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司法書士 岡住貞宏の雑記帳

アメリカ大統領選挙の「不正」?

2020-11-06 14:36:29 | 世の中のこと

 過熱するアメリカ大統領選挙。ま、日本人としては影響は(小さくないけど)間接的ですね。しかしそれにしてもトランプは保護主義的に過ぎ、またクレイジー過ぎるので、やや左派的ではあっても民主党バイデンの方がお付き合いし易いのではないでしょうか?

 それはともかくとして。

 結局、選挙の最終結果は訴訟に委ねられることになりそうです。トランプ陣営曰く「投票(開票)に不正が行われている」。日本のネット民なども不正に関する怪しい情報・陰謀論の拡散にせっせと勤しんでおり、中にはSNSの運営会社から警告を受ける向きもあるようです。

 どうなんでしょうねぇ、もう少し「常識」を働かせるべきではないですか?ぶっちゃけて言えば、アタマ使えよアタマ、と言いたい。

 全米を二分するような激戦が行われているわけでしょう?その最中、民主党バイデン陣営「だけ」が不正投票を行うことができるなんて、考えにくいですよね。だって社会の各層に熱烈な民主党支持者も共和党支持者もいるんですよ。一方だけがコッソリ・・・なんてことが可能とは思えません。

 コッソリと言いましたが、実際、選挙結果を左右するほどの不正投票を行おうとしたら、全米で何十万、何百万という投票を操作しなければなりません。市会議員選挙じゃないんですよ。10票100票の単位じゃどうにもなりませんがな。何十万何百万枚もの不正投票用紙を、どう準備して、どう持ち込んで、どう紛れ込ませるというのでしょうか。全米各地でそんなことをやって、誰ひとり犯行現場を押さえられない、なんてことがあり得るでしょうか。

 民主党「だけ」が、と言いました。そうですね、そんなことが可能なら熱烈な共和党員だってやるでしょう。むしろトランプ陣営なんて喜んでやりそう(暴言)。でもね、大統領の強大な権限をもってしても実際できないでしょう、そんな大規模な不正投票なんか。それが分かっているのは、むしろ大統領自身なのでは?

 小さな不正行為はあるのかも知れません。しかし、それが全体の結果を左右するとは到底思えないんですよね。そして、そのような小さな不正行為は恐らくお互いさま、両者「おあいこ」くらいなモンでしょう(笑)無論、小さな不正も許してはならないとは思いますが、繰り返しながら、それが選挙結果を左右するようなことにはならないと思います。

 と考えると、やっぱり言いたい。アタマ使えよアタマ。陰謀論もほどほどにしといた方がいいです。

 


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