錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

下は虫、上は人が食べるモノってな~んだ!

2020年03月01日 | 昆虫・植物
タイトルの『下は虫、上は人が食べるモノってな~んだ』。
この答えが分かります?
ヒントは・・・
はい! 👇これ。


クワガタやカブトムシを飼育する人だと直ぐに分かると思いますが、虫に関して全く縁のない人だと分からない。
そこで、少しばかり説明すると・・・・
これは菌糸ボトルと言ってキノコを栽培するボトルなんです。
で、このボトルのキャップを外し、適度な湿度と温度で管理するとボトルからニョキニョキとキノコが伸びてくる。
そして・・・
このボトルの中にエノキダケの菌を詰めるとエノキダケが伸びてきて、マイタケの菌を詰めるとマイタケが収穫できるのです。
と、言うことで・・・・
店頭に並ぶキノコの下部分を良く見ると、このボトルの形で丸くなっているのです。
ただ中にはエノキダケのように生えた株を半カットや4分の1カットされていモノもありますが・・・・
で、そんな菌糸ボトルが先日に届きました。
が!
いくらキノコの元となる菌糸体といっても、こもまた生き物なので呼吸をしています。
だから状態を落ち着かせるために数日ほどボトルを静かな場所に置いといて・・・


そこへクワガタムシの幼虫を入れる。
ただし、外からカビなどの雑菌を混入させないように使う器具のアルコール消毒とかは欠かせませんけどね。
ちなみに今日はオオクワガタの幼虫と先日に割りだしたオキノエラブヒラタクワガタの幼虫を、この菌糸ボトルへと引っ越しさせました。
そして、これは余談なのですが・・・
このボトルに詰められた菌糸はというとオオヒラタケの菌糸体なので、油断していると立派なオオヒラタケがフタを押しのけて伸びている事があるのです。
もちろん、そんな時は収穫してバター焼きなどで食べられるんのですが、キノコが成長すれはするほどボトルの中の菌糸体は劣化していくので幼虫たちの成長は見込めない。

と、言うことで・・・・
タイトルの “ 答え ” は菌糸ボトルでしたぁ。

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