ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

ライアーアカデミーの始まり!

2024年08月14日 | 2024年 ドイツの旅
今回のドイツ旅行の目的は1週間の「Internationale Sommer-Akademie Fur Leierspiel」(ライアーの夏のアカデミーコース)に参加するためでした。

2018年から毎年コロナの間も開催されて、今年で7回目を迎えます。
講師はドイツ人智学ライアーの大御所の
クリスチャン・ギーリッシュさん、マルティン・トビアーセンさんの2人です。
2人とも、音楽経験が豊かで、ライアーを弾くだけではなくたくさんの作曲もなさっています。

そんなお二人の元に11名の参加者が集いました。
ドイツ人6名
日本人3名(私を含めて)
ブラジル人1名
オランダ人1名

日本人が私以外に2名もいますが、
1人は在ドイツ20年以上のバイオリニスト
もう1人は在アメリカ20年以上の女性です。

ライアーアカデミー開催の場所は、ドイツの中部のビュルツブルグという都市からローカル線で約30分で下車して、そこから車で12キロ離れたところへ連れて行ってもらいました。

開催場所は「Schloss Seehaus」(ゼ―ハウス城)という所です。
とにかく、1500年代~ということなので古くて風格があり、まるで博物館のよう。

トップの画像がゼ―ハウス城です。
Schloss というドイツ語は日本語では「城」なのですが、
館、荘園という雰囲気でしょうか。
このゼ―ハウス城のサイトはこちらです。

この館には古い楽器がたくさんあります。
今の館の主のヤンさんが現役テノール歌手なので、音楽関連のイベントがわりと頻繁に開催されているようです。

見た目は優雅ですが、実際にここに宿泊するとなると・・・汗
だって・・・ふる~い館ですよ・・・!
この件については、また後日書きたいと思います。

まずは、一週間のアカデミーのプログラムです。

9:00~9:30 体を動かしたり、キンダーライアーで音を出したり。
9:30~10:30 全体演奏 ギーリッシュさんもしくは、トビアーセンさんの指導で。
11:00~13:00 個人レッスン 2人の先生の個人レッスンを1週間で2コマづつ受講できるのです(喜!)
13:30~ お昼ごはん
14:30~15:10 個人レッスン
15:30~16:30 全体演奏 ギーリッシュさんもしくは、トビアーセンさんの指導で。
17:00~ アンサンブル練習 現地でにわかアンサンブルチームを組みます。
18:30 夕食
20:00~ 夕べの会 日によって何をするかは違いました。講義や、話し合い(ドイツ語ではきつい~泣)、オープンステージ(演奏したい人がライアーを弾く )、8月3日(土)の夜が参加者出演のコンサートなので、そのリハーサル、準備などなど。

空き時間はお茶したり、散歩したり、アンサンブル練習したり、個人練習したり。

庭はこういう感じです。


私は通常は早めに寝るので、午後8時からまたがっつり!はきつかったですが(笑)

ということで、このブログ記事は私自身の備忘録でもありますので(笑)
ちょっと退屈な記述が続いて申し訳ございませんでした・・・。
ということでまた続きます!
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久しぶりにドイツへ行っていました♪

2024年08月12日 | 2024年 ドイツの旅
毎日本当に暑い日が続いてます~。
このブログは7月22日にアップしたところでしばらくストップしていましたが、7月25日~8月9日まで2週間少し5年ぶりにドイツへ行っていました。

コロナもあったので、パスポートを持って海外へ行くのは5年ぶり。
5年ぶりの海外、ライアーを持っての移動と、新鮮な緊張感を味わいました(笑)

ドイツへ行く目的は1週間の「Internationale Sommer-Akademie Fur Leierspiel」(ライアーの夏のアカデミーコース)に参加するためでした。

このアカデミーコースに参加するのは、2018年、2019年に次いで3回目。
ライアーについての学びを深めていくのは日本では難しいですし、ましてや独学では限界がありすぎます。。。(泣)
やはりライアーが生まれ育ったドイツへ行き、人智学ライアーに長年携わっている巨匠たちの教えを少しでも受け取りたい・・・という思いが募って久しぶりの参加となりました。

旅の備忘録として自分自身のためにも、これから少しづつドイツ見聞録をアップしていきたいと思います!
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7月13日七夕コンサート Tanabata Wish for Tohoku/七夕の願い 東北のために 

2024年07月22日 | ライア-日記
7月13日の小倉さちこさんとの七夕コンサートで
小倉さんとアンサンブルしたジョン・ビリングさんの曲
「Tanabata Wish for Tohoku/七夕の願い 東北のために」を
小倉さんのチャンネルでアップしていただきました!

