わが国民はすっかり関心を失っているご様子ですが、本場(?)アメリカでは、いままさにトランプ氏訴追に向けた動きが過熱しているようであります。議会突入をトランプ氏が指示したのではないかという疑いです。
ネット上のニュースは掲載期間が短く、また全文を読めない方もいらっしゃるでしょうから、ごく簡単に要約すると以下のとおりです。
――米下院の特別委員会は6月からの公聴会の結果を踏まえ、司法省にトランプ氏の起訴を促す構え。公聴会ではホワイトハウス元高官(トランプ政権当時)らが、「選挙不正はないと諫言したが、トランプ氏は聞き入れなかった」との旨を証言した。また、公聴会にあたって、トランプ氏に不利な証言をしないよう脅迫されたことを明らかにする向きもあった。しかし、これらの証言をもっても訴追の直接証拠というにはまだ疑義もあり、ハードルは高いとの見方も根強い。――
大統領選直後には、わが国民もかなり過熱していたと思います。過半数とまではいいませんが相当数の人々が、不正だ!不正だ!とトランプ氏を擁護する発言をしていました。「何月何日には全ての真実が明らかになる!」と息巻き、その期限はどんどん後ろ倒しとなり、やがて期限自体が消滅しました。ディープステート(DS)が世界を支配しているなんてヨタ話を大マジメでSNS拡散する輩も見られました。米議会・米裁判制度の自称専門家が急増し、荒唐無稽な理論を展開していました。クラーケンだドミニオンだグアンタナモだと、にわか仕込みの横文字を口角泡飛ばして羅列するオッチョコチョイもいました。
母さん、あの人たち、どうしたでせうね?
あの人たちの中には門田隆将氏・百田尚樹氏などという有名人もいたはずなんですが、どうしたでせうね?
トランプ氏が実際に訴追されるかどうか、それはまだ上記報道のとおり分かりません。しかし議会突入を指示したかどうかはともかく、「選挙不正はあったのか、なかったのか」という問いについては、もはやはっきり答えが出ているのではないですか?元高官や側近がそろって、「トランプ氏に『不正の証拠はない』と意見したが、聞く耳を持たなかった」と。その中にはイバンカ・トランプ氏もいます。曰く、「私は選挙不正を否定したバー司法長官の意見を受け入れた」。
あの人たち、恥ずかしくないのかな?それとも、もう忘れてしまったのかな?
あの当時は真実がよく分からなかった?そんなはずないですよ。当時、不肖私も下記のとおり意見を述べさせて頂いております。この意見を要約するならば――ちっと頭使えば分かるだろ?この〇〇――ということです。
市井の人でも、ましてや有名人であればなおさら、自分の表明した意見に責任を持つべきなんじゃないですかね。間違っていたなら間違っていたと、訂正を表明してしかるべきでは?
おとしまえは、ヤ〇ザの専売ではなく言論の世界にもあり得ることです。おとしまえをつけるべきなのではないでせうか、あの人たち。
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