アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

新顔登場

2014年12月26日 02時12分32秒 | オーディオ






夜、20時過ぎクリスマスプレゼントが届いた。いえ、単に落札したCDプレーヤーが到着しただけ、なんですけどね。(笑)

拙宅のオーディオ機器ライン、CDプレーヤが貧弱でなんとかしたいなぁ、と構築時から思案していた。現行機種は満足の行く製品はとんでもなくお高い。今の懐具合では逆立ちしてもムリ。そこで、頼りになるのはオークション。一番欲しかったDENON のDCD-SA1は2,000円差で落とせず。次に目を付けたのが今回購入となった同じくDENONのDCD-SA10である。前者に比べ定価ベースで7割ほどだが、発売当時(2002年当時)のフラッグシップモデルである。


たいして音変わらなかったらーーー。
と一抹の不安はあったがピンケーブルを接続し音出しをすると、これがたいへん。
重心がハッキリと低くなり、グッと音が前に。リアリティが違う。アナログぽい出音で音がグンと厚くなった。また音のひとつひとつが礫のようで、フライ級だったパンチがミドル級かヘビー級になった感じ。特にボーカルのリアリティは怖いくらいで、歌手の表情さえ覗える。中低域の厚みが半端なく、ベースは唸り、サックスの唾が飛んできそうだ。

また造りが凄い。
重さ約16Kgとズシリと重く筐体のアルミ?もぶ厚く高級感タップリ。ピュアオーディオの実感がヒシヒシと湧いてきた。素晴らしい。

前オーナーは几帳面な方でリモコン、説明書も完備。何よりメーカーメンテナンス受けピックアップは新品。キチンと修理明細書付だ。とても中古とは思えないほど傷ひとつない極上品でピカピカ。これで76,000円は安いくらいだ。
仕上げにクロック交換すれば100万クラスのセパレート機にも負けない音質となるだろう。

完全にGT2000+103のアナログラインを上回る音質。悩ましい。いやはや、オーディオは奥が深い。(笑)これでLPが聴く機会が減るだろうなぁ。(^^);


今夜の1枚はアル・ディメオラ。スパーギタートリオのひとり言わずと知れた名手である。