変化を受け入れることと経緯を大切にすること。バランスとアンバランスの境界線。仕事と趣味と社会と個人。
あいつとおいらはジョージとレニー




東北地方で被災された方々、心からお悔やみ申し上げます。

ニュースの映像と、栃木と宮城の事業所を出張で巡った時の記憶が交差する。

え!? この映像は、あの時のあそこ!?

信じられない。
信じたくない。

「東京からですか? ご苦労様です。」
と笑顔でお茶を出してくれた庶務の方。

「現場の意見はどう整理されるの?」
と激論を交わした課長さん達。

「こんにちは!」
と作業の手を止めて笑顔で挨拶してくれた現場の方々。

「仙台ならやっぱり牛タンを食わねば!」
と案内してくれた人達。

ともに歩いた所が、見るも無残な形に豹変した映像。

そんな場所が何箇所もある。
概ね安全な東京にいてさえ、辛い気持ちになる。

職場の仲間にも、親類が東北地方にいる連中。
彼らの心中は、察するのも憚られる。

かたや、海外からの援助隊や支援が動き出している。
国内の救助活動も活発だ。

略奪や暴動が起きていないことに、日本人であることと
日本という国に誇りを感じつつ、

とどのつまり、おいらの様な一般人に何ができるか!?

何もないのだ。

直接的には。

しかし、最も重要な役割がある。

被災地の方々、経済、インフラ、行政。
それらを救済し復旧させる役割ではないが、
日本の日常を運営するのが我々の使命だ。


明日から仕事が始まる。
何も無かったように、とは行かないし、ビジネスとしても
現実的に影響を受けているのだが、それらに屈することなく、
経済活動を継続していくのだ。
それが東北地方の救済と復旧を支えることになるのだ。


我々の役割分担だ。

悲劇にかこつけて、この国を停滞させる訳には行かない。

後続の為にも。


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