ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

七夕コンサートに寄せて(その4)

2024年06月28日 | ライア-日記
あっという間に6月もあと3日になりましたね~。
今日はまさに梅雨の天気で、一日中雨が降っていました。

2週間後の7月13日(土)に小倉さちこさんと2人で
ライアー七夕コンサートを開催いたしますが、
そもそも、このコンサートをしましょう!と決めたきっかけがありました。

それは、ちょうど1年くらい前に
工藤奈巳さんと松本優子さんのライアーコンサートを
小倉さんと一緒に聴きに伺いました。
その時のコンサートで工藤さんと松本さんがジョン・ビリングさんの
「Tanabata Wish for Tohoku(2011) (七夕の願い 東北のために)」という曲を演奏なさっていました。

この曲はライアー界大御所、もはやレジェンド!と言っても過言ではないジョン・ビリングさんの曲です。

2011年の東北震災の復興を願って作曲なさった曲で、2011年後のジョンさんの演奏会でたびたび演奏されていたり。
確か、ジョンさんのワークショップでも取り上げられた曲だったかと・・・記憶があいまいですが・・・

それで、小倉さちこさんと、改めて「この曲はいいですね~、弾きたいですね!」ということになり、「それなら来年の七夕の時期にコンサートしましょうよ!」と話が盛り上がったのが、ちょうど1年ぐらい前の事でした。

ということで今、一生懸命この曲を練習しているところです!
転調が多く、♯が6つになったり、高音が続いたりと
かなり難しいのですが、いろいろな場面がつづら折りのように展開していき
とっても美しい曲です。

ジョンさんはこの動画では悠々とおひとりで演奏なさっていますが、
普通ではとてもひとりで弾ける曲ではなく(汗)、
私がソプラノパート、小倉さんがアルトパートを演奏いたします。

それでは、ジョン・ビリングさんの
「Tanabata Wish for Tohoku(2011) (七夕の願い 東北のために)」をどうぞ!

John Billing / Lyre concert vol.7
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A Fairy's Love Song 再び!

2024年06月23日 | おんがく日記
先日のブログ記事で、オランダ人の2人のおじさまがライアーでアンサンブルしている動画をアップいたしました。
妖精のラブソング「A Fariy’s love song」です。
この曲は日本のライアー愛好家にはあまり知られていないかもですが、
ヨーロッパではライアーアンサンブルで弾いているのをよく耳にしました。
ジョン・ビリングさんもたしか、アンサンブルの楽譜を作っていたような・・・

この妖精のラブソングは、スコットランドの北部の「ヘブリディーズ諸島」に伝わる古い歌です。
ヘブリディーズ諸島には美しい歌がたくさん、たくさん伝わっています。

妖精の男の子が人間の女の子に恋をして、2人は仲良くなるのですが
2人の事を知った女の子の家族が
女の子と妖精を引き離してしまって、
もう、彼女とは会えない・・・と嘆いているうたです。

まあ・・・、女の子の両親にしてみたら
自分の子供が異次元?の妖精と恋仲になっていることを知ったら
びっくり!仰天するのは当然といえば、当然ですよね。。。

この曲のご紹介ついでに、歌バージョンもアップいたします。
使われている楽器はハープです~。

A Fairy's Love Song - live on Radio Adelaide
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明日は夏至です!

2024年06月20日 | ライア-日記
明日、6月21日は夏至ですね~。
ケルトの妖精伝説が残る地域では、「夏至」の日は魔法の一日です。
妖精の住む「あちらの世界」と
人間が住む「こちらの世界」の間の扉が開くらしいのです。
だからこの日は妖精が現れるという言い伝えがあるとのこと。

オランダ人のおじさん二人がライアーでアンサンブルする曲は
「Fariy’s Love Song」です。妖精のラブソング!
スコットランドの北のヘブリディーズ諸島に伝わる民謡です。

人間の女性に恋をした男性の妖精の物語。
ということで、ぜひぜひクリックしてお聴きくださいませ!

Fairy's Love Song in duet.
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一音成仏!

