アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Ray Bryant Trio(Con Alma)

2016年03月02日 01時03分37秒 | ジャズ

 

 

 

今宵の一枚はRay Bryant TrioのCon Alma。録音は1961年、レーベルはCBS。Ray Bryantはパワフルでダイナミックな演奏が特徴でグイグイと押してくる。このアルバムでもA面2曲目Milestonesの,アップテンポで畳みかける演奏は胸のすく思いである。何故か日本では今一つ人気がないがなぜだろう。Oscar Petersonほど流麗ではないし、抒情的で時に耽美的ですらあるEvansとはずいぶんと味わいが違うからか。タッチが独特?かもしれない。Ray Bryantが弾いている、とすぐわかるのだ。お勧めは彼のオリジナルであるB面の頭、Cubano Chant。ラテンの香りが高いアップテンポな曲で、Mickey Rokerのdrumsも素晴らしく息の合った演奏が聴ける。B面ラストのC Jam bluesもおもしろい。Oacar Petersonの演奏が有名で、耳タコだが、これがまるで違う。別の曲の様だ。比べてみると実に興味深い。

 

 

side  A

 

1.Con alma

 

2.Milestones

 

3.Ill wind

 

4.Nuts and bolts

 

side B

 

1.Cubano chant

 

2.Round midnight

 

3.Autmn leaves

 

4.C Jam blues

 

 

 

(personnel)

 

 

 

Ray Bryant(piano)

 

Bill Lee(bass )

 

Mickey Roker(drums)

 

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