ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

江戸時代からの音色

2013年08月18日 | おんがく日記
夕方、演奏の仕事から帰宅して
お茶を飲んでいると・・・
窓の外から

ぴ~ひゃら ぴ~ひゃら
どんどんどん
かんかんかん

と、思わず踊りだしたくなる
お囃子の音色が聞こえてきました。

あ~、そういえば
近くの神社が夏祭りをやっていることを
思い出しました。
家から徒歩で5分ほどのところにある
小さなかわいい神社は天照大御神をお祀りしてあります。

お囃子の楽しげな音色に誘われて
お散歩がてら出かけてみました。
境内の中に作られたステージで
笛、太鼓、鐘がお囃子を演奏し
ひょっとこお面をつけた人たちが
軽やかに陽気に踊っています。

演奏をずっと聞いていると
体の中の日本人のDNAがなんだか
むずむずと動き出しそうな・・・
そんな懐かしい響きでした。
演奏も、踊りも
素晴らしかった~♪

それで、ステージが終わってから
関係者の方に伺うと、
隣町に古くから続く「お囃子保存会」というのがあり
江戸時代からのお囃子を伝え続けているとのこと。

知らなかった~!
隣町にある「お囃子保存会」のことなんて!

日本人の音の原風景であるお囃子のようなメロディーは
積極的に子供たちに聞いてもらうべきですよね・・・
だって、聞いた経験がないと
「懐かし~」って気持ちも湧いてこないし。

お父さんやお母さんと行った夏祭り
買ってもらった綿あめの匂い、ラムネの味とともに
幼いころの夏の「原風景」として
お囃子の軽やかなメロディーが
ふとしたことでよみがえる・・・
これって、心の中の宝物ですね。

これから秋にかけて
近場の秋祭りにでかけ
お囃子やお神楽など見てみたくなりました。
コメント
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