2024年06月11日 | 2016年中国旅日記
先日の八ヶ岳のライアーワークショップでは
ライアーが好きすぎる私がついついアツく語ってしまったことがあります(笑)
それは、「一音成仏」という言葉です。
「一音」ですべてが足りている。
    「一音」の中にすべてが含まれている・・・

ワークショップに参加の皆様に
ライアーの1つの音を丁寧に出していただきたくて、
たった1つの音の大切さを分かっていただきたくて
たった1つの音が広がっていく様子を感じていただきたくて
「一音成仏」という言葉を引用しました。

この言葉のことは、ずいぶん前にこのブログで書いたことがあったな~と思い出しました。
なんと!16年も前(どひゃ~~~笑)2008年の9月に書いておりました。

そこの記事を転載いたしますと・・・
*******
尺八の世界に 「一音成仏」 という言葉があるというのを
つい最近知りました。

2008年9月12日(金)に蒲田の「アプリコホール」で行われた
ライアー界の唯一無二の超絶技巧師であるジョン・ビリング氏の
コンサート会場で、ばったりと知り合いに会ったのですが・・・

この方は私のライアーの音源が載っているサイト
http://www.musical.jp/harp/snd/L1.htm
で、ライアーの音色を聴いたのをきっかけに、
ときどき私の演奏を聴きにいらしてくださる素敵な女性です。

その彼女と、「せっかくだから、ランチでも・・・」 ということになり
ジョンのコンサートのあと、お昼ごはんを食べているときに話題に出た言葉が
先の「一音成仏」

「みのさん、尺八の世界には 『一音成仏』 という言葉があるんですよ。」

初めて聞きました。その言葉。
聞けば、その方はなんと尺八を習ってたとのこと。

「一音成仏」

つまり、「一音」ですべてが足りている。
    「一音」の中にすべてが含まれている・・・

私はこの言葉を聞いて、「ナルホド」と納得することがありました。

というのは、今現在、世界のなかで一番ライアーを弾いている人が多いのは
本場ドイツではなく、この日本だからです。
それも、「人数のけたが違うっ!」ってくらい
たくさんのライアー愛好家がいるのです。日本には。

ライアーの「いのち」は
一本、一本の弦が紡ぎだし、空中にたゆたふ「一音の響き」です。

その「一音」の中に、その「一音」の響きの中に
「すべて」が含まれている・・・かぁ。
  深いな~・・・

日本人は、無意識にそのDNAに「一音成仏」を理解するこころがあり、
だからきっと、西洋人よりも多くの人がライアーに反応して、
そして 「この楽器をやりたいっ」 と思うのかなと。

「一音成仏」の世界とはまったく真逆、対極の
たくさんのライアーの音色を高速で軽やかに操るジョン・ビリング氏の
演奏会の後に、この話を聴けたのもとっても不思議で・・・・

ジョンの素晴らしいコンサートの余韻の中で
「一音成仏」 ということばが、私の頭の中をぐるぐる駆けめぐっていました。
*******引用終わり

16年前からず~~~っと同じことを考えているのかと思うと、しつこいのか、進歩がないのかわかりませんが(笑)

でも・・・
たった一つの音の中にすべてが含まれているって、素敵なことではありませんか♪

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昨日は、八ヶ岳 ライアーワークショップでした!

2024年06月09日 | 演奏のあとさき
昨日は、八ヶ岳にてライアーワークショップを企画していただきました。
特急あずさ号に乗ったのも久しぶりで、プチ旅気分を味わえました♪

参加者は20名で、地元の山梨や、長野からのご参加の方もいらっしゃいましたが、愛知県や三重県からのご参加の方もいらっしゃいました!

今回のワークショップを企画していたいたのは、八ヶ岳の地元で活動なさっているKanonさん、そして愛知県でアフロディーテの竪琴を製作していらっしゃる林さんです。

それぞれの方が、それぞれの生活の中でライアーに出会って、
そして、日々ライアーを弾いていらっしゃるんだな~と思うと、
じんわりと感動すら覚えました。
というか、かなり感動していました!

ワークショップでは、私が一番重きを置いている「1音の大切さ」「音・響きの空間を聴こう!」ということをアツく語ってしまいました(笑)
みなさんで、ライアーの音を重ねたり、アンサンブルしたり、
交流を深めたりと、楽しい1日となりました。
ご参加いただいた皆様、そして企画していただいた主催の方には心より感謝申し上げます。

ワークショップは企画していただけましたら、出張いたします!
もしも、「ワークショップをやってほしい!」というご希望などございましたら、お気軽にお問合せくださいませ♪
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あっという間に今年も折り返しです!

