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11/18 劇団☆A・P・B-Tokyo『田園に死す』,バー『ストロベリー・フィールズ』,はいはい?

2006-11-28 03:06:45 | 抱茎亭日乗メモ
 元歌舞伎役者で「明るい性同一性障害(by 本人)」の福谷誠治さんが出演するお芝居、寺山修司作『田園に死す』を見に行く。

『ザムザ・阿佐ヶ谷』に着いた時は、開演時間を過ぎていた。
劇場外で受付スタッフが来るのを待たされる。受付スペースがない劇場なのか?

席に着くと、福谷誠治さんは既に登場していた。
今回はどんな役なのか聞かされていなかった。田舎の貧乏なおっかさん役だった。
もんぺ姿の福谷誠治さんは、夏に見たステージの美しいドレスや着物姿とのギャップが印象的。

少年を美しい女性が演じ、母親を福谷誠治さんが演じ、小人も登場する、ごちゃごちゃで妖しく、華やかな、幻想的な舞台だった。
炎の使い方がかっこ良かった。

いろんなものを見せてくれるなあ、福谷誠治さんは。
終演後、「男性ですよね?」とお客さんに聞かれて、「オトコですぅ」とニッコリ笑顔で答えていたのが可笑しかった。

 阿佐ヶ谷のバー『ストロベリー・フィールズ』にてボジョレー・ヌーボーを飲む。
マスターの藤村忠生さんは、高橋玄さんの映画に出演している役者さん。
見て来たお芝居の話。玄さんの話。
阿佐ヶ谷から柏(だったか?)に引っ越すお客さんがくれたお菓子を頂きながら、松本美弥子さんを待つ。

松本美弥子さんは脚本家だが、11月10日に『バンドマンの彼女の憂鬱』という本で小説家デビューした。
近くなので「出版のお祝いするから飲みに来れば」と誘った。
松本さんが小説を書いているという話は全く知らなかった。いきさつを聞く。
藤村さんが、本のチラシを置いてくれた。

 友人にライブを見に行く話をしたら、
「NANIOさんも来ますよ。大丈夫ですか?喧嘩してるんですよね」と心配してくれる。
「ふうん。私は全然平気」
「仲直りした方がいいんじゃないですか。いや、べつにいいんですけど」
「NANIOさんが友人関係返上するって言ったんだから」
「でもねえ」
「NANIOさんはああせいこうせいうるさいのよ」
「そんなの『ハイハイ』って言ってればいいじゃないですか。まあ、いいんですけどね」

私にはできない。したくない。する必要がない。
学校の先生とか上司とかお客さんなら「はいはい」言うこともできるかもしれない。
必要があるかもしれない。
友達に、なんのために面従腹背するんだ?不誠実じゃないか。
心配してくれた友人が言ったのは、そういう意味ではないかもしれないが。

というか、私は「はいはい」言ってたような気もする。
あれもこれも許せない、改めろ、に「ご意見ありがとう」と言ったし
もっと周囲に配慮しろ、に「頑張ります」と言った。
そしたらNANIOさんは「ダメだ、全然わかってない」。
どうしろっちゅーんじゃ!!

まあ、要するに嫌い、ってことなんでしょう。

NANIOさんとの友人関係は既に切られて、もはや喧嘩という状態にもあらず。仲直りする必要もない。
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