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DX時代とブロックチェーンについて

2021年02月16日 | 日記
DX時代とブロックチェーンについて少し考えてみます。
コロナで急速に個人レベルでのIT化が進んでいます。DXという言葉を目にすることも多くなりました。DXとはトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略語で「デジタルを利用した変革」と理解していいと思います。このDXが企業だけでなく個人レベルにまで浸透してきています。2020-2021年は本格的にDX時代に突入したと言っても過言ではないでしょう。
何かを購入するとき、企業は多くの情報の記入を要求しますが、巨大IT企業は、更に進んで購入履歴から個人の趣向などの解析を行なっています。オススメ商品が出てくるのはそういうことです。
企業にとって重要なのは、お客さんを1秒でも長く自社のサイトに張り付けておくことであり、お買物をして頂くことでありましょう。
こういう時代になっておりますので、特に巨大IT企業から自身を守ることが重要になってきます。
ピンと来ない方は、中国政府がやっていることを思い出してください。
日本においても、実際の犯罪捜査の現場では、PCとスマホを押収してアクセスログ解析などを行っています。PCとスマホを押収すれば、だいたいのことは分かる時代になっています。
デジタルは時の権力者に悪用されやすいのです。これはもの凄く重要なポイントなので押さえておいてください。
僕は、こういう時代だからこそ【自由】という概念が重要になってきていると思います。我々は、どこまで自由であるべきか。言論・思想の自由....
ブロックチェーンというとビットコインに代表される仮想通貨を思い浮かべる方が多いと思いますが、ブロックチェーンは、データを細切れにして色んなところに保存(分散型データ管理といいます)して送ることで分からないようにする技術のことです。ハッカーに入られない技術というと分かりやすいと思います。
このDX時代においてこの分散型データ管理:ブロックチェーンは、情報を守る上で、非常に重要となってきます。
仮想通貨は、ある意味でこのブロックチェーン技術の披露の場と言っても過言ではないのです。但し、このブロックチェーンも一度に大量のデータを送るのに適していないのが課題です。(それを可能にした技術もあるようですが)
ブロックチェーンは、今後、DXが益々加速していく中で、ビジネス上の極秘情報(設計図、契約書など)、健康情報、資産・負債の保有情報など個人情報の管理などあらゆる場面で使用されるようになると思います。
ブロックチェーンはある意味で「自由」を担保する、確保する上でキーとなる技術と言っても過言ではないと思います。