2024年06月05日 | 日々思うこと・・・
あっという間に今年も6月になりました~。
あじさいの花がきれいに色づき始めています。
今日はそこまで気温は上がらなかったので、日陰はさわやかでした♪

最近出会った素敵な言葉があります。
英語なのですが、
「Everyday life is special  
   and worthy of being celebrated.」です。

直訳すると
「日々の生活は特別で、お祝いされる価値がある」ですが、
日本語に直訳すると、なんだんか味気なくなってしまいます(笑)
文才がないので、良い訳が付けられないのが残念ですが~。

でも、「日々の生活こそがお祝いしてもいいくらいに特別!」と思うと
特に非日常のイベントを求める必要もなく、
いつもやっている、食事、料理、そうじ、ライアー練習などなどが、
一気に新鮮味を帯びてきて、いつもの作業が楽しくなるのが不思議です。

一生は日々の生活が一日、一日と積み重なっていくわけですからね~♪

ということで、今日もうれしい日、そして明日もうれしい日だわ~と、おめでたい気分の私です(笑)

HPも地味に更新いたしました!


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7月13日 七夕コンサート満席となりました!

2024年05月30日 | ライア-演奏予定
7月13日開催の小倉さちこさんとコラボの七夕コンサートは
おかげ様で満席となりました。

最初は60席ということにしていたのですが、60席があっという間に予約が入り、70席まで増席いたしましたが、満席となりました。

たくさんのご予約ありがとうございます!
お越しいただいた方々に楽しんでいただけますよう、心を込めて演奏いたします♪
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素敵すぎます・・・♪

2024年05月25日 | ライア-日記
2019年2月にシェアした動画ですが、
5年も過ぎてしまって、すっかり忘れていたのですが(汗)、
ふと思い出しました!

5年前の記事はこちらです。

この動画の
8分45秒からご覧くだいませ~!
8分45秒からですよ~!!!

ブラジル人?のかわいいおばあちゃんが
ライアーで「The Water Is Wide」を弾き語りしています。

素敵すぎて・・・
やっぱり「だから、ライアーが好き! 」って叫びたくなります♪

La Plena Distra Vespero de NASK 2018 (3/3)
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七夕コンサートに寄せて・・・(その3)

2024年05月19日 | ライア-演奏予定
前回の記事で、20年前の2004年にメーリングリスト「ライアーフリーク」のオフ会から「フローリア」というライアーアンサンブルが誕生して、小倉さちこさんの素敵なアレンジの曲(ディズニーメドレーなど)を引っ提げて発表コンサートを開催したということを書きました。

その当時、ライアーでポップス系を弾くグループはほとんどいなかったので、私たちフローリアは、ライアーでポップな曲が弾けることがうれしくてうれしくて!

コンサートの時に何を着ようか?ということになり、
たまたま見かけたアオザイ(ベトナムの民族衣装)が素敵だったので、みんなでアオザイを舞台衣装として着用しよう!と、これまた大いに盛り上がり(笑)
メンバーで、池袋の民族衣装を売っているお店に買いに行き、めでたくコンサートで着用した訳です!
その時の写真です~笑


さすがに、私と小倉さん以外は顔出しはNGと思われますので加工しました(汗)。
20年分若いです!
その当時、私はザーレムライアーのトネリコを弾いていました!

ということで、2004年10月のフローリアの初コンサートも無事終わり、打ち上げでは大いに盛り上がり、すご~く楽しかったです。

が・・・。
私にとってはフローリアのメンバーと一緒にライアーアンサンブルすることはあくまでも楽しい「イベント」だったのです。
とにかく私は家で一人であれこれ試行錯誤しながらライアーを弾くことが好きでしたし、それが当時の私自身の精神を保っていました。
ですから、フローリアのコンサートという「イベント」が終わった後は特にアンサンブルへの執着もなく、実にあっさりとグループを脱退してしまいました(汗)(←実に自分勝手な人間です。。。)

小倉さちこさんも当時からすでにカルチャーセンターなどで教え始めていらして、講師業、演奏などが忙しくなりほどなく脱退・・・。

ライアーアンサンブル「フローリア」自体はメンバーが入れ替わりながらもその後しばらく続いていたようでした。

フローリアを脱退した私と小倉さんはその後、何回か2人でアンサンブル演奏の機会があり、コンサートを2人で開催したりしていました。
今回の七夕コンサートで小倉さんと2人で演奏するのは、5回目になります。