難易度がすごく高い曲でしたが(汗)、
とっても美しい曲なので、ぜひぜひお聞きいただけたらと思います♪

Tanabata W ish for Tohoku/七夕の願い 東北のために John Billing/ジョン・ビリング作曲 演奏 三野友子&小倉さちこ
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やさしい光で私は目覚める・・・

2024年07月19日 | おんがく日記
スコットランドのミュージシャンにフィル・カニングハム(Phill Cunningham)という男性がいて、彼の作曲の音楽が心洗われるように美しいのです。

「そうだ・・・この曲をライアーで弾いてみたいと思っていたんだ・・・。」
ふと、今日そのことを思い出しました(笑)

この曲を聴いていると、視界が急に広くなってすがすがしい気持ちになると同時に、今の自分でいいんだ・・・という自分へのねぎらいの気持ちが湧いてくるのです。

自分への備忘録のためにここにアップいたします 笑
The Gentle Light That Wakes Me(やさしい光で私は目覚める)

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七夕コンサート ありがとうございました!

2024年07月16日 | 演奏のあとさき
今日は涼しくてほっと一息の一日でした。

7月13日(火)の小倉さちこさんとの七夕コンサートは
おかげさまで無事に終了することができました~。

それぞれのソロ演奏と、2人のアンサンブル演奏だったので
お客様から「見ごたえがありました~!」とうれしいご感想をいただいております♪

ジョンビリングさんの「七夕の願い、東北のために」という曲は、後半シャープが6つも出てくるとっても難しい曲なのですが、本当に美しい曲でした。
なんと!本番の出来が一番良かったという奇跡が起きて(笑)、おかげさまで楽しいアンサンブルでした♪

小倉さんとは知り合い歴21年、二人でコンサートをするのはなんと17年ぶり!ということで、今までのことなどを振り返ると
2人で演奏会が開催できたことって、本当にうれしいことだな~としみじみ感じ入っておりました。

お越しいただいたお客様、お手伝いのスタッフの方、ホールの方
本当にありがとうございました!
そして、何よりも小倉さん、楽しい時間をありがとうございました♪

ホールの2階席はこんな感じです~。


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明日は七夕コンサートです!

2024年07月12日 | ライア-演奏予定
あっという間に明日は七夕コンサートです!
少し涼しくなってきて、ほっとしています♪

明日の会場は
雑司ヶ谷音楽堂 です。

明日ご予約いただいている方々にお目にかかれますことを
心より楽しみにいたしております!


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七夕コンサートに寄せて(その4)

2024年06月28日 | ライア-日記
あっという間に6月もあと3日になりましたね~。
今日はまさに梅雨の天気で、一日中雨が降っていました。

2週間後の7月13日(土)に小倉さちこさんと2人で
ライアー七夕コンサートを開催いたしますが、
そもそも、このコンサートをしましょう!と決めたきっかけがありました。

それは、ちょうど1年くらい前に
工藤奈巳さんと松本優子さんのライアーコンサートを
小倉さんと一緒に聴きに伺いました。
その時のコンサートで工藤さんと松本さんがジョン・ビリングさんの
「Tanabata Wish for Tohoku(2011) (七夕の願い 東北のために)」という曲を演奏なさっていました。

この曲はライアー界大御所、もはやレジェンド!と言っても過言ではないジョン・ビリングさんの曲です。

2011年の東北震災の復興を願って作曲なさった曲で、2011年後のジョンさんの演奏会でたびたび演奏されていたり。
確か、ジョンさんのワークショップでも取り上げられた曲だったかと・・・記憶があいまいですが・・・

それで、小倉さちこさんと、改めて「この曲はいいですね~、弾きたいですね!」ということになり、「それなら来年の七夕の時期にコンサートしましょうよ!」と話が盛り上がったのが、ちょうど1年ぐらい前の事でした。

ということで今、一生懸命この曲を練習しているところです!
転調が多く、♯が6つになったり、高音が続いたりと
かなり難しいのですが、いろいろな場面がつづら折りのように展開していき
とっても美しい曲です。

ジョンさんはこの動画では悠々とおひとりで演奏なさっていますが、
普通ではとてもひとりで弾ける曲ではなく(汗)、
私がソプラノパート、小倉さんがアルトパートを演奏いたします。

それでは、ジョン・ビリングさんの
「Tanabata Wish for Tohoku(2011) (七夕の願い 東北のために)」をどうぞ!

John Billing / Lyre concert vol.7
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A Fairy's Love Song 再び!

