「光の中にいる」と
言いながら、兄弟を憎む者は、
今もなお闇の中にいます。
『ヨハネの手紙一』 / 2章 9節
大切なことは、人よりもっと多くの仕事をすることです。
人に与えられた人生が六十年であれ七十年であれ、
時間が限られていることには変わりはありません。
その時間をどのように使うかによって、
普通の人の二倍にも三倍にもなる
豊かな人生を生きることができます。
時間を必要度に応じて細かく刻み、
一瞬でも無駄に使わず一生懸命働けば、
その人の人生は本当に貴いものになります。
人が一本の木を植えるとき、
自分は二本、三本の木を植えるのだ、
という勤勉で誠実な姿勢を持って生きるべきです。
自分のためにそのように生きよと
言うのではありません。
自分よりも人のために、
自分の家庭よりも隣人のために、
自分の国よりも世界のために
生きなければなりません。
世の中の大概の罪は「個人」を優先するときに
生じます。
個人の欲心、個人の欲望が隣人に被害を与え、
社会を滅ぼすのです。
【今日のみ言葉】