The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

5月9日 東京スカパラダイスオーケストラ Paradise Blue Tour,『MILLIBAR』

2009-05-16 04:11:30 | 抱茎亭日乗メモ
 スカパラは今年デビュー20周年。
スカパラの初期メンバーには同窓生が何人かいた。今は川上君だけになってしまったが。

私の同窓生の多くも1989年に社会人デビューして、今年が大学卒業20年。
(私は留学して19年だけど)今年は多くの同窓会が開かれる。

今まで1度も参加したことはないが、毎年秋には各年代、地域、企業、あらゆる同窓会組織が集まる大きなイベントがあり、卒業20年生が幹事をやるらしい。
私も大会ボランティアスタッフを頼まれた。

大会では学校出身アーティストのコンサートも行われる。
私は受付部門スタッフなのだが、コンサート部門の担当者に「スカパラを呼んで!!!!!!」と強い希望を伝えてみた。

しかし、卒業30年生の先輩方のご意向に添って、昨年秋から既にアーティスト交渉は進んでいた。
結局代わり映えのしない(失礼!おなじみの、ですね!)出演者が決まった。
残念。……と言ってはいけない。

スカパラには10年後の出演をお願いして、是非卒業30年には「構想10年の企画」としてぶちあげたいものだ。

というのは私の全く個人的な思い・スカパラ愛の発露なので、コンサート役員・スタッフの皆様ご不快でしたらごめんなさい。

 そんなわけで大会準備の懇親会で、同窓生君と「スカパラのライブに行こうよ!」と盛り上がって、春ツアー最終日のゼップ東京に行くことになる。
しかし、同窓生君がキャンセル、エーン。
慌てて代わりの人を探す。急なことゆえ皆さん予定あり、断られまくる中、別の同窓生君が当日券を求めていることが判明。
ああ良かった。しかもスカパラ友達の同窓生、ってことでキャンセル君も浮かばれる。

 開演時間は18時。到着した時は「ルパン三世のテーマ」をやっていた。
昨年の"Perfect Future Tour"を見逃して、冷牟田氏の脱退が発表された時は「しまった!」と激しく後悔。
一昨年の"Wild Peace Tour"は初日も最終日も行ったのに!

スカパラは、もともと男気のバンドだけど、"Paradise Blue Tour"はなんかますます硬派になった印象。男らしい!
そして大人になった感じがした。ああカッコイイ!

青木君が亡くなって10年、それまでもそれからもいろいろ変化してきたバンドだけど、私はこれからもずーっと見続けて行くわ!!

アンコールも良かった。2曲やって終わって、会場が明るくなって、追出し放送があって、それでも拍手鳴り止まず、メンバー再登場に、みんな大興奮。
私はまあ手を振ったり、肩組んでお辞儀したり、飛び跳ねて見せたり、そんな感じで応えるのかと思っていたら、もう一曲!ワーイワーイ。ああシアワセ。

 終了後、同窓生君と、数年ぶり?に会った。多分彼は外資系の金融マンなのだが、ものすごい怪しい風貌で、格闘家とか闇ビジネスの世界の人(失礼!)のようでとても素敵だった。

河上君、谷中君、沖君にご挨拶。みんなニコニコ。いい顔してた!

谷中君はツアー中に骨折したけど、病院に行った時には骨がつながっていた(!)という小指を見せてくれた。
惚れる。命懸けのエンタテイナーがここにも!
そんな谷中君に「パンクだねえ」と言われる私。
モスキーノのワンピースのことだけど。


LOVE(後ろ) & PEACE(前) 清志郎とスカパラの日にふさわしいドレスでしょ。

スカパラは、この夏、トーキョースカジャンボリーという野外フェスを主催するらしい。
「大人になった」って、年齢的に当然ではなく、そのスカ界を牽引し、後輩を育てるのだという姿勢が素晴らしい。
「スカの小澤征爾だね!」と沖君に言ったら笑っていた。ホントだよ!

 同窓生君は酒の「神」吉田類さんらと酒場に消え、私はお約束の『MILLIBAR』へ。
清志郎の葬儀に付き合ってくれたMさんが待っていてくれた。

清野さんに清志郎とスカパラの報告。
Mさんが時間潰しの間体験したヘッドスパと台湾マッサージの話、鎌倉旅行の話。

恋人から電話。「今日はどうするの?」「ちょっと飲んで帰る」と答えるのもしんどい。
昼から、ずーっと重たいバッグを肩から提げて、立って歩いて踊り続けた。
多分恋人は何か私に頼みたい事があったのだ。ゴメンナサイ!

終電で、ヘトヘトになって帰る。
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