もう!はじめびっくり、しばらくしたらショック!
自分が信じ込んでいた昔の身長から4センチも低い結果にしばし唖然。
どうして身長が縮むのかネットで調べて、しぶしぶ納得。
椎間板の水分量
椎間板が弾力性を持っているのは、非常に多くの水分を含んでいるためです。
しかし、この水分量は加齢とともに次第に減少してゆく傾向があります。
具体的には、誕生直後が最も水分量が多く、約88%ほどが水分なのですが、20代後半頃から徐々に減少が顕著になり、高齢者になると70%前後にまで低下します。
大半が水分でできている椎間板から水分が失われると、その分だけ椎間板が縦方向に潰れ、厚さが薄くなります。
ひとつひとつの椎間板の厚さの減少は微々たるものでも、数が多いため、全ての椎間板の厚さの変化を合計すると、それが数cm分の身長の低下となって表れます。
これが、加齢によって身長が縮む代表的な原因なのです。
なお、現在行われている通常の医療の範囲では、残念ながら、椎間板の水分量の低下を抑制したり水分量を増やしたりする方法は今のところ無いようです。
再生医療の分野では椎間板の再生に関する研究も行われており、腰痛の治療法の確立が期待されているのですが、特に腰痛などの症状の出ない身長の低下に関しては受け入れざるをえないのかもしれません。
参考・東海大学医学部 外科学系整形外科学 「椎間板再生」
http://ortho.med.u-tokai.ac.jp/public_html/general/intervertebral.html