(Image source: amzon)
邦題『夏物語』は変わらないそうだが、原題が『その年の夏』に変わったというニュースの中で、製作会社が気にしていたのは、イギリス映画『サマー・ストーリー』ではなくて、↑こちらのおフランス作品『夏物語』だったのね。
エリック・ロメール監督の連作『四季の物語』(『春のソナタ』『夏物語』『恋の秋』『冬物語』)の1編。あらら四季シリーズなんていうのも、こちらからいただいちゃったのでしょうか(笑)・・・『夏物語』は、1996年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門クロージング作品だったそうだ。
フランス映画をあまり観ていないので、エリック・ロメールには必ず枕詞として「巨匠」とつくぐらいのことしか知らない。巨匠の作品なのだから当然レンタルショップにあると思ったら、ないっ。ようやく見つけたら、VHSだった。
このおフランス『夏物語』は、3人の女性に翻弄される大学生のひと夏の経験を描く。まぁ、愛を求めることには変わりないが、さすがおフランス映画、初恋などという言葉が幼稚に聞こえるほど、ちょっと背伸びをした早熟な大人の愛。『その年の夏』とはまったくプロットが異なる。
この作品を見て、一番印象的だったのは、この大学生の若さだ。役柄に相応の年齢、22-24歳のその男子、まだ大人に成熟しきっていないヒョロっとした体型をおしげもなくさらしているのだけど、肉体的に無駄がないことももちろんだが、それ以上に、しぐさや表情などが自然で鬱陶しい動きがないのである。
↓の大学生があまりに熟れすぎていて・・・。観る前からけなすつもりはないけど、比べてしまうと、観る方にも覚悟とフィルタが要る作品かもしれないと改めて思った。
(Image source: osen)
以前にも書いたけど、韓国映画には、どうしてこんなに無理やりな年齢設定をする作品が多いのだろうか。20代後半に高校の制服を着せたり・・・韓国人はこういう設定が好きなのかと思って、ハングル教室の先生に聞いたところ、無理やりな年齢設定はやはり「無理エヨ」とおっしゃっていた。無理やりな年齢設定で、高い評価を受けた作品はないと思う。
100本あまりのオファーから選んだ作品が、無理やりな年齢設定の作品とは・・・
期待というより、楽しみは倍増するばかり・・・
フィルムツアーであれこれとあまり見せてくれないことを祈る。楽しみはとっておきたいもの。
しかし、『その年の夏』の英題『Once in a summer』もちょっと意味不明・・・「夏に一度」って、一度何をしたんだ!ソギョンは・・・と突っ込みたくなってくる。「かつて、夏に」という意味にもとれなくないけど、それなら once upon a summer。
自分のブログメンテだけで、余裕のないlotusrubyです。ほら、haru さんのストーリー、長編だから追いつかない
ロメールの『夏物語』をご覧になるときは、ソギョンを隣に立たせてはいけませんよ。この作品を純粋にお楽しみください。会話が洒落ていて、おフランス映画ならではのお楽しみです。
ソギョンを隣に立たせると、が~~~んてな感じになっちゃいますからね。
日仏会館、たしか、素敵なレストランもありましたよね~って、食い気か・・・
何浪したかって・・・大学3年ぐらいの設定だから、素直に考えると15浪?
いやいや、留年もありかもよ。
って、こんな意地悪ばかり言ってるアタクシたちは、実はとっても気になる男の子にチャチャ入れる女の子の会話に近いですね。うん、かわいい・・・
でも、笑えませんわよ。若すぎても老いすぎててもどっちも、見たいような見たくないような。
前作のソヌって、見ててホント安心感があったわ
私も・・・無理エヨ。と思いますが。
化けっぷりにまだ期待が捨てきれない・・・。
夏に一回何したかって・・・そりゃね。。。
ああ・・・これエリックロメールですか。
エリックロメールの映画・・・どうしても観たい。
レンタル屋は全滅。
今度mimira女史お勧めの日仏会館に行ってみる予定を立てております。
何だか呪文のようにこの名前が頭から離れないの・・・。
妄想バカ。
この映画も観たらまた書きに来ますね。
ほんとに(笑)
一体何浪したんだろうーって。
年齢設定なしの大学生ってことだったらアリなのにね
60歳のソギョンだけは映画で会いたいです。
朝から笑わせてもらいましたーではまた!