2024年06月23日 | おんがく日記
先日のブログ記事で、オランダ人の2人のおじさまがライアーでアンサンブルしている動画をアップいたしました。
妖精のラブソング「A Fariy’s love song」です。
この曲は日本のライアー愛好家にはあまり知られていないかもですが、
ヨーロッパではライアーアンサンブルで弾いているのをよく耳にしました。
ジョン・ビリングさんもたしか、アンサンブルの楽譜を作っていたような・・・

この妖精のラブソングは、スコットランドの北部の「ヘブリディーズ諸島」に伝わる古い歌です。
ヘブリディーズ諸島には美しい歌がたくさん、たくさん伝わっています。

妖精の男の子が人間の女の子に恋をして、2人は仲良くなるのですが
2人の事を知った女の子の家族が
女の子と妖精を引き離してしまって、
もう、彼女とは会えない・・・と嘆いているうたです。

まあ・・・、女の子の両親にしてみたら
自分の子供が異次元?の妖精と恋仲になっていることを知ったら
びっくり!仰天するのは当然といえば、当然ですよね。。。

この曲のご紹介ついでに、歌バージョンもアップいたします。
使われている楽器はハープです~。

A Fairy's Love Song - live on Radio Adelaide
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明日は夏至です!

2024年06月20日 | ライア-日記
明日、6月21日は夏至ですね~。
ケルトの妖精伝説が残る地域では、「夏至」の日は魔法の一日です。
妖精の住む「あちらの世界」と
人間が住む「こちらの世界」の間の扉が開くらしいのです。
だからこの日は妖精が現れるという言い伝えがあるとのこと。

オランダ人のおじさん二人がライアーでアンサンブルする曲は
「Fariy’s Love Song」です。妖精のラブソング!
スコットランドの北のヘブリディーズ諸島に伝わる民謡です。

人間の女性に恋をした男性の妖精の物語。
ということで、ぜひぜひクリックしてお聴きくださいませ!

Fairy's Love Song in duet.
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一音成仏!

2024年06月11日 | 2016年中国旅日記
先日の八ヶ岳のライアーワークショップでは
ライアーが好きすぎる私がついついアツく語ってしまったことがあります(笑)
それは、「一音成仏」という言葉です。
「一音」ですべてが足りている。
    「一音」の中にすべてが含まれている・・・

ワークショップに参加の皆様に
ライアーの1つの音を丁寧に出していただきたくて、
たった1つの音の大切さを分かっていただきたくて
たった1つの音が広がっていく様子を感じていただきたくて
「一音成仏」という言葉を引用しました。

この言葉のことは、ずいぶん前にこのブログで書いたことがあったな~と思い出しました。
なんと!16年も前(どひゃ~~~笑)2008年の9月に書いておりました。

そこの記事を転載いたしますと・・・
*******
尺八の世界に 「一音成仏」 という言葉があるというのを
つい最近知りました。

2008年9月12日(金)に蒲田の「アプリコホール」で行われた
ライアー界の唯一無二の超絶技巧師であるジョン・ビリング氏の
コンサート会場で、ばったりと知り合いに会ったのですが・・・

この方は私のライアーの音源が載っているサイト
http://www.musical.jp/harp/snd/L1.htm
で、ライアーの音色を聴いたのをきっかけに、
ときどき私の演奏を聴きにいらしてくださる素敵な女性です。

その彼女と、「せっかくだから、ランチでも・・・」 ということになり
ジョンのコンサートのあと、お昼ごはんを食べているときに話題に出た言葉が
先の「一音成仏」

「みのさん、尺八の世界には 『一音成仏』 という言葉があるんですよ。」

初めて聞きました。その言葉。
聞けば、その方はなんと尺八を習ってたとのこと。

「一音成仏」

つまり、「一音」ですべてが足りている。
    「一音」の中にすべてが含まれている・・・

私はこの言葉を聞いて、「ナルホド」と納得することがありました。

というのは、今現在、世界のなかで一番ライアーを弾いている人が多いのは
本場ドイツではなく、この日本だからです。
それも、「人数のけたが違うっ!」ってくらい
たくさんのライアー愛好家がいるのです。日本には。

ライアーの「いのち」は
一本、一本の弦が紡ぎだし、空中にたゆたふ「一音の響き」です。

その「一音」の中に、その「一音」の響きの中に
「すべて」が含まれている・・・かぁ。
  深いな~・・・

日本人は、無意識にそのDNAに「一音成仏」を理解するこころがあり、
だからきっと、西洋人よりも多くの人がライアーに反応して、
そして 「この楽器をやりたいっ」 と思うのかなと。

「一音成仏」の世界とはまったく真逆、対極の
たくさんのライアーの音色を高速で軽やかに操るジョン・ビリング氏の
演奏会の後に、この話を聴けたのもとっても不思議で・・・・

ジョンの素晴らしいコンサートの余韻の中で
「一音成仏」 ということばが、私の頭の中をぐるぐる駆けめぐっていました。
*******引用終わり

16年前からず~~~っと同じことを考えているのかと思うと、しつこいのか、進歩がないのかわかりませんが(笑)

でも・・・
たった一つの音の中にすべてが含まれているって、素敵なことではありませんか♪

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