2011年12月下旬に藻岩山がリニューアルオープンされ、
その山の設備として用意されている山麓のロープウェイの乗り場界隈の
風情も大分変わったなと印象付けられました。
藻岩山の風情が変わってもこの界隈にある
かつて、邸宅として使われていた建物にてお店を開いている
喫茶店は、変わらぬ姿があるなと感じています。
上の写真は、小熊捍(おぐままもる)氏という現在の北大の農学部
助教授の邸宅として使われた建物が藻岩山の山麓にあります。
その名前は、ろいず珈琲館・旧小熊邸といい、建物が竣工されたのは、
1927年の事で、設計者は、フランクライドロイド氏の設計事務所に
在籍された経験をお持ちだった田上義也氏によるものです。
写真として収めた場所に移築されたのは、1998年の事、
それまで、札幌市中央区南1条にこの建物が現存されたと言われたそうです。
邸宅とコーヒーというペア、それは、心の和みを感じさせる時間、
外観を見たら、そのような印象を受けてしまったのは確かですから。
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