錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

らっきょう島のクワガタはマジ面倒

2020年07月22日 | 昆虫・植物

ここ沖永良部島に生息するノコギリクワはマジで面倒なのです。
何故ならば・・・・
内地で採集する方法とは全く違うのです。
まぁ、“百聞は一見に如かず”で上の画像をご覧ください。
2匹のクワガタが写っているのですが分かりますか?
そして、このノコギリクワガタは必ず5~6mも上の枝に止まっていて内地のクヌギ感覚で探すと手にすることは難しい。


で、この理由は細い枝から滲む樹液を吸っているのです。
要するに、ここが食事と出会いの場所なっているんですね。
ちなみにオレンジの手がオキノエラブノコギリクワガタで黄色の手がオキノエラブヒラタクワガタです。


だから地上に近い場所に、いくら美味しそうなトラップを仕掛けても確率は低い。
いや、超低い。
と、言うことで・・・・
トラップを仕掛ける場所は5~6mも上の枝。
それも大抵がクスノキ科のタブノキに限定されているので、この木を知らないと話にならない。
ただ、どうしても手に入れたい方はライトトラップをすれば入手の確率は高くなる。
しかーし!
この方法には風速や風向きに加えて月明かりなどの条件を全てクリアした上で、絶妙なポイントへ向けて光を照射しないと結果が得られない。

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