。残念。


秋は演奏会シーズン。演奏会の近い時期に床屋に行くと、いつも中学高校時代の吹奏楽部の活動を思い出す。

床屋に行くと、何故かあたまがちんちくりんになる。今はそんな事は感じないが、昔はそれがすごく気になった。いわゆる思春期だからか?

とにかく、高校生の頃は、そのちんちくりん頭で演奏会に臨みたくない。なので、演奏会の日から逆算して髪を切りに行かなくてはならない。

だけどたいていその事を忘れていて、いいところギリギリ2週間前というところか。

演奏会に髪の毛のコンディションが整うぎりぎりのところで髪の毛を切り、次にするのは楽器をキレイにすること。(床屋とは関係がない)

ある年には演奏会前最後の練習が終わった後、楽器(当時はクラリネット)のキーを全部ばらし、銀みがきでキレイに磨いて悦に浸っていた。今から思うと恐ろしすぎる。ついでに革靴も磨いてぴかぴかにしていた。

今となっては演奏会で楽器や靴がぴかぴかだからといって、良い演奏ができたり、女の子にもてるかも、なんてこれっぽっちも思わない。たとえ靴が多少汚くても客席からは見えないから関係ないよね、なんて考えてしまう。

自分にもそんなかわいらしい時期があったのだなぁ。
床屋に行くと、何故かそんな昔をよく思い出してしまう。

どっぷらーの練習

2006-11-13 | 演奏や練習に関して
レッスンでドップラーをやったあと。
早速、実際の演奏メンバーでドップラーのアンダンテとロンドの練習をした。
(というか、この練習に間に合うようにレッスンでみてもらった)

メンバーは、私と、オケで一緒にやっているYさんと、やはりオケでバイオリンを弾いているけど本職はピアノの先生!のSさん、の三人。

ピアノのSさんは、Sピアノ教室の看板が自宅にあり専用のレッスンルームを持つばりばりのピアノの先生。そのレッスンルームを使っての練習であるため、スタジオ予約等が煩わしくないのがとても良い。ただ、そのレッスンルームに小型のグランドピアノを入れたため(うらやましい!)、自由なフルートの配置がとれないが、それはわがままの言い過ぎだ。

最初に、私が聞いた指示や、前回からの変更点を伝える。
先生の意見だというと素直にYさんは聞くが、そうでもないようだと素直に反論される。ここらへんが私の人望のないところ。

ここの16分音符のスタッカートが遅れるからピアノまで影響するんだ(もちろん、もっと柔らかく言う)、とでも言おうものなら大変な事に。ピアノの先生にわがまま言ってメトロノームを出してもらいこの決闘に決着をつける。結果は私の勝ち。勝って喜んでいる私も大人げない事は十分承知しているが、やっぱり誇らしい。以後、私のいうことはY嬢も(あくまで表向きだけは)素直に聞いてくれる。

ピアノの先生のYさんも、いろいろ細かい私に恐れをなしているのか、文字通り目を三角にして弾いているのがわかる。曲を切って一段落するたびに、私の様子をうかがう。こちらは素人なんだからそんなに気を遣わなくていいのに~

あまりにYさんの目が三角なので、これはジプシーの音楽だそうだからあまり真剣になりすぎないほうがいいらしいですよと私の先生の言葉をそのまま言う。縦の線ばかり気にするのは、ある特定時期のドイツだけだから(私の先生の言葉)そんなに気にしなくていい、たての線ばかり気にしては吹奏楽コンクールのようなつまらない演奏になってしまう(私の言葉)などと言ってみる。

すると、さっきと言うことがぜんぜん違うとそれはそれでY嬢(吹奏楽でその筋に超有名な某市立高校出身)から非難轟々。

音楽的には、矛盾していないハズなんだけどなー。
もちっと柔らか思考しようよ。Yさんはホントに堅いんだから~?

ま、それはそれで私の人望のなさか。


そんなこんなで、あっという間の2時間半が過ぎていったのであった。

どっぷらーのレッスン

2006-11-12 | 演奏や練習に関して
ジャズフルートのレッスンにはまだ通っている・・・が。

最近はクラシックに取り組んでいる。ジャズの方は、たまに先生のご好意で欠席の補講みたいな感じで参加させてもらっているグループレッスンのほうでおなかがいっぱい。ジャズに関しては、新たな刺激があるのでグループのほうが楽しいかもしれない。

個人レッスンのほうは、当日までに希望を伝えれば先生としては両刀使いなのでどちらでも良いのである。

最近は私の苦手代表として、ドビュッシーのシリンクスをお願いしていた。昔取り組んだフォーレのファンタジーもそうだけど、どうもこの手のフランスものは私にとって理解不能でいけない。これまでフランスものはフォーレ以来、見て見ぬふりをしてきたが、ドビュッシーに取り組んでみようと思っただけでも精神的に成長したといえるかもしれない。

今日も本来ならばドビュッシーのはずであったが、今度のアンサンブル発表会で演奏予定の、ドップラーのアンダンテとロンドを見てもらった。

テキトーにやろうかと思っていたのだけど、一緒に演奏するオケの2nd嬢さんが、どうやらレッスン時に先生にみてもらい、いくつかコツのようなものを聞いてきたらしい。私のほうから誘っておきながらテキトー放置のままではなんなので、まずは自分の先生に見てもらうことにした。

いくつかのテンポの取り方や、ダイナミクス等のご指摘をもらい、概ね良いねというご講評。フランスものでだいぶ傷心気味だった私ではあるが、幾分持ち直した。

要するに、このドップラーの曲はジプシーの音楽のようなものなので、あまり高尚なものと捕らえすぎない方がよい。アンダンテ部分は、テンポを自由に動かすぐらいがよい。ロンドからはチャルダッシュの乗りで、堅くならずに、フルートの二人で競うようにテンポを早めて、ピアノがしょーがねーやつらだなー、みたいな感じでついていく、ぐらいでよい・・・・・そんな感じだった。

いいね、ドップラーはホントに吹いてて楽しくて。