と、あれこれと思い出すままに書きましたが・・・。
20年の年月は長いですね!
今やライアーでポップスやディズニーを弾いても「それが何か?」って感じですから(笑)

7月13日の七夕コンサートはあっという間に残席が少なくなってきました!
ご興味ある方はぜひぜひお早目のご予約をいただけましたら幸いです♪
詳細はこちらです~。

*** 七夕ライアーコンサート***

*日時:2024年7月13日(土)14:00開演(13:30開場)
*場所:雑司ヶ谷音楽堂  東京都豊島区雑司ヶ谷2-17-12 
    電話:03-5960-4515
    雑司ヶ谷音楽堂のHP https://zoshigayaongakudo.com/

地下鉄・副都心線「雑司ヶ谷駅」3番出口(目白道り口)より徒歩5分
JR目白駅より 都バス61系統 新宿駅西口行
「高田1丁目」で下車して徒歩3分
*参加費:3500円 全席自由・要予約(60席)
*出演:小倉さちこ 三野友子
*お申込み、お問合せは「お問合せフォーム」
http://www.dolphin-harmony.com/mailform.htm
お名前、ご希望人数、ご連絡先をお知らせ下さい。折り返し参加費のお振込み先をお知らせ致します。


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七夕コンサートに寄せて・・・(その2)

2024年05月17日 | ライア-日記
前回の記事で、21年前に「ライアーフリーク」というメーリングリストのオフ会で小倉さちこさんに初めてお目にかかったという所まで書きました。
前回の記事はこちらです。

ライアーフリークのオフ会で何度か集まってワイワイやっているうちに、
大いに盛り上がって(笑)アンサンブルを結成しようということになりました!
そういう時にまずは、アンサンブル名を何にするのかで、またひと盛り上がりします(笑)←これってあるあるですよね~♪
あれやこれやアンサンブル名の候補が出ましたが、最終的には
フランス語で花が咲くという意味の「フローリア」という名前に決まりました!

その「フローリア」で演奏会(発表会?)をしようではないか!と、みんなの鼻息が荒くなり、演奏会を開くホールが見つかり、「ライアーアンサンブル・フローリア」のコンサートの実現に現実味が帯びてきました。

しかし・・・21年前当時は(今もそうですが・・・)、ライアーのアンサンブル用の楽譜はないのです。
その当時、もうすでに様々なライアーグループが存在していましたが、そのグループはクラッシック音楽のピアノ譜とか、人智学系の難解な曲などを弾いている場合がほとんどでした。

しかし!!!私たちのフローリアには小倉さちこさんがいました!
小倉さんはいろんな曲をさらさらと、ライアーの3声用にアレンジしてくださったのです。

私たち「フローリア」には野望がありました(笑)。
それはその当時、ライアーではほとんど弾かれたことがないポップス系の曲をライアーでアンサンブルしようではないか!という野望でした。
その野望がかなったのは、言うまでもなく、小倉さちこさんがライアー用のアレンジを作ってくれたからでした。

私たちがコンサートのために準備している、ちょうどその頃に「ライアー響会」が創立されました。
そのライアー響会の集まりの中で、ミニコンサートのコーナーがあったので、「フローリア」も出演してまずは腕試しをしょうということになりました。

ということで、私たちは小倉さんのアレンジのディズニーメドレーを引っ提げて(笑)、ライアー響会のミニコンサートで演奏したのです!
ライアー響会は、人智学系の王道の集まりなので、今から考えたらディズニーメドレーの演奏はかなり場違いであったと思いますが(汗)・・・。
私たち、フローリアのメンバーは、場違いな空気など読めるはずもなく(笑)、ライアーでディズニーの曲を演奏できたことに大いに満足していました。

実際問題としてはメンバーで集まって練習したり、話し合いをする中で、まあいろいろありました(笑)。
メンバーも入れ替わりがあったりして最終的には、6名で2004年10月に蒲田のアプリコホール(小ホール)にて、コンサート(無料)を開催したのでした!
あれから20年なのですね~♪

100名収容できるホールには、どこから湧いてきたのか(笑)、たくさんたくさんの方にお越しいただき、私たちフローリアのメンバーはコンサートの出来映えに大いに満足していました!(今から考えると、冷や汗ものだったのですが・・・)
つづく・・・
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