Addicted To Who Or What?

引っ越しました~
by lotusruby

3rd Week in Han Fes (2)

2007-09-14 22:22:09 | K-Movie Notes

韓フェス第3週は、ジン様祭りで始まり、なんだか久々に盛り上がりました~
今週見た作品は、すでにDVDで見た作品でしたが、スクリーンで見ると、お気に入り度が上がりました。


 『甘く、殺伐とした恋人<달콤, 살벌한 연인>』(2006年 監督:ソン・ジェゴン)

           

初回上映だったせいでしょうか、お客さんの入りは上々でした。最近、拙宅へのアクセス検索ワード上位にランクインしています。韓フェスでは人気投票がいまひとつだったのに、フタをあけてみると、ほぼ満席に近かったのにはビックリ

日本では馴染みのないキャストという点では、韓フェス上映作品内でも1、2を争うと思うのですが、観て得したと思う作品でもあると思います

すでにDVDで鑑賞済みで、どちらかというと会話が面白くて映像で勝負している作品ではないので、わざわざスクリーンで観なくてもいいかも・・・なんて思っていたのですが、とんでもない。やっぱりスクリーンで観る方がより面白くて、パク・ヨンウのハズシ加減、ズレ加減に集中できました。この作品、ある意味、「これぞ純愛」がテーマなのかもしれません。

派手な映画ではないけれど、低予算映画の醍醐味を楽しめます(笑)。

 

 『公共の敵 2  あらたなる闘い<공공의 적2>』 (2005年 監督:カン・ウソク)

          

カン・チョルジュンなら、検事(『公共の敵 2』)より刑事(『公共の敵』)よね、となぜかずっーと思い込んでいました。

何しろ、『公共の敵』の敵役イ・ソンジェは、公共の敵というより人間の敵。凍りつくほど薄気味悪い笑みを浮かべる「悪い奴」だったため、とても印象深かったというのもひとつの理由です。それに比べると、『公共の敵 2』のチョン・ジュノの「悪い奴」は、ジュノっちの甘めな風貌が邪魔をしているのか、それほど悪い奴に見えなかったので、『公共の敵』の方がインパクト大でした。

カン・チョルジュン vs「悪い奴」の組み合わせも、アウトローな刑事 vs 冷酷非道な殺人犯 の方が、サラリーマン検事 vs 財団のお坊ちゃまより、キャラ的に活き活きしていたような気がしていたのです。

ところが、ところが、スクリーンで『公共の敵 2』を見たら・・・
ソル様~ ってなことに・・・(どんだけミーハーなんだか

この作品を撮影した頃のソル様は、確かスケジュールが立て込んでいて、肉体的にも精神的にも追い詰められていた状況だったらしく、見るからにゲッソリなのですが、またそれがストイックな感じに見えてよかったのです。ソル様にもらい泣き もしました。

「他の監督(某御大Kも例外ではないはず)のために書くのは힘들어요(ツライ)」と、先日ポロリとおっしゃっていたチャン・ジン監督謹製のシナリオで、ソル様とジェヨンが主演予定の『カン・チョルジュン~公共の敵 1-1』は、もうきっと一瞬のまばたきも許されない作品になるのではないかと、ジン様ファンのモヤモヤをよそに「前向き」に期待してしまうのでしたぁ~。