The collection of MARIBAR 

マリバール 文集・ギャラリー

4月23日 昭和大学歯科病院,『Cafe 634』,フォーラム神保町

2008-06-02 23:45:01 | 抱茎亭日乗メモ
 久し振りの午前中稼動。昭和大学歯科病院にて歯列矯正。
上の歯に留具をつける。ワイヤーは次回。
医師が喫煙者なので、指の煙草の臭いが気になる。

 職場近くの『Cafe 634』にてランチ。
牛肉と長芋オイスター炒め、野菜の揚げ浸しを選ぶ。850円。美味しかった。
店の前に犬がいることがあるのだが、今日はいなくて快適。

 いつもより早く出勤したのだが仕事は全くなく、17時半まで待機で終り。

 お陰でフォーラム神保町に間に合う。
猪野健治さんと宮崎学さんがコーディネーターの現代深層研究会。
本日のテーマは「裁判とヤクザ~ヤクザに対する判決から見えるこの国の司法の状況」。
ということだったが、昨日光市母子殺害事件の判決が出て、その弁護をしていた安田さん自身への判決が本日あって、今日は盛り沢山。
講演は前田裕司弁護士と、ジャーナリストの斉藤三雄氏がピンチヒッターで遅れて来る。

斉藤さんによるレポートはこちら。
(「光市母子殺害事件」の項に「命懸けのシナリオ」とあるが「命乞いのシナリオ」ではなかったかと思う)

ヤクザの微罪による逮捕・拘留・起訴が、かつての左翼やオウムに対してさえやらなかったもので行われている。
「飼い犬の予防注射を受けさせていない」とか。

一審無罪が一転というケースが散見、なぜか?「東京高裁だから」。
今「東京高裁はヤクザよりもヤクザ的」と言われているとか。
裁判官は上ばかり見ている「ヒラメ」。
まともな判決を書くのは出世を諦めたか、定年直前の裁判官。

「ヒラメは好きじゃないが、食ってやる」と宮崎さん。
……私はヒラメの刺身、寿司、好きだ。

警察官の大量定年退職も原因としてある。
次世代の出世競争で上司へのゴマスリとしてヤクザを挙げる。

話を聞いていて、裁判はどんどん目茶苦茶になって行くのだなあ、と思う。
裁判員制度なんて「顔が有罪」とか、本当にありそうだ。

終了後、斉藤さんに「『R30』見ましたよ。カッコよかったですね」と挨拶。
照れ笑いで反響を教えてくれた。