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雪ホイップとA Rainbow In Curved Air

2008-02-04 00:22:00 | Scene いつか見た遠い空
週末は、仕事の打ち合わせや、はらの先生のセミナーなどで、二日続きで新橋もうで。
カレッタ汐留で出逢った冬枯れの影絵に、ふと立ち止まり。神経系とか血管の造影写真みたい?

金曜は大好きな友人たちとリモンチェッロにワインやシャンパンで深夜までお喋りしまくり。
明けて土曜も、素敵なマダムちづこさんたちと夕方までとても楽しい時間を満喫。ちなみに
ちづこさんはGoogle mapの達人。エッフェル塔の下の人並までばっちりチェックしているほど(笑)。
NHK大河の元ディレクターしみずさんともまた映画の話をいろいろできてよかった。
拙ブログをお読みいただいて映画「サラエボの花」をご覧になったそう。光栄です。

明けて日曜。かなり大爆睡。目覚めたら、天気予報通り うっすら銀世界。
部屋にこもって原稿に明け暮れるこんな日には、むしろ雪模様は大歓迎。

これは、ニキの足跡。ただし15年ほど前。東京にかなり雪が降り積もったその年、
生まれて初めて雪を見た仔猫のニキは、「ああああ」と動く獲物を見つけた猫特有の声をあげ、
降り注ぐ雪の一粒一粒をつかもうと窓辺に飛び乗り、何度も何度も中空に向かって
猫パンチをお見舞いしていた。その姿がひどく愛おしく、私は窓を開けてあげた。
おっかなびっくりで外に出ようとするニキを抱き、まっさらの雪の上にそっと置いてみた。
その時の足跡がこれ。初めてふれた雪の感触に、肉球がきゅっとなっていた。
今じゃニキ婆、雪には眼もくれないけれど。

その頃もよく聴いていたし、雪の日になるとなぜか聴きたくなるのが
テリー・ライリーのこのアルバム。
Terry Riley: A Rainbow In Curved Air
Terry Riley,Terry Riley
CBS

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昨日、「ハワイ島で月明かりに浮かぶ虹を見た」というファンタジックなお話を伺ったこともあり、
久々にかけてみた。なんだろう、このきらきらした浄化力。。

とっぷり日も暮れ、弟夫妻から岡山の幻牛「千屋牛」が届いたのを幸い、夕餉は土鍋でしゃぶしゃぶ。
抗生物質、ホルモン剤、残留農薬、遺伝子組み換えのない飼料で育った由緒正しい黒毛和牛らしく
臭みがなく、灰汁もまるで出ず、実に感動的なやわらかさ。竜ちゃん、“ロハス牛”(笑)ありがとう!
…で、土鍋を出したついでに、ふとでき心で、はやりの「土鍋猫」をやってみた。

一見、迷惑そうな表情ながら、いったんは自ら納まってみる土鍋ニキ。

☆☆☆
終日、降り積もった雪景色をしばしば眺めていたせいか、
夜半、なんだか生クリームが食べたくなり(先日の雪の日も実は同じ現象が…)、
真夜中にホイップホイップホイップ・・・


生クリームサンド、完成。見た目は千疋屋のフルーツサンドに遠く及ばずとも、
苺、キウイ、林檎の自然な甘みと酸味とノンシュガーの生クリームが絶妙な“深夜風味”に。

これで朝までノンストップで原稿が書けそう。たぶん。


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