変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




かなり感動した作品に連続して触れた先週。
おいら的な過去の名作に思いを馳せてみた。
思い出した作品について、思い出を記録してみるのも悪くは無かろう。
とは言っても発散しちゃいそうなので、今回記憶を辿るのは、アニメに限定
してみたい。
『ダメ映画フリーク』『クソ物語批評家』でもあるおいら、一般的傑作名作と
ともにご登場願おう。

まずはカテゴリーに忠実に、ガンダムから。
シリーズがいっぱいあって、全部見た訳じゃないので、知っている範囲でと
いうことになるが、ここは「ミハル」の物語を上げておきたい。
戦争孤児が生き抜く様、その中で少年少女に芽生える仄かな思い、そして
儚く散る無情。大人や政治に翻弄されながら、その無念と非道は誰がどう
やって繕い、埋め合わせるのか。余りに重いテーマに、ガンダムという作品
が単なるロボット対戦的なレベルにないことを如実に語る。今でも充分に
視聴に耐える名作だと思う。
同じガンダムでも、駄作マニア心をくすぐる話もある。概ね秀作揃いの中で、
「ジャブロー」は頂けない。シャアに「冗談ではない」と殺されるジムの搭乗
者。お互い冗談ではない。婚約者マチルダ中尉と同様に、コクピットごと叩き
潰されて世を去るウッディ大尉。志の高さと現実の厳しさが、思惑と実態を
乖離させていく。その中にあって、カツ、レツ、キッカという子供達がそのまま
戦艦ホワイトベースに搭乗を許され、戦場に連れ出されていく。ここが許せな
い。大人達は、最低限の理性と厳しさをも失ってしまったのだろうか。安易だ。
他は、Zガンダムと逆襲のシャア、SEEDとSEED Destinyを見たけど、これ程
の物語は無かったと思う。いや、あった。Zで裏切ったレコアさんがバスクの
命令でコロニーに毒ガスを注入するところ。戦争では何でもアリになるのを表
現したかったのだろうけど、あれはナシにしてもらいたかった。映画では採用
されなかった件だけど、当然だね。
うむ。
最初のガンダムだけが異質なんだ。時代とか環境とか、そんなものに翻弄さ
れる状態を描いているのは、これだけだ。Z以降は、色々語ってはいるけど、
主人公達を中心に世界が回っていく。そんなに世の中は単純じゃありません。
アムロは大活躍したけど、ホワイトベースは無敵だったけど、彼等が戦争を
続けさせた訳でも終わらせた訳でもない。個々の戦場に彼等がいたこと自体
が誰かの思惑であり、その思惑も多数のモノが錯綜する。
やっぱ、よくできている。
どうしても対比してしまうのだが、Zを再び見ることは無いだろう。
SEEDシリーズは、評判の悪さの割りには、おいら的には楽しめたんだ。
いいじゃない。ああいうのも。

ガンダムの次に興味を示したのは「イデオン」。この作品には、駄作フリークも
ビックリ。ここでは語り切れません。あしからず。

富野由悠季モノだけでもいっぱいあるし。
ルパンもフランダースの犬も、ジブリもデスノートも、語る対象はマダマダ
あるぞー!!

キリが無いけど、機会を見つけて何時か続きをやることにしよう。

にほんブログ村 その他趣味ブログへ
にほんブログ村 その他日記ブログへ


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



« ♪♪凸♪ ビールって美... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (あwr)
2009-12-19 11:35:32
あんたの書いてる小説も
主人公を中心に回るものばかりだろう?
 
 
 
Unknown (chappy)
2009-12-19 17:44:08
痛っ!
まったくだ。
人様の作品をとやかく言っている場合じゃないね。
不愉快な思いをさせたとしたら、ごめんなさいです。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。