neighbor記 その二
出会わなかった事実に飛鳥erakの蟋蟀Sも千年超える時間横たわればhelloの声も届かない雨降る夜椅
子向こうの隅浮き出たように見えた嘘のようなkin-kin当然生ずれば
片鱗網の目のように偏在してboke-boke頭はいつとはなしにいつとはなしにその大中央に屹立するという
これまた斜め上方直進する大妄想とは言うまい決断する大boke-boke
愛すべきは統合不能脳包んだ月大head有した巨人と彼方で滴となった後も強調せずにはいられない同じ影
同士のカレンダーめくり六月いつの年のcoincidentだったか謎包み
表皮に触れて内に届かず声壁にまつろい先には伝わらず嘆く大王いたこと下る人界郷を持ち出して夏空向こう
に午後のcoffee揺れるいまの時の抱えきれないもの茫漠全景眺め
(June 2014)