Tokyo at rain and Tokyo at night MOVIE!

東京の夜景動画ブログです。

再びポストカード

2006-09-20 23:35:35 | 撮影とテーマ設定2006年3月~12月

今日は朝からよく晴れたこともあり、かなり早めに家を出たのはいいのだが、いわゆる普通の勤め人が出勤する時間にあたってしまった。
もともと、天気がよければ撮影しようと思っていたのだが、いろいろの関係で打ち合わせを少し前に倒したため、玉突きでものすごく早くなってしまったというわけ。
ただ、ここしばらくは天気も自分の精神も仕事もなにもかもがひどく不順で、そもそも半月以上もまともに撮影していなかったため、気持ちや視覚を撮影状態へ持っていくのにかなり苦労させられた。


まぁ、どうせそんなこったろうと思って、撮影といってもリハビリみたいなもんだったんだし、端から作品にするつもりはかけらもなかったのだが…
案の定というかなんと言うか、撮影しながら露骨にフィルムを消費しているだけなのが自分でもわかってしまうと、これまたかなりへこんでしまう。
このままでは、リハビリどころか精神に悪影響を及ぼしかねないので、とりあえず撮影を中断して昼飯でも喰おうかと思っていると、打ち合わせの相手から時間を少しずらしたいとの連絡が入る。ちょうど気分を変えたかったところでもあるし、少し足を伸ばして日本橋のギャラリー・ショウへ向かった。
ギャラリーでは美夜・安藤・スタノフMIYA ANDO STANOFF EXHIBITIONを開催しており、とりあえずバフがけされた金属板を観てだらだらと時間をつぶそうかと思ったところ、会場にいたバイヤーかマネージャーと思しき人物と目が合ってしまい早々に退散する。


俺をいくら見つめてても、絶対に買わないからさ~ と自意識過剰なバカが独り語ちるのでした…


打ち合わせまではまだ時間があったので、仕方なく散歩しながら撮影を再開するのだが、朝方の鬱々とした気分がウソのように晴れやかになっていて、自分でもかなぁりびっくりする。


コ、コレがアートのぃゃι効果なのか!


まぁ、単に昔の勘を取り戻してきたところに、歩きつかれて余計なこと考えなくなってきただけなんだけど、とりあえずそういうことにしておくほうが、芸術の実利的効用を騙る意味からも都合がいいだろうねぇ~
とはいえ、やっぱりまともなカットはひとつも撮れないまま、打ち合わせの直前にとんでもないエラー報告が上がってきたりして、やはりgdgdなものはgdgdという、なんともしまらない有様でございました。


打ち合わせは無事に終了し、事務所に戻ってエラーの対処も済ませたころ、ポストカードの版下データが届く。
デザイナー氏によると「イメージゆがんでたんで、適当に直してトリミングしときました」とのことだが、気心の知れた作業者だったので思った以上にいい感じである。
ただ、ゆがんでたはないだろう、ゆがんでたはさぁ~
確かに、イーゼルがたがただったし、フレームラインもへろへろだったけどさ…
ともあれ、ポストカードを印刷に回せば、いよいよ展示準備も本格化するわけで、気合入れなおしてスパートかけますかね。