「芝居がしたいだけなんだ・・・」

ひょんなことから来年の4月の
東大演劇部OBの定期公演に参加することに。

「今回はシェークスピアの『真夏の夜の夢』なんです。
　　妖精が登場するシーンにライアーで演奏してもらえますか？」

「もちろん！　喜んでライアー演奏させていただきますよ～」と
昨日、初めて演劇部OBの方々の稽古にお邪魔しました。

会場に入って正直びっくり・・・しました。
というのは、OBの方々の年齢が・・・高い・・・のです。
70代半ば～というメンバーで
50年以上も一緒に芝居を続けているとのこと。

台本読みが始まると私は鳥肌が立ちました。
一見品のいいおじいさん、おばあさんに見える方が
（失礼しましたっ！）
一瞬で役になりきり
登場人物そのものになってしまったのです。

「う・うまいっ！」

心の中で静かに叫んでしまいました。

みなさん、そろってお元気ではつらつとしていらっしゃる。
舞台を作り上げることは相当に体力が必要かと思われますが
きっとみなさんの若さの秘訣は、
現役で役者をやっていることなんでしょう。

帰りの電車でご一緒したメンバーの方に
「みなさんすごいですね～
　50年以上も一緒に舞台をやり続けているなんて・・・」
というと

「みんな・・・ただ・・・
　　芝居がしたいだけなんですよ・・・」

私は演劇のことは全く知識がありませんが
なんだか、とっても感動した夕べでありました。

来年の4月に日本橋劇場で4回公演あります～。
また詳しいこと分かり次第お知らせいたしますね。

東大演劇部OBの方々のお芝居を是非見ていただきたいです。

さて、稽古はこれから段々本格的になってきます。
私は普段はソロ活動なので
大勢で何か一つのものを作っていくということが
とても新鮮に感じます。
（衣装部の方が妖精の衣装を
　　私にも作ってくださるとのこと・・・きゃっ♪）

生涯現役・・・目指したいです！