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東京の夜景動画ブログです。

悩ましい日々

2008-01-24 17:07:41 | 撮影とテーマ設定2008~09年3月
Shinjyuku015


今日は午前中から午後にかけて好天が予想されたので、前夜から地味に撮影の準備をしていたものの、昼前から急速に曇り始めたために午前の撮影は断念し、予定を変更して事務所で地味に仕事をこなした。その後、急速に天候が回復したため、せっかくなので近所を撮影してシートフィルムを8枚ほど消費したが、正直言っていささか消化不良気味だ。
撮影テーマがテーマなので、天候に振り回されるのは避けがたいことだし、今日は非常に風が強くて水準器などを吹き飛ばされかかったりしたので、いつものように海岸や川辺で撮影してたらどんなことになっていたかとも思う。また、用意した感材も練習用だし、そもそも最近は飛び道具の実験にかまけていたため、撮影勘を失わないためのトレーニングというつもりだったので、所期の目的は十分に果たしているのだが、その一方で久しぶりに抜けのよい青空が広がったのに、チャンスを不意にしてしまったような気もして悩ましい。



悩ましいといえば、現在の撮影テーマそのものについても悩ましく、特に飛び道具が思いのほかよく出来ていることがわかってからというもの、これまでのように2つのテーマを並行して撮影し続けるべきか、それともどちらかに傾斜して進めるべきかが悩ましい。撮影という行為は、ある意味でスポーツや楽器の演奏などと共通する面があり、日ごろから一定のトレーニングを心がけていないと、急速に勘が鈍ってしまう。そのため、まじめに写真と取り組む人であればあるほど機材や撮影テーマを絞り込んで行くものだが、自分の場合はこれまでのテーマと飛び道具の撮影感覚があまりにもかけ離れていたため、両立させるのがいささか難しいのだ。



まぁ、それぞれの撮影感覚がかけ離れているからこそ、いささか制作が煮詰まりギミだったところに、程よい刺激となっているという側面もあるのだが、それこそ機材におぼれるカメヲタじゃぁあるまいし、機材やテーマをとっかえひっかえするのは百害あって一利なしだ。とりあえず、現在は飛び道具の撮影により大きな楽しさを感じているが、それは単に目新しい「おもちゃ」を手に入れたためで、あくまでも一過性のマイブームに過ぎないのか、あるいは自分自身の感覚が大きく変化しているのか、もう少し時間をかけて見極めないとならないのかもしれない。



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