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マリバール 文集・ギャラリー

10月11日 三浦さん!

2008-10-12 06:06:14 | 抱茎亭日乗メモ
 19:15からの映画を見ようとギリギリに劇場に着いたら『シネマアンジェリカ』じゃなかった。
ショック! じゃあどこだよ? 即行ネット検索しなくては、と思ってケータイを見たら友人新聞記者から「大変!」とメール。

> 三浦和義さん自殺!

映画館入口で「嘘ぉ!」と叫んでしまう。
電脳キツネ目組組員Sさんに問い合わせ。もうニュースでやっているらしい。
他数名からメール・電話が入る。

遅れて着いた映画には全く集中できず。

三浦さんの自殺など、あり得ん。
先日ロス移送前の電話インタヴューでも元気に笑って答えていたではないか。
たとえ裁判の行方が絶望的で、もう日本に帰れないと予想したとしても、それでも自ら死ぬような人では絶対ない、と思う。

帰ってきたらその数奇な体験を発表してくれると思っていた。
仮に共謀罪で負けて最悪死刑とか終身刑とか禁固300年とか? になったとしてもアメリカなら取材も受けられるだろうし、死をもって無実を訴えなくても、意見を表明することはできるだろう。
死ぬ理由が無い。これまでの苦労を「んーまあねえ」なんて言っちゃう人が。

友人Aの死に次ぐショックで、信じられない。

私が三浦さんに初めて会ったのは、2002年2月16日
背が高くて颯爽として、カッコ良かった。
優しくてマメで、ペラペラお喋りで、面白かった。
「軽薄」なのは印象だけでなく(失礼!)「ホントかよ?」と思う言動もあったけど、地道な人助けや手弁当の人権運動など、そのギャップが私にはとても興味深く魅力的だった。

個人的にも友人を助けてもらったり、お世話になった。お話はいつも楽しかった。

最後に会ったのは2006年9月16日だと思う。焼肉をご馳走になった。
「韓国の若者はすごくしっかりしている。徴兵制度があるから。自分も徴兵制度があったら国を守るために行きたい」
と言うのでビックリした。
三浦さんはあれだけ国家に苦しめられたのに? と疑問だったし、私は徴兵なんか絶対お断り! 真っ平御免だぜ! と思った。

「人権と報道・連絡会」の山際永三事務局長は「もし本当なら日米の両国家に殺されたと言ってもよい。無罪判決が確定した日本人を見放した日本政府の責任は大きい」とコメント。
私もそう思う。

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